
今月に入って突然雪が降ったり、強い風が吹き荒れたりと、安定しない天候が続いている河口湖だが、やっと桜のつぼみがほころびはじめ、ワカサギが産卵のために群れを作っている姿が見られるなど、湖畔は徐々に春めいてきている。そんな4月8日、JBイースタン河口湖Cの第1戦が開催された。
河口湖は朝のうちに小雨が降り午前中は雲が多く、11時頃から日が差し始めると一気に気温が上がるという山上湖らしい天候となった。7位の池田豊選手によると、昨夜からの冷え込みで朝のうちはバスが深い水深に移動し、感覚的に前日より1mほど沈んでいたようだったとNBC NEWSに語ってくれた。このため、普段から河口湖に通いつめている選手たちでさえ、魚を見失ってしまったのか、半数以上がノーフィッシュという結果に終わった。
しかし、釣れればサイズがよく1尾の平均ウエイトは600~1000g。本大会で唯一リミットメイクを果たした、阿部進吾選手は3キロを超えるハイウエイトを持ち込んだ。残念なことに阿部選手はフックのみのペナルティーで1キロマイナスされてしまったが、それでも2位の田畑二郎選手を引き離し、JBイースタン河口湖Cの初戦を大いに盛り上げてくれた。
報告:NBCNEWS N