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エトセトラ

観光遊漁に取り組む下北山村

JB TOP50シリーズ第3戦(七色ダム)は、開催地の下北山村・南 正文村長の温かい歓迎のあいさつで幕が開いた。
南村長は「ダム湖の有効活用」を公約の一つとし、昨年の春に就任されたばかり。とはいえ、その前は副村長を務めていたので、この村が抱える問題や課題を十分に掌握されている。

このグラフは国勢調査による下北山村の人口統計を表したものだ。
過疎化が進んでいるのは一目瞭然。大型ダムの建設ラッシュがあった昭和30年代半ばに人口が増加した期間もあるが、それ以降は人口減に歯止めがかからない。今年6月1日時点で総人口は861人。とうとう1,000人を割り込んでしまった。

そんな下北山村の活性化に貢献してきたのがバスフィッシング。
七色ダムがバスフィールドとして注目されてから既に40年近くが経過した。七色渓谷というそのスケールと美しさを誇る伝説の渓流はダム湖の底に沈んだが、その後に誕生した大きな湖は新たな観光資源として長年の間、バスアングラーを誘致してきた。

下北山村のホームページを開くと、『ブラックバスや鮎、アマゴ・・・釣り天国、下北山村』と釣り人誘致を目的としたページが作成されている。そこには「バスフィッシングが堪能できる池原ダム・七色ダム」と紹介されている。
さらに南 村長のあいさつ文の中にも「ブラックバス釣りのメッカであり、全国各地からたくさんの釣り客が訪れる日本でも代表的なバス釣り場」という一文が入っている。
バスフィッシングの普及に取り組んでいる数少ない自治体といえるだろう。

40年間という長きに渡り、ブラックバスと付き合ってきた下北山村だからこそ重みがあるバストーナメントの誘致。今大会を迎えるにあたり、村中のあちこちに貼られた「TOP50歓迎」のポスターからも、南 村長や下北山村の皆さんの気持ちが伝わってきた。
そして、上位入賞者には、村の特産品である木工製品やお米など、心温まる景品が贈られた。

外来生物法が施行されるタイミングでブラックバスの漁業権魚種認定を申請したことがある同村。
その後、池原ダムと七色ダム、吉野町の津風呂湖を含め、「県南部のダム湖をブラックバス特区に設定しては!」と同県の内水面漁場管理委員会のメンバーから再度県へ打診したこともある。
環境省からの指導でブラックバス特区は実現しなかったが、奈良県下にある幾つかのダム湖ではしっかりとブラックバスを中心とした観光遊漁が根付いている。

地域の活性化に貢献しているバスフィッシング。生態系に影響をおよぼさない人造湖では、もっと外来魚の有効活用が議論されるべきではないだろうか。

バスマガ編集部 K


池原・七色ダムへ釣りに行かれたら、ぜひ『下北山温泉 きなりの湯』でひと風呂浴びて帰ってくださいね。

前の画面へ戻る  2016年07月22日(金)  

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