
中国地方も梅雨が明け夏らしくなってきた8月8日ウエスタン旭川ダムB第2戦カツイチルカップが開催された。
B第1戦終了後、一気に水位が減水して,前週8月1日の旭川チャプター旭川湖は延期となり,ダムの水位をみる限り今回こそはダメかと思われたが,異常気象の象徴か?本来西側からやってくるはずの台風10号が7月31日から8月1日夜にかけて、東側からやってきて、(しかも季節はずれ)吸いこまれるように四国と、中国地方を直撃し、各地で被害が出るほどのかなりの大雨を降らせた。ほっとしたのもつかの間8月4日の水曜日から5日の木曜にかけて,台風11号が急発生してまた紀伊半島から四国、中国地方に影響を与えて被害が出ている地域に追い討ちをかける形となってしまった。ダムというのは本来水が溜まる所に有るものなであろうか?篠原大橋(通称ロッポン橋)周辺まで減水していた水位は一気に回復、ダムの水位はほぼ満水で前日、土曜日を迎えた。
土曜日、水位は満水に近い。気温は相変わらず高すぎるくらい。前週までプラが出来なかった関係で,筆者も含め今回もたくさんの選手がプラに来ている。急に水位が回復したので,今回もほぼ全湖を回って、魚を探してみた,水温は雨の後でやや低め,入ってくる水はかなり濁り気味。しかも水位回復のために中流帯はゴミだらけ船で走りにくい状況であった。昨年のこの時期にあてはめて見ながらプラをしたのだが,思ったより釣れない・・・。前回の大会の様に魚が次の日に消えそうな感じである。それらしきキーパー場を探してプラを終了した。
大会当日、曇り時々晴れ。気温25度~35度。水温は上流23~25度。下流28~30度位。B戦2戦目と言う事で,受付などもスムーズに行えた。今回も船よりスタッフを見送りつつスタートした。今回は急増水の関係からか,夏のセオリーか?筆者のスタートまでの一割位が上流へ、残りの選手はスロープより下流に向いてスタートした。筆者は先ずスロープ付近~釣りをスタートした。
そして検量。皆釣れているだろうと思いながら帰着。ウエイン数はまずまずだがリミットとサイズが伸びず,今回も増減が激しいダム戦での難しい大会となった。結果はエリアを絞ってプラ無しで挑んだ谷 朋典プロが優勝し、2位梶原 和宏プロ3位、中野 晋也プロ4位舟田 智哉プロ5位山本 栄二プロ と言う結果でB第2戦のカツイチカップを終了した。
今回冠を頂きました㈱カツイチ様、遠方より冠スポンサーを代表しておいでいただいた㈱カツイチの土居様、いつも大会時に朝早くからお手伝い頂く中島公園管理事務所島田ご夫妻、ご理解を頂いております地元関係各所にはこの場を借りてお礼申し上げます。
次回は初秋を迎える頃の9月12日ジャッカルカップとして開催します。
写真 藤村耕司、報告 副実行委員長 松本道史