第3戦
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JBマスターズ
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ストーリー2005年6月11~12日茨城県霞ヶ浦でJBマスターズシリーズ第3戦ダイワCUPが開催された。台風4号の接近で開催が危ぶまれたが、初日のスタート時、やや強めの北風が吹いただけで、その後は2日間とも珍しいくらいの穏やかな湖面となり無事に開催できた。また、梅雨入りしたものの、大会中雨は降らず、2日目は真夏を思わせる暑さのなかでの大会となった。優勝はマスターズ2年目の山本栄治選手。初日3302g、2日目2984gと落ち着いた展開で、2位に1ポイント差で嬉しいプロ戦初お立ち台=メジャー戦優勝となった。 DAY1 参加者249名。曇りのち晴れ。気温は19~25℃。朝のうち北風。水温は20℃前半。 スタートシーンを見ていると、南へ下る選手が多い。この時期は色々な釣りが成立するが、やはり北利根川は人気エリアとなった。会場周辺の各浚渫エリアにもポツポツと数艇浮かんでいるのが見えた。懸念された風も、スタート後はおさまり、嘘のようなべた凪となった。午後からは若干風が吹いたが、事故もなく無事に全員帰着した。 この日のトップは会場対岸ドックのみお筋+ハンプ・岬をダウンショットで狙いキロフィッシュ4本キャッチの田村正敏。2位は出船前に「近年になく釣れる」と言っていた増田聖哉。同選手は北利根のアシ、本湖のジャカゴに絡むクイなどをノーシンカーリグの「横引き」で4本キャッチし3635gをウエイイン。3位は北利根川のアシのえぐれをライトラバージグで攻め3488gの加藤俊介。 検量は55%の138名。リミットメイクは4名。なかなかの好成績。持ち込まれるバスは「長い」のが多い。「40チョイで700g」といった魚が多かった。 DAY2 参加者243名。晴れ。気温は30℃近くまであがった。昼前から風が吹いたが、それ以前は非常に蒸し暑い一日だった。 この日も全体的な選手の動きは初日とほぼ変らないが、風が弱く波が無かったため、北利根を見切って本湖浚渫・シャローを回った選手が若干増えたようだった。 2日目トップは古渡シャローをランガンした礒野恒二郎。唯一のリミットメイク達成で4420gを持ち込んだ。2位は「俺の釣り」をやり通したという関正義。同選手にはロッド&リール誌が2日間同船しているので、詳細はそちらで。 検量は100名、割合で42%と、大きく落ち込むことはなく、好調を維持した。昼前から吹いた風がバスの活性を高めたようだった。 総合結果 優勝と3位が北利根川、2位、4位、5位が本湖(詳細はこちら)。2日間3キロが優勝ライン、2キロで賞金獲得、子バス1匹でポイント獲得という結果。去年のマスターズシリーズはかなり厳しい試合が続いたが、今年はなかなかの当たり年?。山中湖・霞ヶ浦と好調が続いている。次回第4戦は07月16日(土)~17日(日) デュエルCUPとして河口湖で開催される。
報告:NBCNEWS H_togashi 関連ページ |