JBマスターズ 第3戦 シマノCUP
07月26日(土)～07月27日(日)
山梨県 河口湖
2014年7月27～28日JBマスターズ第3戦シマノCUPが山梨県河口湖で開催された。梅雨明けし避暑地とは思えない暑さだったが、河口湖バスは高活性だった。キーパーサイズから2キロオーバーのビッグワンまで様々なサイズが検量された。単日3キロ台の争いになり、河口湖メインにガイドを行っている********がマスターズ初優勝をはたした。
2日間ともに天気は晴れ。気温は30度を超え河口湖にしては猛暑。ただ風が吹いていたのが救いだった。2日間ともに鵜の島東が人気エリアで船団が形成された。漕艇ルール適用で、信号下～漕艇場エリアは使えないため、ボートの集中に拍車がかかった。
船団ではバスの取り合いになるため、結果的に上位入賞は奥河口湖方面から輩出された。
総合1位の********は初日13時まで小型サイズのみだったが、13時過ぎに小海公園桟橋で2キロオーバーをラバージグでキャッチ。ウエイトを3620gとして初日トップ通過。2日めも10時過ぎまで小型を1本とやや苦戦。3キロクラスを掛けるもウィードに潜られとれず。しかし、同じスポットで1500クラスのバスを発見しシャッドのボトム巻きで食わせることに成功。最後に長崎でキーパーサイズを1本追加。1978gで単日9位。初日上位陣の多くが失速したため、初日の貯金が効いてマスターズ初優勝をもぎ取った。
総合2位は山木一人。初日ロイヤルワンドの溶岩隙間をダウンショットで攻め長い2キロオーバーをキャッチ。その後、小海エリアのディープハンプで小型を1本追加し2716gで初日10位スタート。2日めは小海のウィードで1本追加するもあとが続かず。その後入った黒岩ワンド岬で事件は起こった。コイの群れの後ろにグッドサイズのバスが3匹ついていた。コイがボトムのエサをついばみ始めところバスのフィーディングスィッチが入った。シャッドをボトムでゴニョゴニョさせると3匹のバスが突進し逆立ち。最初はダブルヒットだったそうだが、1本ははずれた。その1本も2キロオーバー。2日め単日3位までまくり、準優勝。
総合3位は後藤剛。初日産屋ヶ崎にてスモラバのスイミングで2200g、2日め奥河口エリアの岬周り6mをダウンショットで1600g。2日間合計4匹のみの検量だが、2日間ともにキッカーをサイズを入れることができ、単日9位、2日め8位で総合3位に。
総合4位は阪本浩隆。鵜の島東の一等地で2日間の全てのバスをキャッチ。初日は朝の8時半で5匹、2900gを釣ったという。鵜の島船団からの唯一のお立ち台。
総合5位は田畑二郎。エリアは小海・大石・奥河口湖の3ヶ所。いずれも、ウィードアウトサイドにある岩やベイトが絡む5～8mを狙い、スクールが回っていると2～3連発するというパターン。サイズは選べないが、2日間連続リミットメイクという安定した成績で5位に入賞した。
マスターズも4戦虫3戦を終え、最終戦ダイワCUPは9月27日～28日に野尻湖で開催される。年間ランキング暫定トップは早野剛史。12ポイント差で岩堀航がそれを追う。3位の伊藤康晴はポイント差がついてしまっているが、スモール戦は何が起こるかわからない。トップ50入りも掛かっており、今年も最終戦は盛り上がりそうだ。
写真・報告：NBCNEWS H.Togashi
