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第4戦

JBトーナメント情報2005

JBマスターズ
第4戦
デュエルCUP

ストーリー

07月16日()~
07月17日()

山梨県 (河口湖)

エコタックルルール適用大会
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ストーリー

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2005年7月16~17日山梨県河口湖でJBマスターズシリーズ最終戦デュエルCUPが開催された。スケジュール上はもう1戦野尻湖が残っているが、それは各大会上位20%が参加できる決勝戦的な意味合い。年間ポイントはこの大会で確定される。例年紅葉シーズンだが、今年は梅雨明け前に最終戦を迎えた。今年の河口湖は暑い。真夏日は年に数日しかないのが普通だが、今年は6月下旬に真夏日が数日あった。今月はやや気温が下がった週もあったが、大会中も最高気温は30℃まで達した。余談だが、去年までほとんど居なかったショウジョウバエやクロメマトイも発生している。

釣果の方は、放流が無いため、去年のような釣り堀状態とはいかない。しかし、シーズナルパターン通りに動いているネイティブ系のバスは確実に存在し、それを追うことができる人は結果を出している。今大会も、ディープのベイトフィッシュに絡んだバスがキーとなった。エリアは信号下沖。結果的に持ち込まれたバスのほとんどがこのエリアから釣り上げられた。大船団となったが、釣り方にキモがあったようで、釣れる選手とそうでない選手の差がはっきり出たようだ。

優勝は加藤俊介。初日トップ、2日目7位とパーフェクトに近い試合運びで2戦連続お立ち台となった。

DAY1

クリックで拡大 天気は薄曇~晴れ。気温は23~30℃。弱風。水温は24℃前後。

7時フライト開始。橋内Uターン組は少数。多くのボートは橋を越えて左右へ散った。産屋水中島・信号下・鵜の島周り・長浜保安ブイ手前のディープが人気エリアとなり、今大会のメインはディープの釣りとなる。その一方で、若干残っているネスト狙いや流れ込み・サンドバーシャローのフィーディング狙いもビッグウエイトが期待できるパターンとして存在した。

結果、283名中検量は38%の110名。リミットメイクは3名。マスターズ戦はキーパーサイズが30cmなので、先週までの大会より平均ウエイトはアップして685gとなった。

クリックで拡大クリックで拡大 トップの加藤俊介(4,475g)と2位の坂木洋輔(3,830g)はともに信号下沖がメインエリアだった。

気になる年間ポイント争いは、暫定1・2位の福島健高橋晃がそれぞれ7位、15位と一歩も譲らない展開となった。



DAY2

2日目も初日と同じような安定した好天となった。

クリックで拡大 フライト後から信号下沖は大船団が形成された。NBCNEWSを始めて7年になるが、この場所にこれだけボートが集中したのは初めて見た。昼前にボートで湖上を回ってみたが、鵜の島周りとグラブ沖以外はガラガラに見えるほどの集中だった。近くの選手に状況を尋ねると「結構釣れている」とのことだった。

結果、データ的には初日とほぼ一緒。通常2日目のウエイトは落ちることが多いが、今回はほぼ変わらず。これは信号下効果だろうか。



クリックで拡大 クリックで拡大 この日のトップは3606gを持ち込んだSHINGOこと渡辺新吾。新吾下、いや、信号下エリアで、魚探に写る映像を見ながら、ルアーの通すコースに工夫をしての結果。2位はシャローをランガンしまくった野村俊介で3匹ながら3,538gを持ち込んだ。TOP50の貫禄を見せつけたが、この2名は残念ながら初日ノーフィッシュ。

初日12位の落合潤がこの日3,512gを検量開始と同時に持ち込み、初日トップの加藤俊介は2本で2216gを持ち込んだ。他の初日上位陣が失速したため、この2名の間に何名割り込むかで優勝が決まる。

ウエイイン終盤になっても、2キロを超える選手は現れず、加藤俊介の優勝が決まった。

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一騎打ちとなった年間ポイント争いは高橋晃の猛追撃をかわして7ポイント差で福島健が逃げ切った。去年のクラシックチャンピオンに続き、JBバスアンラーズオブザイヤー獲得。メジャー2冠達成だ。イベント最後に年間上位5名が壇上へ。皆20代前半。以前話題になった「世代交代」がいよいよ現実になるのか?!

レギュラーシリーズはこれで一段落し、第5戦は09月03日()~04日() マーキュリーマリンCUPとして野尻湖で開催される。

報告:NBCNEWS H_togashi

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