JB桧原湖 第1戦 ジャッカルCUP
05月19日() 福島県 桧原湖

ストーリー

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JB桧原湖シリーズ第1戦 『ジャッカルCUP』
\r\n例年だと4月下旬まで結氷しており、GW前に解氷し、ようやく釣りができる季節になる。今年の桧原湖は4月中旬に解氷はしたものの、その後GWに雪が降ったり、寒の戻りがあったりで、桜の開花も遅れ、先週ようやく散り始めた。水温は先週までは本湖平均で8℃台であった。その後、試合当日までの気温は高めであったこともあり、急ピッチで水温は上昇し、本湖平均で11℃、高い場所では表水温で14℃にまで達していた。ただ、朝の気温は3℃とまだ低く、霜も降りる程であった。水位は例年だと満水であるが、今年は減水しており、前週まではマイナス1m強であった。少しずつ水位は上昇してきており、大会当日はマイナス50㎝程まで上昇した。
\r\nバスは既にシャローへ入ってきている個体も多く、朝夕はシャローで比較的イージーにキャッチされていた。例年だとこの時期にバスを釣るのは難しく、なかなか釣ることができないのだが、今年はGWから、比較的釣れており、釣り方も様々な釣り方で釣れていた。更に、曇った日だと、既に水面まで出てくるバスも多く、曇りや雨といった状況では2桁釣るのも難しくはない状況であった。このことから、例年よりもウエイン率は高くなると予想された。
\r\n大会中は強風により、釣りにくい状況下ではあったが、今回のリミットメイク率は昨年の1.5倍に当たる67%の選手がリミットを揃えてきた。また、桧原湖の場合、上位入賞に必要なウエイトが3本で2キロというのが1つの目安となっているのだが、今回は2キロ越えが40名も出た。この2キロ越えの数は過去最高である。そして例年通りウエインされたバスは、春らしくプロポーション、コンディション共によいバスを数多くウエインされた。
\r\n今回大会を制したのは、昨年の年間1位である鈴木隆之。スモールマウスバスのみでは、かなりのハイウエイトとなる3,310gをウエインした。昨年の初戦は3位であった鈴木は同エリアで、今年はI字系ルアーで攻略し、9時にはこのウエイトを叩き出した。2位には早稲沢沖ブレイクラインをジグヘッドのフォーリングで攻めた稲田信治。3位には糠島、高圧線北をシャッド、I字系で攻めた伊藤康晴。4位には狐鷹森をシャッドで攻めた斎藤一志、5位には早稲沢をシャッドとキャロで攻めた斎藤祐市が入った。
\r\n今回のお立ち台のボーダーが2,700gオーバーと、年々ウエイトは上がってきている。これからプリスポーン期を迎える桧原湖。プリスポーン期前の大会としてはかなり釣れ、ウエイトも高いハイウエイト戦となった。
\r\n次回は7月14日、初夏となった桧原湖で、第2戦‘ベイトブレスカップ’が開催される。

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