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JBトーナメント情報2005

JB全日本バスプロ選手権

ストーリー

09月24日()~
09月25日()

山梨県 (河口湖)

エコタックルルール適用大会
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ストーリー

9月24日~25日山梨県河口湖で全日本バスプロ選手権が開催され、納谷宏康が東西No1の座に輝いた。

この大会は、今年開催されたJBイースタンおよびウエスタンシリーズの年間上位30%が出場権を獲得。北は岩手県、南は長崎県まで、日本中から283名が集結した。

数日前まで、最高気温が連日25度を超えた河口湖だが、彼岸を過ぎた頃から涼しくなり、水温もゆっくり下がり傾向。大会中は接近中の台風の間接的な影響を受け、2日間とも曇り時々小雨。最高気温も21℃前後とだいぶ涼しくなった。湖のコンディションは、先週から始まった西湖からの放水により、少しは水の動きがあるものの、秋っぽいヌルヌル感・ニゴリが全域を覆っている。最近のトーナメント結果は、上位のほとんどがディープ組。釣り方的には定番のワームの釣りはもちろん、スピナーベイト、クランクベイトのドラッギングなどが効いているようだ。熱いエリア、レンジはワカサギの動きによって変わるらしい。

24日初日は、納谷宏康が4本で3650gを持ち込みトップ。2位に56cmの3キロ近い魚を持ち込んだ外川純と続き、3位から5位までが3キロ台、12位までが2キロ台という結果。リミットメイクは6位の市村直之のみで、ほとんどが2~3匹という接戦になった。人気エリアは、ハワイ・丸栄・鵜の島周辺・西湖放水路など。持ち込まれた多くが、ディープで釣られたバスで、どれも腹がパンパン。しかし、トップの納谷宏康のバスは、ややスマートだが、とてもきれいな魚体で、他の選手とは違う釣りをしているようだった(初日は釣り方をインタビューできない)。

明けて2日目。台風が接近しているようだったが、直接的な被害は無かった。この日NBCNEWSは初日唯一のリミットメイカー市村直之に同船した。同選手は西湖放水路沖のピンスポットで一日の大半を費やしたが、結果はゼロに終わってしまった。前日に炸裂したそのスポットは沈黙し、その代わり、周りのディープフラットでポツポツとナイスキーパーがキャッチされていた(詳細はフォトレポートで)。2日目は五十嵐誠が2匹で2,572gを持ち込みトップ。2位の小野田賢一、3位の望月康彦まで2キロ。そして4位に初日トップの納谷宏康が入り、表彰式を待たずに、同選手の優勝が明らかとなった。

納谷宏康は4日間プリプラに入り、シャローをメインにチェック。結果、毎日4キロオーバー、50アップ数本という「楽しい河口湖」だったという。多くの選手がディープに浮く中、「釣れない」と言われるシャローで一人スペシャルパターンを掴んだ。そして大会初日。プラ通り奥河口湖のシャローで、オイカワにボイルするバスがウィードに潜んでいるところをスモールラバージグで仕留めトップウエイト。2日目は、台風接近中の空を見て、前日までのパターンをきっぱり捨ててビッグバドをキャスト。すぐにグッドサイズがヒットしたため、続行。その後も2バイト、1キャッチで2本ながらも1992gをキープ。その後、晴れ間が出てからは、前日のパターンに戻したが、全く釣れなかったという。天気で転機を生かし、1位・4位とほぼパーフェクトな試合展開で東西チャンピオンの座に輝いた。

総合2位は涼しい~寒い河口湖に強い望月康彦。3位は九州から参戦の釘崎誠治・4位は去年の覇者鹿島英樹。5位に新人堀野健太という結果。

 

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