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JBトップ50 第2戦 ベイトブレスCUP
06月08日(金)〜06月10日() 茨城県 北浦

ストーリー

篠塚亮霞水系での嬉しい嬉しい初優勝

2018年6月8日〜10日に茨城県北浦でJBトップ50シリーズ第2戦ベイトブレスCUPが開催された。産卵から回復しつつあるバスをいかに攻略するかがキーになった今大会。湖のコンディションは芳しくない状況だったが、上位の選手はそれぞれ「食わせるキモ」を発見し連日3キロ後半〜4キロを検量に持ち込んだ。圧巻は優勝の篠塚亮。2日目に見つけた「C級ストレッチ」というキーワードが最終日に爆発し4キロオーバー。見事な逆転勝利をおさめた。

Day1 梅雨入りしたけど晴天。SHINGOが4985gでスタートダッシュ

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プリプラクティスの頃は産卵後の渋めな状況が続いていた。あれから2週間経過し回復バスが増加するとともにテナガエビの接岸が始まった。前日プラまでは水がクリアでエビを追うスクールを目視できたという。北浦本湖は季節進行がやや遅く、まだ産卵絡みの個体もいたようだった。

大会直前に梅雨入り発表されたが、大会初日は晴れ。気温、湿度とも高めで初夏の様相だった。朝は無風だったが昼前から強烈な南風が吹き荒れた。

初日の検量率は89%と高めだったが、リミットメイクを果たしたのはわずか10名。過半数が2〜3本という厳しい状況だった。

多くの選手が下流域に浮いていたが北浦本湖で5キロ近いウエイトを持ち込んだのがSHINGO。ドックを起点とし、周辺にある杭・沈みモノをダウンショット・シャッドで攻め4985g。
この時期特有の「食わせ方」と見つけ数を稼ぎ、最後にスピナーベイトでキロフィッシュを連発させた小森嗣彦が4410gで2位。3位はルーキーの今泉拓哉で3656g。

篠塚亮はビッグフィッシュ賞を獲得した2キロアップが入ったため2本ながらトータルウエイトは3016g。初日を10位でスタートしている。

Day2 晴れて弱風。江口俊介が4キロオーバー

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産卵から回復したバス達が浅いところでエビを食べるシーズン。バスの視線が上にあるためトップウォーターパターンが有効になる時期である。が、本大会は水位や風の関係でそのパターンを使える状況が少なかった。そんな中、息栖大橋周辺のリーズ帯でハメていたのが江口俊介。バックスライド系ワームで激しいバイトをとりまくり4435gで単日トップに。

全体的には検量率80%、リミットメイク5名。初日より少し釣果が落ちた。

この日も篠塚亮は3本ながら3124gを持ち込んでいる。数は出ないが確実にキッカーを混ぜてくる。地元故にこの地での練習量では他の選手を圧倒しており、それが功を奏した。

予選結果 上位4名が僅差に並ぶ

ウエイト順の予選結果ではSHINGOがトップ。小森・江口・篠塚と続き、その差は僅か837g内。誰が勝ってもおかしくない状況。もっと言えば、8位の佐々一真でもトップとの差はキッカー1本ぶんしかない。

2日め終了時点で、翌日は大荒れの予報が出ており大会本部からは決勝中止の可能性も示唆された。暫定上位陣の多くは、これと言った確実なパターンは掴めていないようだった。優勝の篠塚でさえもそれは同じだった。唯一自信満々だったのが小森嗣彦で「完全に見えた、いくらでも釣れる」と話していた。

決勝日 篠塚亮がパターンを発見し4キロオーバー→逆転優勝

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荒天で中止も懸念されたが、協議の結果通常どおり開催された最終日。予報ほどの風は吹かずに最後まで競技は行われた。とはいえ、風は終始強めに吹きつづけ、風裏にボートが密集する事態になった。特に最下流域はプラクティス時から魚影の濃さが抜群だったようで、多くのボートが浮いた。

30名中釣ってきたのは22名。雨+荒天がプラスに働いたようで最終日にしてはよく釣れた。

Result 篠塚亮が嬉しい霞水系初優勝

優勝:篠塚亮 10,520g

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篠塚亮が唯一の10キロ超えで逆転優勝。他の選手と同じくプラクティス期間は地元の篠塚でさえも苦戦したが、今まで大会中は入っていなかった最下流域では多くのバイトを得ることができた。

大会初日はその最下流域からスタート。大きい岩が絡むスポットで1本キャッチするもあとが続かず。10時過ぎに前日バイトだけ確認していたナサカの沈みモノで値千金の2キロフィッシュをキャッチ。その後、似た条件にある沈みモノをまわってみるもバイトなし。2本へ検量所へ。

2日めも苦戦。10時過ぎに最下流域へ。釣れるであろう大きめの岩が入っている場所から次の大岩への移動中、なんとなく投げたら2匹釣れた←これが最終日のキーとなる。最後にナサカの水門で1500gをキャッチするも、この時点では「ぜんぜん魚を追えていない」という不安だらけの状態だった。

そして運命の3日め。最下流で釣りを開始。高性能・多機能魚探の普及により目視不可能な岩や沈みモノも今や丸裸の時代。目に見える水門はもちろん、魚が付きそうな不可視スポットはみんなが集中して狙う。前日「なにも無いところ」で釣れたのは、そんなプレシャーを避けた場所にバスがいるのでは?そう思った篠塚は、なにもない護岸に狙いを変えた。答えはすぐに帰ってきて早い段階で3本キャッチ。
少し移動し、水門を狙うも不発。水門周辺のなにもない(であろう)ところにキャストしたら1500gフィッシュがヒット。最後にクランクベイトでリミットメイクし帰着。結果、最終日トップウエイトの4,380gで2位に1キロの差をつけての優勝だった。
学生時代から霞水系のトーナメントに参戦しローカル大会ではお立ち台・優勝の常連。2013年には北浦開催のジャパンスーパーバスクラシックでも優勝した(ドーン伝説)。トップ50では何度も優勝争いに絡んだがあと一歩届かずだった。トップ50では第一子誕生で優勝というジンクスがあるが、篠塚もそれを証明してくれた。

2位:江口俊介 9,515g

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最終日にパターンを見つけた篠塚亮に対し、江口俊介は3日間同じ釣りをやり抜いた。プラクティスでは産卵回復エビ食い系の魚探しに費やしたが、その時点でテナガエビの接岸を感じることが出来なかった。しかし大会初日、ライブウエルにテナガエビの残骸を発見した(キープしたバスが吐き出したもの)。「あ、もうテナガエビがこんなに接岸してて、バスがそれを食べている」と確信を得て、それからは息栖大橋周辺のアシで3日間粘り倒した。釣り方はバックスライド系ワームをアシの根本にタイトに落としたり、水面付近まで持ち上げたり。バイトは強烈で食ったバスは全部キャッチしという。完全に釣り方がハマっての準優勝だった(2戦連続)。

3位:佐々一真 9,084g

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予選8位だったが、最終日に単日2位の3734gを持ち込みに5つジャンプアップ。佐々も最下流域の魚影の濃さはわかっていたが初日朝に選手も濃いことを知り、北浦本湖に狙いをシフト。風があたっているドックをダウンショットとスピナーベイト、水深50cm以下のアシ周りを小型フロッグという2本だてて北浦本湖を攻略した。

4位:小森嗣彦 8,940g

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今大会でもっともバスを釣ったであろう小森嗣彦。初日はネコリグで17本ヒットの11本キャッチ。更に風が吹いたタイミングでシラウオが溜まっているスポットのスピナーベイトでキロフィッシュを3連発!このご時世アリエナイほどのバスを釣った。3タイムスチャンピオン恐るべしである。2日めは水の良し悪しをチェックしながら北浦本湖をランガン。ネコリグで7本掛けるも大きい方から全部ミス。その時点で勝利は諦めたそうだが、タックルセッティングが100%決まっていれば圧勝していたかもしれない。3日めは風が強すぎてネコリグを思い通りに操作できず、3本釣るのが精一杯だった。

5位:SHINGO 8,923g

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現メンバーでは最長クラスの経験を持つSHINGOにして、こんなに釣れ無い北浦は初体験、というのがプラクティスの印象だった。例年のこの時期なら産卵から回復した個体がリップラップなどで釣れるが、今年はその気配が皆無。まだ産卵疲れを引きずっているのでは?という仮説のもとにドッグを起点とし、その周辺の杭や水門を丁寧に狙った。シャッドを巻いたり、ピラピラがついたワームを使うとキャットフィッシュの嵐になってしまうので、ストレートワームのダウンショットで静かに狙った。水門・杭の魚は小型が多かったがドッグはサイズがよく初日トップウエイト。2〜3日めは2キロに届かずだったが、初日の貯金が効いてお立ち台。

AOYレースは江口俊介が暫定トップ

2大会連続2位の江口俊介が98ポイントで暫定トップ。2位篠塚亮、3位に早野剛史、4位黒田健史、5位高山陽太郎。ここ数年の上位5名常連の顔ぶれではないが興味深い。ポスト青木大介と囁かれる藤田京弥は暫定7位、同じくルーキー現役大学生今泉拓哉も11位と健闘している。続きはこちら

第3戦はもうすぐ7月6日〜8日に奈良県七色ダムで開催される。去年は小林知寛のウナギリグが話題を独占した。今年は何が出るのか?

写真:NBCNEWS&オブザーバー
レポート:NBCNEWS H.Togashi

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