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JBマスターズイースタンリーグ第1戦がまかつCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2006

JBマスターズイースタンリーグ
第1戦
がまかつCUP
ストーリー

山梨県 河口湖

03月11日()~
03月12日()

フルエコタックルルール適用大会

JB2006 INDEX

ストーリー

優勝橋本洋一

若手の猛攻をかわしベテラン橋本洋一優勝

3月11日~12日河口湖にてJBマスターズイースタンリーグ第1戦がまかつCUPが開催された。その名が示すように今年のマスターズシリーズは東西に分かれての開催となる。参加人数増大に対する処置だが、それでも河口湖にはオーバーキャパシティと思われる239名のトーナメントジャンキーがまだ春浅い河口湖に集結した。

初日写真

初日の気温は氷点下1℃~14℃、日が差し風も強くなくこの時期としては絶好の天候に恵まれた。冬からの流れで畳岩周辺が大人気エリアとなり、終日数十艇がひしめき合った。もう一つの人気は早春バス系の漕艇場~大石エリアで、こちらもかなりのボートが集結した。

この日の結果は検量が16%の40名。殆どがキロアップのバスだった。数年前のワールドシリーズで「世代交代」という話をよく聞いたが、最近の河口湖も見事に当てはまる。ウエイインした選手の顔を見ると、みんな若い。20代前半が圧倒的に釣ってくる。特にヒューマンOB生の勢いは末恐ろしいほどだ。そんな中、ベテラン橋本洋一が2本で4,230gという驚異的ウエイトを持ち込み会場を沸かせた。

2日目写真

2日目。朝から曇天のため朝から気温が6℃もあった。しかし、日中は強風が吹き荒れ体感気温はかなり下がった。また強風でサイト組は苦戦を強いられた。

2日目の検量は10%の26名。トップは去年のクラシックウィナー五十嵐誠。2匹で2,424gをウエイイン。初日と天候が大きく変わったせいか、釣ってくる顔ぶれも変わった。結果的に両日1本づつ持ってくればTOP7、両日キロフィッシュでお立ち台だった。

初日トップの橋本洋一は中盤に1本でウエイイン。自己申告は「600くらい」だったが、公式記録は840g。釣れている数は少ないが、その殆どがキロアップである状況。優勝の行方は最後の最後まで解らないくらいの接戦だったが、若手の追い上げをギリギリ2ポイント差でかわし、ベテラン橋本洋一がマスターズ2勝目をあげた。

優勝宣言をしていた高橋晃は一歩及ばず2位。3位青木大介4位勝又康太と若手ヒューマンOBがお立ち台に3人並んだ。インタビューによれば、3人とも冬からプラクティスをやりこみ(3名とも河口湖在住)、冬~春の進行をきっちり追っていたようだ。対する橋本洋一は今大会で一年ぶりの河口湖らしく、圧倒的練習量の若手を圧倒的経験値が勝った結果となった。

 

報告・写真:NBCNEWS W_togashi

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