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JBマスターズ 第2戦 サンラインCUP
04月21日()〜04月22日() 三重県 三瀬谷ダム

ストーリー

マスターズに「京弥」旋風。
注目のTOP50ルーキーが圧勝!

マスターズ三瀬谷戦が4月開催になって今年で6年目。今年はこれまでよりも約1週間遅れの日程が組まれた。
サクラの開花が全国的に早く、その季節の進行が魚たちにどう影響を与えるのか。ブラックバスよりも先に産卵行動に入るヘラブナやモロコ、ワカサギなどの淡水魚も浅場への動き出しが早く、同会場で前週に開催されたチャプター戦の結果からも、これまで以上にスポーニングを意識したゲーム展開になることが予想できた。
大会当日は2日間ともに気温がグングンと上昇して夏日となり、いつもの三瀬谷戦よりも半月ほど季節が進んだ状況。すでにフライ(バスの仔魚)が見られるエリアもある一方で、まだまだプリスポーンのバスもいるコンディション下での開催となった。

DAY1 3kgフィッシュで田畑二郎選手がビッグゲイン!

三瀬谷ダムで長年釣りをしてきたアングラーたちは土砂の堆積で水中の地形が大きく変化してきたことを知っている。以前のように上流エリアのキッカーフィッシュパターンが影を潜め、下流エリアを重視する傾向が高まったのは土砂の影響があるのかもしれない。
しかし、今大会のプラクティスに入った選手からは「今年は下流エリアが今イチ」という声が聞かれた。スポーニングに絡むゲームは、多人数で競い合うマスターズ戦では計算が立たず、今回は例年以上に厳しいゲーム展開になることが必至だった。
ただ、初日のウェイイン率(1本でも魚をキープした選手の割合)は前年(14%)より2倍以上も高く31%。参加115名中36名がバスを持ち込んだ。今回は各クリークが過密状態となったが、選手が最下流エリアに密集することなく、本流のバンクを攻める選手にはプラス要因になったといえるだろう。

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大会初日にトップウエイト(4,100g)をマークしたのはマスターズで長年上位を争ってきた田畑二郎選手だった。初日は上流へ向けてスタートを切り、中上流エリアをメインに2本のグッドサイズをキープした。
1本目は本流のカバー(ブッシュ)をエコカットテールのノーシンカーでアプローチして朝イチにキャッチした。
2本目は前もって見つけていた魚で、「釣ってしまった」3kgフィッシュ。ネスト絡みのこの魚は2日目のキッカーフィッシュとする予定だったが、チェックするつもりでキャストしたエコカットテールのノーシンカーにあっさりバイト。他を圧倒するウエイトを叩き出すも、フックを折らなかったことを悔やんだという。

初日暫定2位の北崎友康選手はグッドサイズ2本で2,900g。どちらもクリークに絡むネストに絡む魚で、エコカットテールのダウンショットリグで口を使わせることに成功した。

暫定3位の藤田京弥選手はドライブクローラーの1.8gスナッグレスネコでグッドサイズを仕留め、2本2,470gで好位置に付けた。

初日は2本以上のキーパーを持ち込んだ選手が6名で、1本のみが30名。1kgをクリアしたのは上位10名だけだった。

DAY2 マスターズ1年目の2人がビッグウエイト!

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大会2日目も太陽が眩しい陽気となった。小さなクリークがたくさんある三瀬谷ダムだが、条件が揃ったクリークやバンクはどこもフィッシングプレッシャーがマックス状態。誰もが2日目はさらにタフへ向かうと覚悟していた。
だが、終わってみればウェイイン会場に持ち込まれたバスの総数は初日よりも5本多い48本。初日はベテラン2人が牽引したが、2日目は今年の春にヒューマンフィッシングカレッジを卒業し、マスターズ参戦1年目のルーキーが目の覚めるようなビッグバスを持ち込んで気を吐いた。

3本で5,170gという2日間を通してのトップウエイトをマークしたのが後藤 翔選手。同選手が入ったエリアは会場から上流2本目のクリーク。メインとなった0.9gジグヘッドリグ(フラッシュJ)のミドストで2本、ネコリグで1本をサイトで確認しながら口を使わせることに成功した。初日のミスフィッシュが響いたが、素晴らしいリカバリーだった。

そして、もう一人はまだ18歳の佐治剣起選手。会場対岸の少し上流にある崩れたバンクをヴェイン12inのネコリグで攻めた。起死回生の3kgフィッシュがバイトしてきたのはお昼前の11時。もう1本キーパーをキャッチして3,718gとした。
後藤、佐治両選手ともに初日ノーフィッシュだったが、トータルウエイトでは後藤選手がトップ、佐治選手が4位と健闘した。

TOTAL 実力派ルーキー、藤田京弥選手が開幕ダッシュ!

初日の上位2選手が2日目にキーパーを手にできなかった。2日目のウェイインが終盤に差しかかったときに藤田京弥選手がウェイインバッグを持って現れた。
2日目の上位4選手は初日にノーフィッシュを食らっていて、藤田選手のウエイトは2日目5位の1,618g。2日連続で魚を持ち込んだ中ではトップウエイトだったため、他の選手の追い上げを許さずウェイインを終えた時点で優勝が確定した。

藤田選手は本田木屋エリアの中上流エリアをメインとし、初日にキッカーを獲ったスナッグレスネコの他、エコスワンプの1.8gダウンショット、スーパーライトリグの「ワレカラ」ノーシンカーなどを駆使し、ワンドやクリークの出口などでミドストを多用。TOP50戦の野村ダムと状況が似通っていたためその経験が生きたらしく、2日目も2本の計4本をタフな三瀬谷から絞り出した。
マッディーウォーターを得意とする兄・藤田夏輝選手とは違い、京弥選手はサイトと繊細なテクニックを武器に開幕ダッシュに成功。マスターズ開幕戦(河口湖)は準優勝、そして第2戦(三瀬谷)で優勝を飾り、さらに注目度が高まりそうだ。
少し気が早いが前半を終えてA.O.Y争いではトップに立ち、開幕戦10位のTOP50シリーズでもどこまで上位に食い込めるかも楽しみだ。

今大会の準優勝はTOP50シリーズで活躍する佐々一真選手で、初日、2日目とも1本ずつながら会場から下流でキロUPを仕留めることに成功。
初日はリーチ(シルキーフライ)のショートダウンショットでカバーを攻略して1,806g。2日目はエコスワンプJrのネコリグパワーフィネスで1,134gのグッドサイズをキャッチした。

3位はB & G対岸上流のブッシュや岩盤を何度も入り直したという金沢俊佑選手。HPミノーのダウンショットやドライブクローラーのネコリグで初日2本562g、2日目1本428gという安定したスコアで上位入賞を果たした。

4位は四国の大ベテラン、田渕秀明選手。狙っていたプリのグッドサイズにはフラれたが、サイコロラバーや、スナイプスキニーシェイプのダウンショット&ネコリグで結果を出した。

5位は昨年のこの三瀬谷戦でも3位入賞を果たした山下一也選手。エコカットテールのネコリグを軸に、初日は対岸ワンドの入り口、2日目は差してくる1,544gのグッドサイズを仕留めて上位に食い込んだ。

JBマスターズシリーズはこれで前半戦終了。「京弥旋風」を誰が止めるのか。それともそのまま突っ走るのか。シリーズ後半戦は夏の霞ヶ浦と秋の野尻湖が舞台となる。

写真・レポート:バスマガジンK

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