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ホーム > JBトーナメント情報2012 > JBトップ50第3戦東レ・ソラロームCUPストーリー

JBトップ50 第3戦

東レ・ソラロームCUP

07月20日(金)〜07月22日() 福島県 桧原湖

ストーリー

大爆釣激戦の桧原湖。イチから勉強しなおしたゼッケン60茂手木祥吾が初優勝!

2012年7月20日〜22日に福島県桧原湖でJBトップ50シリーズ第3戦東レ・ソラロームCUPが開催され茂手木祥吾の初優勝で幕を閉じた。プリプラクティスの段階ではスポーニング期と重なり、爆釣状態だったらしい。700〜800g、もしくはキロクラスが容易に釣れ5本で4キロは余裕という景気の良い話が多かった。二週間のオフリミット期間を過ぎた桧原湖はスポーニングはほぼ終わり、アフター〜サマーパターンへの移行期での大会となった。想定されるウィニングウエイトは3,3,3の9キロ。単発で3500前後がでるだろうが、毎日3キロで優勝と読んでいる選手が多かった

Day1

高原特有の清々しい初夏の空気に包まれた朝。天気は薄曇り。朝6時の気温は17度。

7時20分フライトが始まる。デットスロー区間を過ぎた選手のボートの1/3の数が針路を右へ。過去の桧原湖の大会で多くのウィナーを輩出している最北部エリアが今回も人気のようだ。

ビューポイントが少ないながらもクルマで湖畔を一周してみる。やはり最北部の早稲沢〜糠塚島まわりが一番人気で半数近いボートが浮いている。ただし、シャローからディープ、バンク沿い・ウィード、もしくは沖のフラットと狙うレンジはさまざま。例年人気エリアとなる月島・京ヶ森エリアは比較的空いており、馬の首にチラホラという散り具合。

注目すべきは最北部。かれこれ10数年JB戦を観戦しているが、これほどまでに釣れる湖は放流直後の河口湖以外記憶にない。それくらい次々と選手のロッドが曲がる。サイズはともかく40キャスト連続ヒットという声も。

昼前から快晴となり、多少釣果が落ちるかという心配は杞憂で終わり、数はとてもよく釣れた初日だった。

結果、検量率は当然のように100%。リミットメイク率も94.9%という釣れ過ぎの初日だった。ウエイトも高水準で3500超えが2名、3010gで18位というハイウエイト戦になった。

単日トップは竹内三城。早稲沢・月島エリアの5mのロック・グラベルをネコリグのシェイキングで狙い800フィッシュを2本混ぜ3538g。バイト自体は少ないが来ればデカイ釣りだったようだ。

2位は柴田慎吾。温泉ワンドで発見した1200クラスのラージマウスを虫ルアーのサイトでキャッチ。残りはこたかもり・馬の首エリアのバンクをキャロライナリグ(エコギアバグアンツ・ゲーリーヤマモトシルクワーム)でスモールを釣り3508g。

3位は前山智孝。早稲沢沖をショートダウンショット(イマカツ・アンクルミノー3インチ)で釣り、一日で60本キャッチ。入れ替えを重ね3294gまでウエイトを上げた。

4位の小野俊郎が3254g、18位の大塚茂が3010g。わずか244gの間に14名がひしめく桧原湖ならではの激戦の初日だった。

総合優勝の茂手木祥吾は初日23位、2位の関和学は11位、3位の本堂靖尚は14位でスタートしていた。

Day2

この日は朝から快晴。北部エリアではじゃっかんボートに動きがあり、糠塚島南側沖に船団ができていた。岸に近いラーメン屋沖では茂手木祥吾と小森嗣彦が激戦を繰り広げていた。茂手木はファイト時間がひじょうに長く、ヒットしてからボートがかなり遠くまで漂流するほど。よほどサイズがいいのか、ラインが細いのか(後に両方と判明)。同じ頃、はるか沖では神谷勇紀が爆釣モードに突入するなど2日めもよく釣れていた。初日よりも南寄りの風が強く、それも爆釣の後押しをしていたのかもしれない。

2日めはウエイイン率・リミットメイク率ともに100%の快挙を達成した。

単日トップは茂手木祥吾で3,690g。釣り方は別項に譲るが、ラーメン屋沖が爆発した結果。

2位は神谷勇紀。早稲沢エリアの6〜7mをダウンショットリグ(イマカツ・プロトワーム)によるシューティングで狙った。このメソッドにめっぽう強い神谷は40本近くキャッチし最終ウエイトを3434gとした。

3位は小森嗣彦。ラーメン屋前の2.8m〜3.4mウィードパッチをショートリーダーダウンショット(ゲーリーヤマモト・レッグワーム、レイン・キックリンガー)で釣り続け3キロまでを確保。その後、こたかもりエリアへ移動しネコリグ(4インチシュリンプの手)で入れ替えを行い3414gまでウエイトを上げた。

単日4位はルーキー阪本浩隆、5位野村俊介、6位本堂靖尚と続き、7位の星野和正が持ち込んだ1382gのスモールマウスが最終的なビッグフィッシュ賞獲得フィッシュとなった。スモールでのBF賞は珍しい。

全体的にこの日も16人が3キロを超える「釣れ過ぎ」な2日めだった。

予選結果

四国から参戦の本堂靖尚が221pで予選をトップ通過。茂手木祥吾が218pで2位、関和学が同ポイント(重量負け)で3位、4位に今江克隆、5位小森嗣彦と続き11位の山木一人までが2日間で6キロを釣って来た。予選ボーダーは2日間で5600グラムだった(ウエイト制では無いが目安として)。

Day3

決勝日の予報は曇のち雨だったが、大会中は無風の薄曇り。検量前から青空となった。

上位陣が多く集まるラーメン屋前へ行ってみた。いい雰囲気の曇天ではあるものの、スモールを釣るには風を釣れの格言(?)通り、無風ゆえに昨日までのフィーバー状態には遠く及ばすな雰囲気だった。前日40本釣った神谷はこの日2本のみ・・。

暫定トップの本堂が糠塚島のインサイドに張り付いていた。目の前には左に暫定5位の小森、右が暫定2位の茂手木が浮いており、桟橋を境にしてエリアをシェアしていた。この2人の沖側には暫定6位の坂本・7位の吉田・8位の奥泉・13位の荻野らが浮く。暫定3位の関和・4位の今江は月島エリアに浮いているらしいが、道路からは見ることができなかった。

目の前で繰り広げられる小森VS茂手木の勝負。お互いポツポツとヒットはしているが、サイズは茂手木に軍配が上がっている感じだった(最終日の茂手木にはロッド&リール誌が同船。詳細はそちらで)。

一方暫定トップの本堂靖尚は記者の位置から500m先の糠塚島に浮いている。遠すぎで詳細はわからないが、しゃがみ込むシーンが少ないため、やや苦戦していると思われる(最終日の本堂にはルアーマガジン誌が同船。詳細はそちらで)。

いずれの選手も無風に苦しんでいるようだ。そして、それをあざ笑うかのように、岸スレスレではグッドサイズが盛んにボイルを行なっているのを目撃できた。

たくさんのギャラリーが見守る中13時検量が始まった。ややタフコンディションだったとはいえ、そこは桧原湖、この日もウエイイン率は100%。リミットメイク率も93%に達した。

単日トップは五十嵐誠で3,630g。2位は山木一人で3,574g。いずれもお立ち台に立ったため詳細は該当ページで。単日3位は大塚茂。月島エリアのなるべくボートが居ないパンプを周りダウンショット(アライブシャッド・サンスン)で釣り続け3546gまでウエイトを上げた。同エリアではグッドサイズの沖ボイルが盛んに行われていたらしいが、その魚は釣れなかったと悔やんでいた。

暫定トップの本堂靖尚はやはり苦戦したようで、3キロには僅か及ばず2906gで単日10位。暫定2位の茂手木、3位の関和はほぼ同ウエイトの3100g台。今江・小森は2400〜2500台でやや後退してしまう。

暫定上位3名が僅差であり、間に何名割り込んだのか・・・。集計結果が出るまで、優勝者を予想するのが困難な激戦だった。

Result

結果、本堂からの3ポイント差をはねのけ茂手木祥吾が333ポイントで優勝。初日23位と出遅れながらも2日めトップ、3日め6位、トータル9788gは最重でウエイトポイントは満点だった。
ゼッケンが物語るように、近年は振るわない成績が続いていたが、トップ50初オタチ台が初優勝になった。この大会のためにスモールマウス関連の書籍・DVDをみまくり、もちろんプラクティスも念入りに行なったそう。そんな努力が実を結んでの勝利だった。ちなみにJBイベントカーが新しくなったので、記念すべき最初の優勝者でもある。詳細は別ページに譲るが、ラーメン屋前をメインエリアとして、自身が開発に携わったワーム(ダイワ・スキニーシャイナー)を使っての嬉しすぎる初優勝だった。

準優勝は関和学。最終日の最後の15分でドラマが起こったそうだ。誰もが手を付けない10mディープで耐え忍ぶ釣りを3日間続けた。40〜50匹釣れるの爆釣エリアを捨て、ひたすらビッグフィッシュの遠いバイトを待ち続けての準優勝。3日間全て3キロを超えたのは同選手のみだった(最終日は釣りビジョンが同船。詳細は放映をごらんください)。

総合3位は本堂靖尚。タラレバ厳禁ではあるが、最終日あと数十グラム多ければ・・・。しかし、その数十が他のレイクの数百に相当するのが桧原湖。本堂のみならず、ほぼ全員が数十グラムに泣いて笑った。

4位は五十嵐誠。得意のヒバラージ狙いが功を奏し、最終日のトップウエイトが効いて大きくジャンプアップした。

5位は山木一人。人が少ない中流エリアのハンプで初日はシャッド、2日め以降はダウンショットで。最終日にキロアップのスモールを混ぜ単日2位、暫定11位から一気に5位まで浮上した。

※上位5名の釣り方はここここで。

年間ポイントランキング

折り返し地点となる第3戦を終え、暫定トップ10以下のとおり。強い小森が帰ってきた。

1位 小森嗣彦 165p
2位 岩堀航 157p
3位 山木一人 143p
4位 市村修平 141p
5位 大塚茂 140p
6位 加藤誠司 139p
7位 馬淵利治 139p
8位 北大祐 134p
9位 野村俊介 131p
10位 五十嵐誠 126p

次回は8月末の旧吉野川戦。過去3戦、小森嗣彦は旧吉野川で8位、3位、4位である。最終戦の霞ヶ浦も大外しすることは想像しがたい。しかし、勝負はやってみないとわからない。自力優勝の可能性がある選手は全力で戦い、シリーズ戦を盛り上げてもらいたい。

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

JBトップ50シリーズ2012

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