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JBマスターズ 第2戦 サンラインCUP
04月15日()〜04月16日() 三重県 三瀬谷ダム

ストーリー

マスターズ三瀬谷ダム戦が4月に開催されるようになって5シーズン目。毎年4月中旬のほぼ同時期に日程が組まれている。
今大会は過去4回の春の三瀬谷戦と比較し、最もタフコンディションに陥った。ウェイイン率(1本以上のバスをキャッチできる確率)は、初日が14%、2日目が8%。2日連続でウェイイン会場にバスを持ち込んだのは2選手だけという厳しい結果となった。このシリーズは2日間の獲得得点を合算して順位を決定するため、2日目のウェイインが終了した時点で上位2選手が絞られた。

優勝は今も琵琶湖をホームに活動する熟練トーナメントアングラー、田中次男選手。初日590g(12位)、2日目662g(5位)。280P満点の265Pを獲得した。まだ西日本のマスターズ戦が琵琶湖で開催されていた2000年以来、実に17年ぶりのマスターズ戦制覇となった。
そして、準優勝はマスターズ3年目のヒューマンOB・井戸新規選手。初日は696g(8位)で田中選手を上回ったが、2日目は432gとサイズに恵まれず、トータル得点でウイナーに2P及ばなかった。

DAY-1 山下一也選手が一撃でトップウエイト(2,818g)!

この春は3月に入ってからも冷え込む日が続き、桜の開花も1週間ほど遅れた。その影響なのか、バスはスローコンディション。単なる季節のズレであればいいのだが、前週のチャプター戦と前日プラの結果から全選手がタフなゲーム展開を覚悟のうえで今大会に挑んだ。
初日にトップウエイトを叩き出したのは山下一也選手だった。JBマスターズの他、中国のトーナメントトレイルにも参戦する熱い若手選手だ。
1本で2,818gのビッグバスは、帰着30分前にバイトしてきたという。エリアは会場対岸の岩盤。リグは0.9gダウンショット(リーダー15cm)、ルアーはボウワーム4.2inのグリパン。山下選手はプリプラから魚を確認していたエリアのみを回るゲームプランで、数少ないバイトをものにした。
初日2位は会場対岸のクリーク入口上流側を1/16ozダウンショット(超ショートリーダー)のレッグワームで攻めた佐々一真選手(1,660g)。
同3位は会場下流の取水ポンプ手前のカバーを攻めた西川 慧選手(1,558g)で、TOP50メンバーが続いた。
そして、同4位に付けたのが今大会で唯一同じ日に複数のバスをキープした中澤 諒選手だった。初日に3本をキャッチしたスポットはすべて同じ。赤い橋が架かる下流のクリーク入口の上流側。岬状にはなっているが傾斜はなだらかで、ハードボトムにかわる水深2〜3mを1/16ozダウンショット(リーダー15cm)のレッグワームで攻略した。バイトした時間はバラバラだったが、魚が上がってくるならこの場所だろうと思えるスポットを攻め続けた。
初日は5位の松永崇弘選手(1,044g)までが1kgをクリアし、18選手が魚を持ち込んだ。

DAY-2 田渕秀明選手が起死回生のBIG-1(2,334g)!

大会直前まで水温は15℃を下回っていたが、大会初日、2日目と気温、水温ともに上昇した。それに伴い魚の活性が上がることを期待して2日目の朝を迎えた。だが、高まるフィッシングプレッシャーには勝てず、スコアは初日以上に伸び悩んだ。
ただ、一発逆転があるのもタフな試合の醍醐味。2日目は最下流にあるB & G対岸のインレット沖でベテラン田渕秀明選手が2,334gのビッグバスをキャッチしてトップウエイトをマーク。リグはエコスワンプのダウンショットで、テーブル状になった場所をフォールで攻めた。
2日目の2位はTOP50の市村修平選手(1,318g)、3位に有里 拓選手(1,132g)が続き、この日は上位3名までが1kgをクリアし、バスをキープしたのは全体で11名。その全員が1本という結果となった。

TOTAL アプローチの回数を増やしたウイナー田中次男選手。

前述の通り、今大会の優勝は田中次男選手、準優勝は井戸新規選手。
3位は初日のビッグバス1本で今大会のトップウエイトをマークした山下一也選手。4位に2日目トップウエイトの田渕秀明選手。5位に初日2位の佐々一真選手が続いた。
田中選手が攻めたのは、下流にある赤い橋が架かるクリークから下流側。リグは3/64ozのダウンショットで、リーダーは拘りの23cm、フックはオフセットタイプ。ウイニングルアーはエアベイトスリム3.8inだった。バスがルアーに反応する機会を増やすために、ていねいなアプローチではなく、ルアーを早めにピックアップすることを心がけたと表彰台で語ってくれた。
準優勝の井戸選手も下流エリアで、初日は左岸のバンク、2日目はその対岸のカバーで結果を出した。

中〜上流エリアの不振がタフコンディションの原因 !?

ロースコアの試合にも当然ながら食わせるパターンが存在し、トーナメントは成立する。ただ、バスアングラーを歓迎したいという地元の思いとは裏腹に、今大会は厳しいスコアとなった。
このフィールドに精通するバスアングラーにその原因を聞いてみたところ、土砂が堆積して中〜上流で越冬するバスが少なくなったことや、ダムの管理者がかわって水の動きが少なくなったことなどが挙げられるという。
今年は春の訪れが遅く、冬の延長でバスのストック量は下流域に偏り、当然ながら選手も下流域に集中した。特に今年はマスターズのエントリー数が20%近く増加し、さらにフィッシングプレッシャーが高まった。
三瀬谷ダムは川状のダムで長大なエリアが大きな魅力。もう少し季節が進めば中〜上流エリアでも勝負できるコンディションとなるので、よりおもしろいゲームを見せるためにも開催時期を再考したいとオフィシャルからアナウンスされた。来シーズン以降、季節がかわってウェイイン率が高くなることを期待したい。(バスマガ編集部 K)

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