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JBマスターズ決勝戦ストーリー

JBプロトーナメント情報2007

JBマスターズ決勝戦


ストーリー

長野県 野尻湖

10月20日()~
10月21日()

JB2007 INDEX

ストーリー

ディープも上手かった野村俊介 手強い秋のディープスモール戦で優勝!

2007年10月20~21日長野県野尻湖でJBマスターズ東西決勝戦が開催され、全国から集まった138名のマスターズ選手が気難しい秋のスモールと戦った。大会を征したのはシャローサイトで有名な野村俊介。初日2782gで9位、2日目3604gで3位、総合190ポイントでディープ戦での嬉しい初勝利となった。

DAY1

朝夕の冷え込みは厳しいものの、日中は過ごしやすい爽やかな天候の初日(湖上は寒かったか?)。琵琶島~大崎方面および菅川のフラット系ディープとバンク系ディープにボートが集まった。この日のトップは宮川友則。バンクの水深10~15mに絡む岩・立ち木・ハンプ・小さな岬をマイクロクローラー0.9gダウンショットで狙った。十カ所以上のピンスポットをランガン。良いスポットはタイミングをはかって何度も入り直し、5本で4180gをウエイイン。2位は先月のマスターズ第4戦で総合3位の金子常俊。前回と同じ釣りを展開し4065g。3位は長博康。大崎と管川の11mラインをヘビーキャロライナリグで。ルアーはグラブとカットテールを使い5本で3410gを持ち込んだ。

この日はウエイイン率73%と「思ったよりは釣れている」と皆が口を揃えた。

DAY2

「明日は今年一番の冷え込みでしょう」前夜のローカルニュースで。初日の夕方、北風に変わってから急激に冷え込み周りの山も冠雪。2日目の朝は冬を思わせる冷え込みに。それでも晴天だったこともあり、日中は17℃まで気温が上がった。去年の同大会より一週間早い開催だが、山の紅葉はまだ殆ど進んでおらず、思ったよりは暖かい2日間だった。2日目トップはサイトとスモールマウスを得意とする鈴木隆之。YMCAの1~3mでこの時期は異例と言えるサイトフィッシングを展開。1/22ozジグヘッド+インチホグで仕留め、3匹ながら3665gを持ち込み2日目トップに。2位もスモールマウスが得意な澳原潤、そして3位が野村俊介。2日目のこの2名の追い上げが効いて総合2位、1位になった(パターン詳細は該当ページで)。スモールマウス戦はラージと違い2日目以降の釣れ具合が大きく低下することは少ない。今回も2日目のウエイイン率は66%と上々の釣れ具合だった。

RESULT

総合5位は秋の野尻湖に強い有里拓。今回も「有里ブレイク」をメインにロングリーダーのキャロライナリグで2日間合計5666gを釣りお立ち台に。4位は前山智孝。殆ど手元に伝わらないバイトの魚を掛けるために硬いロッド+ダウンショットリグを使用。違和感を感じたらフッキングする方法でビッグフィッシュを選んで釣った。結果、両日3本ずつだが、合計5508gをウエイインした。3位は金子常俊。イースタンマスターズ最終戦と同じ釣りで6163g。2位は澳原潤。初日12位スタートながら、2日目は2位。初日とは違った魚の状態に上手くアジャスト。追い上げが効いて総合2位。そして気難しい秋のスモール戦を征したのは野村俊介。初日9位スタートで、2日目は3位。総合ポイント190での優勝。サイトフィッシングのイメージが強い同選手だが、ディープの釣りで嬉しい初優勝。優勝の野村をはじめ、お立ち台3名はガルプアライブのサンドワームを使っていた。スモールは初ものがお好き?瓶ガルの次は樽ガルが定番化か?

もう一つの戦い アングラーズオブザイヤー決定戦

決勝戦にはもう一つの熱い戦いがあった。2007年アングラーズオブザイヤー決定戦だ。去年は東西上位4名で河口湖で開催された。今年は韓国で行われる予定だったが、諸事情により、今大会と同時開催することになった。イースタンマスターズチャンピオンの山村道祐とウエスタンチャンピオンの馬淵利治の一騎打ち。この大会の総合順位で争われた。結果、山村道祐85位、馬淵利治が67位。四国から参戦の馬淵利治が2007年JBアングラーズオブザイヤーに決定した。

写真・報告 NBCNEWS W_togashi

 

 

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