JB桧原湖 第4戦 イマカツCUP 09月13日() 福島県 桧原湖

ストーリー

JB桧原湖第4戦イマカツCUP概要写真 2015-09-13福島県桧原湖

第3戦から2週間とあまり間を空けずの開催となった第4争いとなった。戦IMAKATSUカップはさわやかな秋晴れの下でのスタートとなった。数日前、関東~東北の各地に甚大な被害をもたらした台風18号の影響は、桧原湖ではそれほどでもなかったものの、まとまった雨が降り、水位は前回から50cmほど上昇、このことがバスのポジションを変化させ、状況を難しいものに変えていた。さらにスタートから一転し、日中は雲が広がりローライトになったことでも再び状況が変化、ウエイインはこの時期の桧原湖にしてはノーフィッシュの選手や数の揃わない選手が少し目立った。
上位争いは2kg前半の攻防。僅かなウエイト差で表彰台入賞の選手が決まる、桧原湖らしい争いとなった。5位の金木選手はわずか4gの差で6位の梅津選手を抑えてお立ち台に。ミドルレンジのウイードエリアを攻略しての入賞となった。4位は大河原選手。南エリアのハンプを攻略して2300gを超えたウエイトを持ち込んだ。3位は遠藤選手。こちらは北エリアのディープを攻略して2300g後半。エリアもレンジもバラエティーに富んだ表彰台となった。準優勝は鬼形選手、独特のエリア選択でミドルレンジの魚探に映らないバスを攻略し2400g弱のウエイトだった。そして優勝は鈴木選手。トップウオーターで狙ってキャッチしたラージ2780g一本での優勝。温泉ワンドのハンプという独特のエリア選択も光った一本だった。
最終戦ということもあり、年間のポイントランキングも決定した。年間優勝は今回も5位入賞の金木選手。他を寄せ付けない圧倒的な強さで2度目のシリーズチャンピオンに輝いた。年間4戦、延20人の表彰台コメントから毎回刺激とヒントをもらっている、それが楽しみだという彼のコメントはとても印象深く、トーナメントの楽しさを再発見させてくれるものだった。

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