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JBマスターズ第2戦マーキュリーマリンCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2008

07月05日()~
07月06日()

山梨県 河口湖

JBマスターズ 第2戦 マーキュリーマリンCUP

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真

ストーリー


接戦を征したビッグフィッシュハンター星野宏明

2008年7月5日~6日に山梨県河口湖でJBマスターズ第2戦マーキュリーマリンCUPが開催された。空梅雨とも言える今年。平地ではうだるような暑さの毎日だ。記者は避暑気分で河口湖へ行ったのだが、想定外の蒸し暑さに驚いた。両日とも夏日となった今大会。天気どうよう試合も白熱した。そんな接戦を征したのは、去年JBII河口湖年間優勝し今年からTOP50に昇格した星野宏明。度々スーパービッグフィッシュを持ち込む同選手。今回も初日のスーパーキッカーが効いて、もう一人の星野の猛攻をかわした。

大会初日。数日前のチャプターの結果から、写真ボーダーを2000gに設定。しかし、さすがマスターズ選手、2キロ越えは思いのほか多かった。今回も放流戦だったため、放流場所を確保できたフライトの早い組は特に多かった。魚へのダメージ軽減のため、むやみに写真は撮らない方針。そんな理由で途中から2500gにボーダーを上げた。検量は長い列ができ、検量率は7割。よく釣れた初日だった。いわゆるメタボだった放流バス達が少しスマートになり、500~600gを4~5本釣って上位陣といった感じ。ネイティブ系は僅か数本。そんな中、野村俊介がネイティブキッカーを混ぜ4575gで初日トップ。星野宏明がページ上のスーパーキッカーを混ぜ、4540gで2位。3位の北大祐が持ち込んだ3336gが放流のマックスウエイト。以降、トップ50・河口湖地元組が3キロ台で並んだ。

2日目。初日の一番人気ロイヤルワンドが使えないため、その周辺にボートが集中した。2日目も検量率は高かったが、1~2匹が殆ど。2キロで単日トップ10入りする厳しい状況だった。初日トップの野村俊介が2456gを持ち込み、優勝か?と思われたが、その後小林知寛、荻野元気、ダブル星野がそれを上回るウエイトを持ち込み、混戦となった。

優勝の星野宏明は、ビッグフィッシュハンターと呼ぶにふさわしい選手。ただでさえ釣るのが難しいスーパービッグを大会中に釣ってくる。今期の河口湖で最注目選手の一人だ。そして今回はTOP50選手が3名お立ち台、5名がシングル入賞、その他も地元組が多かった。次戦は西日本に舞台を移して三瀬谷ダムで開催される。

写真・報告 NBCNEWS

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