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JBマスターズウエスタンリーグ第1戦サンラインCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2007

JBマスターズウエスタンリーグ
第1戦
サンラインCUP
ストーリー

岡山県 旭川ダム

04月21日()~
04月22日()

JB2007 INDEX

ストーリー




“東条湖の帝王”松村真樹選手が開幕戦を制覇!

JBマスターズ・ウエスタンリーグの会場は全大会とも旭川ダムで予定されていたが、減水のため会場を東条湖に移しての開催となった。

サクラの花は散り、季節はスポーニングのピークを迎えようとしていた。大会開催日は大潮の後の中潮で、本命の上流エリア以外にもショアライン沿いのいたるところにネストが見られた。

大会初日は薄日が差す曇り空。前日までは春のストームが吹き荒れたが、この日は比較的穏やかな天候に恵まれた。今シーズンの東条湖は小型が少なく、グッドサイズが増えたという前評判。ただ、127名のマスターズメンバーのフィッシングプレッシャーは計り知れず、各選手ともに不安を抱えて開幕戦の初日を迎えた。

大会初日にバスを持ち込んだのは127名中40名。予想を上回るウェイイン率で、今シーズンの東条湖を象徴するかのように数多くのキロフィッシュが持ち込まれた。

この日トップウエイト(2,960g)をマークしたのは長瀬照之選手で、この日ただ1人4本のキーパーをキャッチ。上流エリアはバッティングが必至で、まずは本流のワンドから入って1本、上流エリアで2本追加、そして深めをブラインドで攻めて4本目を仕留めた。メインに使用したリグはナイル(オリジナル)東播ワーム(グリパン・ブルーラメ)の10gヘビーダウンショットリグだった。

初日第2位は“東条湖の帝王”松村真樹選手。ネスト狙い以外でゲームを組み立て今大会に挑み、最上流に入ったときに目の前に浮かんで消えていったビッグバスをマドネス・マザーワーム3in(かなりクリアに近いウォ-ターメロン)のネコリグでキャッチ。このバスは今大会のビゲスト(2,375g・51cm)で、松村選手の東条湖レコードとなった。釣り方はミドストで、この日はこの1本で2位に食い込んだ。

大会2日目は朝から弱雨が降ったり止んだり。上位に食い込むにはまず2日連続のウェイインが条件となり、初日の上位2選手がこの日もきっちりとグッドサイズをキャッチしたことから優勝争いは長瀬、松村両選手に絞られた。

長瀬選手はワンドの浅場で995gをキャッチしながらもこの1本でフィニッシュ。一方の松村選手は会場前のHドックで浮き気味の700gを取った後にイマカツフラット上流にあるチャンネルで500gをキャッチして2日目のウエイトを1,190gとした。トータルウエイトでは長瀬選手が3,955gでトップに立ったが、松村選手がポイントで3得点上回り、このレイクの“帝王”と呼ばれる松村選手が開幕戦で頂点に立った。

3位にはバグアンツ2inのネコリグでグッドサイズをキャッチした中西靖明選手が入賞。4位入賞は今年の春にヒューマンフィッシングカレッジ大阪校を卒業したばかりの松田直人選手で、得意のジグヘッドで深めのネストを攻略。5位にはTOP50の小林知寛選手が浮き桟橋周りなどをうまく攻めて入賞した。

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