2012年9月9日茨城県霞ヶ浦でJB霞ヶ浦第4戦V6マリンCUPが開催され117名が参加。日中は30度を超える真夏日と弱い風、プラスこのエリアでは珍しい蒸し暑さ。人間にとっては厳しい条件だったが魚のほうはハイクオリティーだった。
写真では分かりづらいかもしれないが、持ち込まれたバスの多くが、プリプリのコロンコロン。虫や傷も少なく美肌。今年はワカサギが多いらしく、トップウォーターでグッドサイズのキャットフィッシュがよく釣れるそう。そんなエリアのレンジ違いには同じくワカサギをたらふく食べたバスがいるとのこと。また、この日は会場前でも異様な魚っ気。ボラのジャンプ・コイ科が出す泡ブクがいつも以上に多かった。カワウのダイブも多くとても賑やかな水面だった。
117名参加でウエイイン率は62%。12%の15名がリミットメイク。賞金ボーダーが2276g。2400~2500に集中しお立ち台ボーダーは2538gだった。
優勝は宗島和雄で3512g。キーパー取りに9時半まで費やすもノーバイト。前日キロフィッシュ6本キャッチしたメインパターンへ移行。無風故に前日のような好反応は無かったものの、5mしゅんせつをフットボール(ロイヤルブルーハンマーヘッド)のスイミングで攻め1500とキロフィッシュをキャッチ。最後に石積でキロフィシュをネコリグ(バガボンドエアーベイト)で仕留めた。
2位は3066gの赤嶺吉蔵。牛堀エリアのドックで2本。妙義と麻生でそれぞれ1本。牛堀の1本を入れ替え全てキロフィッシュで揃えた。浅いレンジはキャットフィッシュが多いことから、ボトムを意識したダウンショット・ノーシンカーで攻略した。
3位は千葉典孝。東岸のハードボトムブレイクを5gダウンショット(エバーグリーン・キッカーバグ)でキロクラスを3本キャッチ。トータル2952gとした。
4位は緒方豪。ドカンをテキサスリグで2本。手前のブレイクを1/4ozラバージグで1本。
5位は斉藤真也。美浦エリアで1/2ozフットボールで1本。ラストに大山しゅんせつを2mクランクで攻め2本キャッチした。
無事に全4戦を終了し年間チャンピオンは林正樹が獲得した。