2012年9月29日山梨県河口湖でJBII河口湖プロ・アマシリーズ第3戦ジャッカルCUPが53チーム106名の参加で開催された。久々の放流戦となりリミットメイクは7割近く。そんな中、キロアップのネイティブを連発した秋林義継チームがジャスト5キロでお立ち台の頂点に。

朝こそガスに包まれ気温も15度と涼しかったが、9月最終日にもかかわらず晴れ上がった日中は25度まで気温が上昇。地上では短パンTシャツでも過ごせた。少し前までは寒かったらしいが、接近してる台風の影響なのか異様な暖かさでの大会となった。

前日に4箇所で放流が行われ、当然ボートはそこに集中。今回は大小入り混じりの放流だったようで、300gクラスから1キロクラスまで混ざっていたもよう。500gで揃えて普通の人、3キロ超えればシングルという感じだった。

5位は瀧本英樹チーム。手返し重視の5gフットボールジグを使い3406g。4位は財津親子チーム。娘さんのナイスアシストで早々と放流魚でリミットメイクした後、畳岩の8mでネイティブのキッカーを入れ3534g。3位は佐藤正信チーム。放流を小海で4本釣った後に、風が出たタイミングでネイティブ狙いにシフト。西湖放水路沖の7mでキロアップを入れ3645g。準優勝は片岡秀幸チーム。放流サイトで11時までに7本キャッチしたのち、翌日のプラがてら鵜の南へ行ってみたら明日釣る予定のキッカーがヒット。3870gで準優勝。

そして優勝は秋林義継。端からネイティブ勝負に出て朝イチから漕艇場へ行き1500を2本、キロアップを1本。ルアーは伝家の宝刀「1/2ozラバージグ」。ウエイトは5000ジャスト（プロプロ100ペナあり）で圧勝した。同チームは第1戦でも優勝しており、3戦中2回優勝という快挙を成し遂げた。

年間チャンピオンは16位・9位・3位の佐藤正信が獲得した。

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi