6月15日JBイースタン桧原湖第2戦エバーグリーンCUPが開催された。
湖はスポーニング全盛期。前日同湖で開催されたJBIIシリーズではサイトフィッシングが上位のメインパターンとなった。ウエイイン率・リミットメイク率も100%と「最高に釣れるコンディション」。
明けて15日。曇り空・微風。暑くも寒くもない快適な天候のもと開催された。東北・甲信越・関東エリアから集結した145名の参加者が思い思いのエリアへ散っていった。全体的には月島・早稲沢が人気となったようだ。
スポーニングベッドのバスの多くが姿を消し、グッドサイズを狙って釣るのが困難な状況。前日にくらべ全体的なウエイトは大幅にダウンし1キロ後半の戦いとなった。
今回からいかり潟周辺の禁止エリアが拡大され、マイスポットを失った選手もいたようだが、吉田博史はその裏をかいた戦略でお立ち台の頂点に立った。同選手は、禁止エリアの境界線をGPSに入力。ディスプレイに表示される境界線からはみ出さないように注意しながら、プレッシャーの低いこたかもりキャンプ場沖を攻め続けた。結果、650~800gでそろえ唯一の2キロオーバーでお立ち台の頂点に立った。
2位の原田剛は、ブッシュにテキサスリグを打ちまくり、全てラージマウスで揃えて1970gをマークした。3本で2キロ前後という、数年前までは考えられないウエイトが続出している今年の桧原湖。その背景には、ラージマウスを狙って釣れるようになった事も、一つのポイントとなっているようだ。ワールド最終戦のウエイトが今から楽しみな今年の桧原湖であった。
報告:NBCNEWS