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JB河口湖A 第4戦

クオンCUP

09月30日() 山梨県 河口湖

ストーリー

会長の予言が的中!
「◎たいへんよくできました」山木一人が苦手の秋を克服

2012年9月30日山梨県河口湖でJB河口湖Aシリーズ第4戦(最終戦)クオンCUPが開催され夏以降の河口湖を苦手とする山木一人が2850gで優勝した。

忍び寄る台風17号の影響か、この日も気温は高めで推移。地上では真夏の服装でも問題なかった。昼前から強めの風が吹いたり帰着間際ににわか雨が降るなど台風接近による不安定な天候での戦いとなった。

JBII戦で叩かれまくった影響か、この日は放流魚も簡単には釣れなかった。釣れても前日に入れ替えされた小型サイズが多かったようだ。この時期にしては78%とという高めのウエイイン率だが大人数ということもあり、釣れる数が分配され5本釣ってきたのは16%という結果。前日のシングル圏である3キロを超える選手は皆無だった。

5位は工藤寿人。放流にはわき目をふらず放水路沖を1ozスピナーベイト(イマカツジンクス)で攻めるというストロングなスタイルで2本キャッチ。スモラバで1本追加し3本ながら2,488gを持ち込んだ。JB10年目にして嬉しい初オタチ。

4位は5位と同重量ゼッケン勝ちで北見真人。終日浅川のウィードパッチをベイトフィネスタックルをもちいたダウンショットで攻め15本ほどキャッチした。ウィードの根元付近までしっかり落とせるようにスリムタイプのシンカーを使った(3gと5g)のが良かったようだ。

3位は中村哲也。3.5gダウンショットで浅川・長浜の放流バスをサイトで狙い合計6本キャッチ。サイト故にサイズが揃って2,740g。

2位はイケメン西川慧。10時半までに放流を狙うが3本でストップ。風が強くなったこともあり鵜の東ハンプでのネイティブ狙いにチェンジ。ブレイク沖のフラットにベイトフィッシュが溜まっていてポークルアーの1/16ozダウンショットで4本追加。2784gで準優勝。

優勝は山木一人で2850g。朝のミーティングで会長が「山木と野村は表情がいきいきして目が輝いている」と言った。これは、成績が出ない中堅トップ50選手にパッ葉を掛ける意味で言った言葉。また、他の参加選手の士気を上げるために「特別ルールで今日優勝したらトップ50へ上げてやる」、と冗談とも本気ともとれない発言をした。会長は選手個々の成績や個々の大会結果を知らないが、選手の目や表情を見れば調子の良し悪しが解るという。

そんな朝の会長の予言(?)どおりに山木一人が優勝した。トップ50昇格のくだりは冗談だと思うが現役トップ50の山木が見事に阻止した。

そんな山木は春~初夏にはめっぽう強いが、シャロー~ミドルがウィードジャングル化する真夏以降は成績がふるわない。沖のパンプ群で強烈なウエイトを出すことも稀にあるが、基本的に「トレブルフックが付いたルアーを巻く」釣りをメインとしてる近年は夏~秋の河口湖が苦手なことは本人も自覚している。

今回はフライト順が悪かったことと前日に釣れなかったために放流狙いはパス。うっかり投げてしまわないようにシャッドのタックルもセットせずフライトした。使ったルアーはダウンショットのみ。狙いどころは5~7mの岬周りと岬状に沖へ伸びたウィード。一箇所で粘らない事を念頭におき各スポットをランガン。強めに吹いた風も味方し合計6本キャッチ。最後に1本入れ替え一番下を500台にして2,850gで優勝。「たいへんよくできました」とはお立ち台インタビューで本人が言った言葉。苦手だったこの時期の優勝はいつも以上に嬉しかったようだ。

最終戦を終え年間チャンピオンは4位・18位・23位・22位の篠原英樹が獲得した。

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi

JB河口湖Aシリーズ2012

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