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JBII河口湖第1戦タックルベリーCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2008

06月21日()

山梨県 河口湖

フィールド状況

天気 曇り
微風
気温 24℃
水温 18℃
水位 平水
水質 クリア~やや濁り

釣果サマリー

参加者数 58人
検量人数/率 55人/94%
LM人数/率 36人/62.1%
バス総数 233匹
バス総重量 159,585g
1匹平均重量 684g

匹数内訳(リミット5)

5匹 bar36人/62.1%
4匹 bar3人/5.2%
3匹 bar10人/17.2%
2匹 bar4人/6.9%
1匹 bar3人/5.2%
0匹 bar2人/3.4%

重量内訳

4000g~ bar4人/6.9%
3000g~ bar28人/48.3%
2000g~ bar10人/17.2%
1000g~ bar10人/17.2%
1g~ bar3人/5.2%
~0g bar3人/5.2%

JBII河口湖 第1戦 タックルベリーCUP

トーナメント概要トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真

ストーリー

梅雨まっただ中の2008年6月21日JBII河口湖第1戦タックルベリーCUPが開催された。今回は完全な放流大会となり、リミットメイクが6割を超えるよく釣れた大会だった。

前日プラ

今大会も記者は山木一人選手と前日プラから同船した。前日金曜日に湖をほぼ一周したものの、シャローに見えるネイティブ系はとても少なかった。この時期産卵のためにシャローに上がってくるハスも例年より少ない感じ。魚が居ないところはキレイサッパリ居ない。ウィードのある所には、河口湖産の子バスやギルをたくさん見ることができたが、キーパーサイズは見あたらず。場所によっては過去放流系が数匹溜まっている所もあった。ベッドに残るオスも極めて少ないうえにサイズも小さい。産卵から回復してフィーディングを行う魚はまだまだ少ないように感じた。一言でいうならドポスト?(あくまでも記者の感想であり実際の状況とは異なる場合があります)

そんな中、金曜日に放流が入った。大会で使えるのは八杭とロイヤルワンドの二カ所。八杭は岸沿いのアシ周りと少し沖のウィードに放流バスがごっそり溜まっていた。まだ水に慣れていないせいか一撃で釣れるの3割、残りは反応悪し。明日になれば水にも慣れ口を使う感じ。重さは割とバラバラで600g~1000g。午後からロイヤルワンドへ。こちらも、水路先端にバスがごっそり溜まっていたが、既に足の速いバス達は西川溶岩やグラブワンド方面へ移動していた。こちらもサイズは八杭と同じような感じで、たまにあり得ないほど体高のあるメタボ系が居て、それらをサイトで狙い撃ちすれば、短時間で5本で5キロ越えは可能な感じであった。しかし、大会となれば別で殆どのボートが放流場所に集中することが予想され、良いバスだけを選んで釣るのは難しいと思われる。フライト順も大きな影響を及ぼすだろう。

大会当日

予想通りスタート後、多くの選手が2カ所の放流地点に向かった。山木選手はフライトが遅かったため、八杭を諦め橋内にUターン。ロイヤル船団にはとても入れず前日プラで確認していた西川溶岩へ。前夜かなりの降雨があったようで、ロイヤルワンドの浅いところはかなり濁っていた。前日可能だったサイトはとてもしづらい状況に変わっていた。ロイヤル船団ではそれほど釣れている感じは無かったが、西川溶岩はノーマークで1時間ほどでリミットメイクした。その後、八杭にも行ってみるが、ボートがびっしりで断念。小海、鵜の東、大橋、グラブなどを回ってみるが不発のまま帰着した。

帰着後は写真撮り係。通常上位20%の選手を撮るように予測している。今回は自分も釣りをした感じから3500で「中の上」と予測し、それを写真撮影ボーダーに設定した。結果的に今回の放流を狙ったチームの多くがリミットメイクして3500~3800g、過去放流を狙ったチームは少しウエイトダウン。お立ち台に上がるには4000gが必要だった。

5位の市村直之チームは、1本のネイティブを混ぜ3970g。4位の金森チームはロイヤル船団を避けグラブワンドへ入ったのが功を奏し大きいのを選んで釣る事ができて4290g。3位の末木チームは、ネイティブのキロフィッシュを2本混ぜ残りは放流でリミットメイク。今大会唯一のネイティブ2本混ぜだったが、プロプロペナもあり3位。2位の内山チームは八杭組。ボーターの内山選手はギル4枚のみでパートナーであるスーパー女子高生疋田星奈選手が全部のバスを釣って2位!そして優勝は終始グラブワンドの尾根に浮いていた荻野Bros。大会ではマックスと思われる4600gを持ち込んだ。河口湖最強の一人である荻野元気選手は既に2勝目。今年はメーカーも立ち上げたらしく彼から目が離せない。

 

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