JB霞ヶ浦 第3戦 ゲーリーインターナショナル/モーリスCUP 07月06日() 茨城県 霞ヶ浦

ストーリー

2014年度JB霞ヶ浦シリーズの第3戦ゲーリーインターナショナル/モーリスカップが7月6日に開催された。
前回に引き続き梅雨期の開催となった。朝の集合時間には霧が発生しており、視界が悪かったが、ミーティング時には晴天となった。梅雨期の開催ではあったが、今回は晴天無風で真夏の様な暑さの中での大会となった。前回よりも水温は上昇し、先週までは本湖で28℃に達していた。今週は少し気温が下がったこともあり、大会当日は表水温で25℃となっていた。風は霞ヶ浦水系では珍しく殆ど吹かず、若干北東の風が吹いた程度であった。
3週間前に開催された第2戦の時は、増水により、プラクティスとはかなり状況が変わってしまい厳しい戦いとなったが、今回は、それ程大きく水況は変わっていなかった。強いて挙げるなら、水温が下降したぐらいだ。水質は所々に雨による濁りが入っている箇所やアオコが発生している場所もあったが、全域に広まってはいなかった。場所によっては通常よりもかなり水質がよくなっていた。
今大会の上位陣を見てみると、エリアを大きく2つに分けることができた。まず1つは、西浦、西ノ洲、古渡といった、アフタースポーンの時期からサマーパターンへ移行する際の、定番中の定番エリアから釣って来た選手。もう1つは西浦から釣って来た選手だ。
西浦周辺は、先週開催された霞ヶ浦チャプターの上位陣の大半がこのエリアだったことから、今回も人気エリアになると予想されていた。ただ、今回はショアに近いと、アオコが多かった影響でか、あまり良くなかった。ここからバスを釣って来た選手は、やや沖目の浚渫絡みのファーストブレイクを攻めていたようだ。
西浦は、明らかに他と比べて水がよくなっており、これに気付いていた選手は、西浦をメインに試合を組んでいた。ここ最近では最も多くの選手が、西浦へ入った試合であった。
気圧も上昇し、風もあまり吹かなかったので、全体的には厳しいと予想していたが、次々とビッグフィッシュがウエインされた。今回はお立ち台のボーダーが3,500gを超えるというハイレベルな戦いとなった。
今回の優勝は唯一の4キロオーバーを持ち込んだ加藤浩道。2位から5位までは、関正義、富村貴明、高山陽太郎、佐藤健と、お立ち台の常連となっている、霞ヶ浦ではお馴染の顔ぶれとなった。
最終戦を残すのみとなった霞ヶ浦シリーズは、今回6位となった糟谷文重が、年間争いのトップに立った。2位にはプロ1年目の狩野孝、3位・内野智、4位・権藤和幸、5位・松尾勝哉となっている。
次回最終戦‘V6マリン’Cupは9月7日に開催される。

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