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エトセトラ

福島健の初日 JBトップ50第4戦エバーグリーンCUP旧吉野川

トップ50旧吉野川戦初日に年間ランキングトップタイの福島健選手(以降福島、他選手も含め敬称略)に同船した。普段はブラウン管越し(サンTV「ザ・ヒット」)に観ている釣りを生でみる不思議な感覚。結果的に朝3連発したもののその後は不発。増減水激しい旧吉野川の難しさを目の当たりにした。

中盤のフライト順で今切川からスタート。先行するボートの殆どが旧吉野川上流側へ向かった。福島もそれに続いて上流側へ。少し走ったところでエレキを降ろす。

今戦の福島の釣り方は3パターン。(1)バイスクローの4gテキサスリグスイミング。クローワームをスイミングさせるという珍しい技。このリグを沖の地形変化が絡むウィード等にキャストしてタダ巻き。川の中央付近で多用。

(2)ボートを少し岸に寄せてのスモラバのショア撃ち〜スイミングとサイト。ショアライン近くを流しながら、ミドストするように中層を泳がせる方法。視線は周囲を注意深くサイト。

(3)自作リアル系ワームのノーシンカー表層トィッチ。「これは誰にも見せたくない」と本当のシークレット。地上での見た目もさることながら、水中でのリアルさは驚愕。

(1)がメインパターンで試合中の半分以上はこれ。たまにショアを流しながら(2)、最上流部で(3)という使い分けだった。

バイトが無いまますこし上流へ小移動で2ヶ所目へ。見える範囲にボートが数艇。ショアのカバーをライトリグで流している選手がポツポツとキーパーサイズを釣っているのが見える。福島には言えないが、T50tterを覗くと、他の選手もけっこう釣っている。

「ちょっと粘りすぎた」と言い8時40分に3ヶ所目へ移動。橋の上流側にポジショニング。

橋脚を狙うわけではなく、橋の上流側にある地形変化部+ウィードを狙っているらしい。川の真ん中からバイスクローのテキサスリグをファンキャストしゆっく目にリトリーブ。

場所柄、他選手の往来が激しいが、他選手のボートが通り過ぎた瞬間1匹目がヒット。「引き波のおかげかもしれませんね」。大きくしなるロッド。ネットインと同時に「デカイ!」。重さは量らずライブウエルへ。この1匹を皮切りに怒濤の連発で5分間で3匹をキープ。ただしサイズは釣るたびにダウンした。

この場所ではその後もバイトがあったがフックアップできず。釣り上げたバスもフックの掛かりが浅く、すぐに外れることから「今日は食いが浅い」と言う。

ちなみに、このバイスクローのスイミングはプリプラから前プラまでかなり釣れていたらしい。それだけに、この釣法に賭けているようだった。

9時20分さらに上流へ。ショアラインに近づきサイトしながらスモラバで流す。

そしてバス発見。

近距離だったため、そこでエレキを踏んだら一発で逃げられそう、ということでパワーポールでボートを固定。パワーポールの動作音は思いのほか静かで、福島にそのことを言われるまで気づかなかった。
さすがのサイトマン、一発で喰わせたがフッキングと同時にドラグが滑ってミス。

「ドラグ絞めるの忘れていましたわ」トーナメンターでもそのミスをするだと変に感心。今のは800くらいあったもよう。

10時前に最上流部へ。決して広くないエリアに数艇のボート。水深もかなり浅いため、バスへのプレッシャーは高そう。

中央部のウィード周りでサイトをしながら自作ワームノーシンカー、スモラバで探る。何度かバスを発見しキャストするもキャッチには到らず。

少し下ってポケット部へ進入。小さいバスを多数発見するも、今はこれを狙う時間ではないようで移動。

11時に朝3連発した場所へ戻る。すぐにバイトあり。やはりこの場所・パターンが有効か。しかしキャッチまでは到らずで朝2の場所へ下る。正午近くになり、タフさが増してきた。周りのボートのヒットシーンも見なくなってきた。

11時50分。「小さくても良いので揃えたい。ライトリグも真面目にやらんとアカン」と言い、少し下流のリップラップストレッチでスモラバをキャスト。

しかし反応は無し。この頃からやや焦り感が。朝ドラグ設定ミスでバラした1匹が重くのしかかってくる。

正午を過ぎ、ランガンのペースが速まる。他選手の往来も激しさを増してきた。

朝入った場所に何度か入り直すがダメ。

12時50分再び最上流部へ。

自作ワームノーシンカーでようやく4本目をキャッチ。大きいサイズではないが、今は大事な1匹。

つづいてポケット部へ進入しサイトモードに。接近戦のため、記者は動くことができず、状況はわからないが、小さいサイズがたくさん居るらしい。13時56分にジャストキーパーキャッチでリミットメイク。

他にも700くらいのバスが見えるらしい。しかし口を使わせることが出来ず。「超小さいワームのリアクションなら喰ったかも」と言っていた。恐らくこの手のバスを狙うのが想定外でその準備が無かったのだろう。

「こんなんやっててはダメだ」と言いエレキをあげる。

最後も朝3連発したスポットを中心にテキサスリグスイミングでビッグワンを狙うも、入れ替えならず。結果3504gで初日を終えた。

キャストがめちゃくちゃ正確な事、ショアを流すときのボートポジション(他選手より遠い)、驚きのクローワーム+テキサスリグのスイミング、パワーポール動作音が想像以上に静かなこと(ちなみに本人も静か)、マニアックな小物、自作ワームのリアルさ、遠くのボイルを見逃さない目と耳・・等が印象に残った同船だった。


固定リンク  2010年09月11日()  

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