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JBマスターズウエスタンリーグ第3戦JBCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2007

JBマスターズウエスタンリーグ
第3戦
JBCUP
ストーリー

岡山県 旭川ダム

07月07日()~
07月08日()

JB2007 INDEX

ストーリー

上流エリアのグッドサイズを攻略し四国のルーキー、馬淵利治選手が優勝!!

6月下旬からまとまった雨が降り、旭川ダムの水位は順調に回復。今大会の前週までバスはグッドコンディションをキープしていた。
だが、上流の湯原ダムからの放水量が増えたことで一気に水温が低下し、予想以上にバスの活性が低下した。湯原ダムはダムの底から水を抜くため、旭川ダムの水位だけでなく、水温まで大きく左右する。旭川ダム上流エリアの水温は一旦24℃まで上昇していたが、大会1週間前に16~17℃まで急降下。一時的に季節が逆戻りした状態になった。

大会初日は参加124名中、バスをキャッチしたのは75名。九州に豪雨をもたらした梅雨前線にともなう雨雲からは辛うじて逃れることができたが、全体的には水温低下のタフコンディションを引きずっていた。

トップウエイトは2日連続上流エリア!

今大会で最も熱かったエリアは会場周辺の上流エリアだった。最上流は流れがきつく、今回も旦土橋から上流は競技エリア外となったが、スタート地点となった中島公園付近からすぐ下にある採石場付近や、同公園の上流エリアでグッドサイズが多数キャッチされた。

大会初日にトップウエイトをマークしたのは、今年の春にヒューマン大阪校を卒業したばかりの松田直人選手だった。プリプラ、前日プラを通して掴んでいた浮きぎみのバスを釣る“雨の日パターン”が決まり、4本で4,010gをマーク。採石場対岸を流し、サイトで2本、その後は表層から50cmまでをノーシンカーリグ(4inセンコーorスティックシャッド5.9in)で攻めて暫定トップに立った。

初日の2位は松田選手と同じく四国から参加の馬淵利治選手で、会場からすぐ上流側にある小さなワンドやリップラップをメインに、サイトはダウンショット、ブラインドはジグヘッドワッキーで攻めて3本3,168gをマークした。

初日は4kg台1名、3kg台1名、3~11位までが2kg台のウエイトを持ち込んだ。

馬淵利治選手が上流でビッグバス!

大会2日目は天気が回復し、水位が低下した。前日よりも上流エリアに入る選手が増えてフィッシングプレッシャーが高まったが、この日もトップウエイトは上流エリアだった。TOP50の小林知寛選手は、採石場・土管の3mラインをスワンプとリンバーのネコリグ(1/20oz)・ドリフトで攻めてグッドサイズを連発。その後は小谷の4~6mラインをダウンショットで攻め、合計9フィッシュでリミットメイクに成功した。初日はキロフィッシュ1本と出遅れたが、2日目に3,318gのトップウエイトを持ち込み、総合7位まで追い上げた。

2日間の総合成績では、初日トップの松田選手が2日目はキロフィッシュ1本で後退。初日の上位陣がスコアメイクに苦しむ中で、初日2位の馬淵利治選手が1本ながら1,674gのビッグバスをキャッチ。ジグヘッドワッキーのサイトで仕留めたこの1本がキッカーとなり、マスターズ登録初年度で優勝カップを手中にした。

総合2位は藤尾大輔選手で、同選手も会場からすぐ下流にある電線から採石場エリアを攻略。スモラバとスワンプのネコリグを使用し、初日は3本2,674g、2日目は2本1,426gをキャッチした。

総合3位は開幕戦のウイナー、松村真樹選手。小森ワンド付近の中流エリアを攻めて初日に4本2,606g、2日目に2本1,318gをキャッチ。リグはマザーワーム3inのネコリグがメインで、セブンのノーシンカー表層サイトでキッカーを仕留めた。松村選手はシリーズ年間総合成績で一度もトップの座を明け渡すことなく、最終戦へ挑む。

総合4位には安定して上位をキープしている藤井大介選手、5位には古吟公希選手が入賞を果たした。

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