中国地方も梅雨明け間近の7月11日ウエスタン旭川ダムB第1戦デュエルカップが開催された。6月27日の旭川A最終戦終了後2週間、どのくらい夏が進むのだろう?タイトに日程が組まれている為、プラクティスの時間が余り無い関係で、B戦はスタッフ兼任の選手である筆者はAの大会の翌週7月3日土曜日、本戦がエコ戦の為、エコタックルだけを抱えボートに積み込み、広島からすっかり通いなれた道を走りプリプラなるものに出かけてみた。
水位はやや減水傾向。気温は高すぎるくらい。梅雨独特の蒸し暑さである。旭川に着くと A戦からおなじみの選手、B戦からの参戦選手とたくさんの選手がとても暑い中,熱心にプラに来ていた。少し減水の為ランチングにやや苦労しつつダムに出てみた。ほぼ全湖を回ってみて、水温は先月より随分高くなり夏っぽい,水質は雨の後で濁り気味。釣れる所は全域にかなり散らばっている。頑張ったらキーパーそこそこのサイズであるが数も釣れる。場所によっては魚も見える!しかし、良形のサイズでそろえられないので,かなり良いキッカーを交えなければ上位は難しいかな?水位も水質も気になるし・・・。と言う感じでプラを終了した。
余談ではあるが,またまた大会前週に、季節外れにやってきて西日本寄りを通過した台風7号の影響で翌日7月4日、山口チャプターの運営の手伝いに伺った山口県宇部市の小野湖は大風+雨。陸の上で、この調子なら台風の影響で雨が降ってダムの水が回復して良いかな ?と思われたが,肝心の雨は何処へやら、風のみがビュービューで、雨が余り降らずA戦の最終戦同様、翌日の月曜から水位が気になってしょうがない。しかし、雨男の念が通じたのか夕立が幾度もあり、先週から減水してなかったのも幸いし、旭川ダムの水位は減水だが安定水位で行う事が出来た。今度は雨の影響で濁っていると思われる上流の水質が気になりつつ前日を迎えた。
大会前日、曇り時々晴れ。気温25度~32度。
筆者も含めかなりの選手がプラに来ている。晴れたものの、朝から蒸し暑い天候となった。魚のポジション確認のためダムに出て色々試してみた。しかし、先週に比べて魚のポジションが変り,サイズもダウンしていた。狙ってキッカーを釣る方法を探りながらプラを終了した。
大会当日、曇り時々晴れ。気温25度~32度。
水温はかなり高め。ウエスタン旭川B初のエコ大会という事で、緊張した受付、ミーティングとなった。いつもは岸から選手を見送るが,選手のため今回はボートからスタッフを見送る形でスタートした。スタート後半数以上の選手は下流に向いてスタート、残りの2割位がスロープ近くで釣りを始めていた。筆者も上流帯から釣り始めた・・・。
そして検量。リミットメイクがどころか、約半数がノーフィッシュという大変厳しい大会となった。ハイシーズンにしてはとても難しい旭川ダムになった。結果はB戦でも強さ発揮で塩見友広プロが優勝し、2位頼末 敦プロ3位、浦吉 ひろしプロ4位楢村 重明プロ5位濱内 伸彦プロ と言う結果でB第1戦のデュエルカップを終了した。
今回冠を頂きました(株)デュエル様、遠方より冠スポンサーを代表しておいでいただいた(株)デュエルの柴田様、A戦から大会時に朝早くからお手伝い頂く中島公園管理事務所島田ご夫妻、いつもご理解を頂いております地元関係各所にはこの場を借りてお礼申し上げます。次回はお盆前の1番暑い盛り8月8日カツイチカップとして開催します。
写真 藤村耕司、報告 副実行委員長 松本道史