2012年JBII東条湖プロアマシリーズ、いよいよ今シーズンも最終戦となり9月初秋の東条湖で開催された。天候は晴天に恵まれこれまでの2戦とは違い減水のレイクコンディションで釣果は期待された。年間争いもトップの柴田プロと2位の田村プロそして3位の三原プロとも悲願の初制覇へ向け念入りなプランを練ったいた。
そして決戦の行方は田村・柴田プロがエリアバッティングのプレッシャーの掛けあいの中、先手は田村プロがプラクティスで見つけていた5~6mレンジのボトム1mアップトレースの強烈なハードパターンでビックフィッシュをキャッチし優勢に進めた。
その頃3位の三原プロは東条湖NO.1の練習量からくるレイクコンディションの変化にアジャストした変幻自在のパターンを持ち込み減水後の前日に振った集中豪雨で一気に水が1m以上上がった東条湖のバックウォーターにさしてくるビックバスに狙い幾度かミスを乗り越えキッカーフィッシュをキャッチしていた。
そしてウェイイン 優勝を飾ったのは田村正敏プロビックフィッシュを含むリミットメイクで2キロ超えで2戦連続優勝を飾った。
年間賞レースの行方は暫定トップの柴田プロが今大会失速し、今大会優勝の田村正敏プロが昨年1ポイント差で惜敗し年間2位になったリベンジを最高の形でAOYを獲得した。
今シーズンも様々な要因からのタフコンディションに悩まされた東条湖だったがトーナメントプロ達の熱き戦いはコンディションを乗り越え素晴らしい戦いを魅せてくれた。来年も新たなスターが誕生することを願い、ご支援頂いたスポンサーのジャッカル様・イマカツ様ならびに関係者の皆様に感謝の意を表し今シーズンの括りとさせていただきます。真剣勝負を魅せてくれた選手の皆様、本当に有難うございました。
写真・報告:JBローカルスタッフ