JB桧原湖 第4戦 イマカツCUP 09月14日() 福島県 桧原湖

ストーリー

JB桧原湖第4戦イマカツCUP概要写真 2014-09-14福島県桧原湖

2014年9月14日
JB桧原湖シリーズ最終戦
JB桧原湖シリーズの最終戦‘イマカツ’カップが9月14日に桧原湖で開催された。
桧原湖のある福島県の裏磐梯地方は、8月後半から徐々に気温は下がり始め、既に秋っぽさが漂っていた。気温は日中で20℃と、夏服ではちょっと肌寒いくらいとなっていた。さらに夜間の気温は10℃まで下がり、朝夕はかなり寒いぐらいであった。前回の第3戦から約1ヶ月の間に、水温は5℃下がり、水位は2m下がった。この1ヶ月の短期間で水位は一気に2m下がったことで、前回とは湖の外観は全く違った雰囲気となっていた。水質はクリアであったが、通常よりも若干濁り気味であった。
2週間前にはTOP50戦が同湖で開催された。その頃を境に水温、水位共に下降し始め、湖は厳しい状況になりつつあった。特に先週はかなり厳しかったようで、リミットメイクを達成するのも厳しいかもしれないといった状況であった。しかし、前日プラクティスを終えた選手に状況を尋ねてみると、かなり状況はよくなったといった選手も多かった。中には相変わらず厳しいといった声も多かったが、全体的にみると半々といった感じで、その釣れている人と釣れていない人の差が激しかった。そんなことから、今回は選手によって明暗がくっきりと分かれると予想された。
当日の天候は晴れ時々曇り時々雨と、山の天候らしく目まぐるしく変わった。風は西寄りの風が微風ではあったが大会中は吹き続いていた。スタート時の選手の行く先は、南方面へ向かう選手が全体の7割ぐらいであった。今年は春から早稲沢周辺の釣果が好調であったこともあり、北側のエリアにボートは比較的集中していたが、今回は南側に集中した。秋の定番でもある早稲沢沖のディープフラットは、釣れてはいたものの、終日ボートの数は疎らとなっていた。今回は特に集中していた場所はなく全域のシャローからディープまで釣れていた。結果から判断すると、大型のサイズは水深3m以浅の場所が多くなっていた。
今回の優勝はベテラン峰正寿。双子島裏側のシャローに見えるウィードトップをバド系トップウォーターで攻め、キッカーとなる2本のスモールをキャッチした。2位には梓沢憲之が、良型のスモールでまとめ、2年連続で秋の試合で上位に入った。3位はキッカーとなるラージの入ったミックスバックでウエインした水野哲史。4位には桧原湖に誰よりも浮いている時間が長い、地元の大仏こと石澤智史が悲願の初入賞。5位は桧原湖ではお立ち台の常連組である佐藤浩一郎が入った。
年間成績は、第3戦までで、鈴木隆之がトップで、2位の五十嵐将実に30ポイントの差を付けていた。鈴木隆之、五十嵐将実共にTOP50への昇格を希望していることから、2人の激しい争いが注目されていた。上位2人共にウエイトが伸びなかったが、3戦までの貯金が利き、鈴木隆之が2度目の年間優勝を果たした。

今年のJB桧原湖

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