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JBジャパンスーパーバスクラシック・プロ部門ストーリー

JBプロトーナメント情報2008

04月12日()~
04月13日()

山梨県 河口湖

JBジャパンスーパーバスクラシック・プロ部門

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真

ストーリー

2008年度クラシックウィナーは小森嗣彦

2008年4月12日~13日ジャパンスーパーバスクラシックが山梨県河口湖で開催された。去年よりも更に減水が進んだ河口湖は一年ぶりに訪れた選手を驚かせた。平地では散り始めている桜も、ここではまだつぼみ。それほど寒さは感じなかったが、平地との季節進行の違いを感じた。今年はプロ部門66名、アマ部門27名が参加。去年のようなハイウエイト戦になるのか、放流戦になるのか、期待を込めてスタートを見送った。去年12キロを釣った山木選手に尋ねると「減水し過ぎで去年の場所はダメ、それっぽいところはヘラブナがいっぱい居てミノーを引けない」と嘆いていた。

湖畔をクルマで一周してみるものの、橋外に出ると本当に大会をやっているの?と思うほどボートが少ない。特に勝山より奥はほぼ誰も居ない状況。多くの選手は湖の東側に集まっていたようだ。終日曇天・弱風で釣りはしやすそうなコンディションだった。

初日トップは最近の河口湖で最強と囁かれる荻野元気。唯一の6キロオーバーでその強さをアピール。2位、3位はさすがトップ50と周囲をうならせた**除名**、小森嗣彦が5キロ中盤で続いた。放流魚で揃えて4キロ台20位以内、ネイティブを絡めて10位以内という初日の展開だった。

2日目も初日と似たような天候。大きく異なるのが競技時間。初日より3時間近く短い。こうなってくると、複数日開催の経験に富んだトップ50の選手の強さが際立つ事が多い。

初日トップの荻野は完全なネイティブ狙い。気象変化のタイミングが合わず失速。江口、鹿島も揃えることができず後退。初日2位の**除名**は6匹3885g。そんな中、初日3位の小森はトップウエイトを持ち込み表彰式を待たずに優勝が明らかに。去年の12キロ男が2日目にして2本のビッグフィッシュを持ち込んだ他、星野選手の58cm、3400gが出るなど多くのギャラリーも盛り上がった。

多少のネイティブが混じったものの全体的今回は放流戦だった。お立ち台の話をまとめると、まだウィードが少ないため、放流魚たちは横方向に移動しながら付き場を探してる状態。格好の付き場が桟橋だったようで、戸沢エリアの桟橋が特に良かったようだ。また、大会直前にFeco認定されたティムコ・アンクルジュッシュのポークもかなり効果的だったようで、上位の多くの選手が使用していた。

本大会を皮切りに3週連続で河口湖でJB戦が開催される。去年のようなスーパーウエイトが今年もでるのか?今から楽しみだ。

写真・報告:NBCNEWS

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