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エトセトラ

チャプター宮城の炊き出しボランティア報告

5月4日(水)、亘理高等学校にNBCチャプター宮城の仲間達と炊き出しボランティアに行ってまいりました。

震災後、NBCチャプター宮城として何か力になれることがあるはずだとずっと考えていました。
ある日、ヒューマンフィッシングカレッジの講師時代にお世話になった学務担当の方の安否が気になり電話を入れたところ、彼女の家は津波の被害で半壊になり現在避難所暮らしをしていると聞きました。避難所の食生活は質素なもので、朝食はパンと果物、夕食はおにぎりとお味噌汁と一家族に一個の缶詰というとても寂しいものだと話されていました。お肉なんてしばらく食べていないなとのことでした。

そこでチャプター仲間と相談しNBCチャプター宮城として焼肉の炊き出しをしよう!となり、すぐに山下会長に相談したところ、快く手配を引き受けてくれました。

さっそく炊き出しの日程調整のために亘理町役場に連絡したところ、5月4日(水)でお願いできないかと相談を受けました。ちょうど連休中だったのでお引き受けいたしました。しかし被災者の収容人数を聞いてビックリ! 避難所には約600人近くいることがわかりました。さらに、この避難所では年配者が多いので焼肉よりもとん汁のような汁物がいいと要望されました。

さて困りました。私たちは焼肉をすることしか考えていなかったので肉以外を準備していません。予算も心配になり野菜の値段を調べるために近所のスーパーに調査に行ったところ野菜が高くて驚きました。こちらもそんなに予算があるわけではないので困っていたら、

「国産けんちん豚汁の素」という商品が目に入りました。カット済みで下茹でしている。 これだ!! というこことで、早速ダメもとで製造元の桜乳業(株)さんに販売していただけるか直接電話をしました。すると担当者の方が突然の申し出にもかかわらず私たちの趣旨に賛同していただき、販売先の紹介と至急150袋を準備してくれることを申し出てくれました。


桜乳業(株)さんのおかげで150袋(約600人前)のカット野菜を購入することができました。本当に感謝したします。

本部から豚肉の準備できたと連絡が入りました。なんと会長のお力添えで150kgの豚肉をご準備いただきました。しかしまたもここで問題が...。 お肉はカットされていないブロック状で納品されることがわかりました。
さてまたまた困りました。10kgのブロック肉など切ったことがない私たちは途方に暮れました。

そういえば、ヒューマンフィッシングカレッジの卒業生の友人にお肉屋さんがいたのを思いだし早速交渉をお願いしました。
通常は持ち込みカットなどしないとのことですが、趣旨に賛同し快くカットのお手伝いをしてくれました。




伊藤畜産食肉さんのおかげで150kgの肉ブロックが、とん汁用にすべてカットされました。私達だけではこのようにカットは無理したので本当にご協力感謝したします。
そのほか、とん汁用どんぶり、割り箸、お味噌なども、卒業生の協力で準備することができました。

炊き出し当日の4日(水)は快晴の中、連休中にも関わらず手伝いを志願してくれた総勢10名のチャプター仲間とともに亘理高等学校の避難所に向かいました。今回は現地避難所の調理道具を使わせていただくことができたのでとても助かりました。

メインの具材(大根、にんじん、こんにゃく、 ごぼう、なめこ)は桜乳業(株)さんのおかげでカットされ下茹でされているので、まず最初に長ネギを切る作業を始めました。

600人分の長ネギといわれても想像つかないので困りましたが、たぶん足りるだろうという量を用意しました。




大鍋に水を張り沸騰させてから具材と豚肉を投入しました。あえて豚肉は多めに入れたところ他に具材を入いらないのではないかというほど大鍋が一杯になりました。


ひと煮立ちさせてから、お味噌を投入! ここで味見となりましたが、濃いだの薄いだのとみんなの好みが違うので調整に苦労しました。結局、避難所暮らしをしている方々に味見をお願いしたのでした。



味に深みを出すためにめんつゆと舞茸を投入し、最後に長ネギをたっぷり入れ弱火で1時間近く煮込みました。なんとか配膳時間前に600人分のとん汁が無事完成することができました! ただ皆さんのお口に合うかどうかとても心配でした。



予定通り17時から配膳となり次々と被災者の方々集まってこられました。味も心配でしたが、作った量が大量なだけに余ることも心配でしたが、そんな心配は必要ありませんでした。


気に入っていただいたようであっという間にとん汁がなっていきました。被災者の方々に「おいしいよ! ありがとね!」と言っていただけたのがとても嬉しくやったかいがありました。
折角なので、自分たちが作ったとん汁をボランティアスタッフみんなでご馳走になりました。




自分達で言うのもなんですが本当に美味しくできました。 600人前のとん汁なんて作ったことのない素人の私達がマグレで上手にできたのは驚きでした。

今回の炊き出しボランティアはいろんな方々の協力があり実施することができました。
山下会長には無理なお願いにも関わらず手配に尽力いただき感謝いたします。
それからお忙しい中義援金を集めていただいた各チャプターの会長ならびにスタッフの皆様、本当にありがとうございました。協力してくれたすべての方々に心から感謝申し上げます。

それから、連休中にも関わらず快く炊き出しボランティアを手伝ってくれたチャプター仲間に感謝します。
また何か被災者の方々のお役にたてることをしましょう!
本当にお疲れ様でした。

協力したいただいた方々
・日本バスクラブ 山下会長様、各チャプター会長ならびにスタッフ様、チャプター宮城スタッフ
・桜乳業株式会社様
・ウジエスーパー 西多賀店様
・伊藤畜産食肉様
・株式会社サトー商会様
・三徳屋釣具店様

報告・チャプター宮城 齋藤正樹


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2011年トップ50第1戦同船レポート 小林知寛の3日目

小林が持ってるパターンは2つ。一つは上流の巻物・ジャークベイト。二つ目は下流域ミドルレンジの岬+スタンプにつくバスをオフセットのジグヘッドで狙うパターン。

初日は上流パターンが効き、ジャークベイトやスピーナーベイトでビッグフィッシュをキャッチ。4275gで単日5位スタート。

2日目は降雨の影響で上流パターンが崩れ下流パターンに。午後から気温・水温が上がったため産卵を意識したバスがどんどん差してきた。ペアリングを始めるバスの目視もできたそう。そのタイミングでバイトが多発し推定1500クラスが何度も口を使ってきた。しかし、スポーニングベッドを作るであろうスタンプ周りで魚を掛けるためにミスを続発。10回掛けながらも2日目にキャッチできたのは4本。

そのミスを踏まえ、最終日はラインを5lbsに上げた。1500クラスのメスでリミットを揃え、目標7キロで優勝!を胸にファーストエリアへ。

決勝のフライト順は暫定順位となる。予選4位通過の小林は4番フライト。薄曇りで肌寒い7時に上流へ向けてスタート。

2日目と同じ、下流域の右岸に連続する岬がメインエリア。会場からは数分の航程。7時10分にファーストキャスト。

まずは岬の下流側から先端を横切るようなコース取り。岸に対して垂直〜斜めではなく、並行気味に、できるだけ同じ水深をトレースする方法。

中層スイミングではなく、基本はボトム。ズル引きして沈んでいる障害物を探す。スタンプ周りについているバスを狙うため根掛かりは頻発する。

ただし、そこはプロ。根掛かりは軽度でおさめロッドワークで上手に外していく。前日はその半根掛かり外しシェイク中に食ってくるバスも多かったそう。

食い気よりも攻撃性のバイトが多いため、同じコースに何度かキャストする。

「本命はこっち面なんですよ」。バイトが多いのは岬の上流側らしい。

小移動しつつ隣接する岬を狙うがバイトは一度のみ。

プラの時から連日冷たい強風に見舞われていた早明浦ダム。最終日のこの時間は風も弱く穏やか。しかし、まだ太陽は稜線下で肌寒い。

ワンド側に青木大介。

小林と入れ替わりで岬に入った青木が釣っていた。

沖まで張り出すフラット部を狙う。スタートから2時間経過するが、朝のワンバイトのみ。予選では水温が上がってからのバイトが多かったため、今のところ焦っている感じは無い。

この日は1〜2mの増水した。その為、前日までは狙っていたスタンプなどのカバーをうっすら目視できていたが、今日はそれが出来ないため、若干狙いを絞りづらいという。

下流域の水温は12.5℃。

9時半頃から急激にボートトラフィックが増える。青木は下流域をハイペースでランガン(同船はバサーさん)。

可視範囲浮くボートは10艇ほど。そのうちの半数がプレス・オブザーバーを乗せていた。つまり、予選上位通過選手の多くが下流域に浮いていることになる。

小林も朝イチ入った岬へ戻る。

まもなく何かが変わる10時。

そして10時1分に対岸から雄叫びがこだました。準優勝した片岡が遠目でもそうと解るビッグフィッシュをキャッチ(同船はロッド&リールさん)。

そして、その直後に小林にも明確なバイト!しかし、フックアップはできず。相手は産卵前のテリトリー意識が高まったバス。

「昨日とバイトが違います。昨日よりもより攻撃的な感じ」と小林は言う。

更に「今日は水が軽い」という。

「え??そんなこと解るの?」と咄嗟に聞いてしまった。根掛かりを外したあとの水圧が昨日よりも軽いらしい。

それはアップで投げているので(増水により昨日より強くなってるであろう)湖流を受けているのでは?と、一般アングラーの記者は思ってしまう。しかし、ほぼ毎日釣りをしている小林クラスだとそれが本当に解るのかもしれない。「野尻湖でも違いがよく解りますよ」と涼しげに語った。フルタイムバスプロ恐るべし。

バスの状態はスポーニング直前。ここのバスはスタンプの根元にスポーニングベッドを作るっぽい。上図中央のようなカバー周りにそんなバスが多い。

「僕の狙っているレンジ、外しているのかも」

増水後もバスがその場に留まっているのか、上下移動してしまったのか、小林はまだ解らないという。

だいぶ空気が暖かくなった10時40分に本日最初(で、最後の)の大移動を決意。

初日に釣った上流域が気になるという。「ダメだったらすぐ戻ってきます」といいエレキをあげた。

インターセクションを左へ。

下流側と違い、こちらは強風。確実にバスが着いてるはず、というブッシュにジグヘッドを通すもダメ。

小規模インレットへ。周囲をスピナーベイトで広範囲に探りながら、流れ込み前まで進む。

「まだちょっと時間が早かった」といって見切った。

早いと判断したのは、フロントとリアの魚探が示す水温の違い。エレキとトランサムについているトランスデューサーの僅かな深度の違いでそれを判断。両者の水温が近ければ、各層が満遍なく暖まっているということ。

さすが、プロ!と記者はまたしても目から鱗・・。

11時に下流域へ戻る。今度は対岸側へ。

2回ほどバイトがあったがミスってしまう。

上流側からの風が強まってきた。風裏になるストレッチへ移動。残り時間はあと僅か。

風裏作戦が功を奏したのか、帰着までのこり20分というタイミングで連続バイト。

しかし、ワームがズレて帰ってくるのみ。

12時52分。無念のタイムアップ。

この時期特有の、「そこに居るであろう」」バスを狙う釣りではなく、「いつかは上がってくる」という待ち伏せ型の釣り。今回は季節外れの寒さ・水温だったため、どうしても朝イチよりは10時以降、お昼過ぎが有利。そうなると、13時帰着の最終日はなかなか当てる事ができない。頭の中では解っていても「次のキャストで差してくるかも」という期待と不安が交差する我慢の釣り。

「一番やってはいけないことをやってしまった」と小林は言った。

水深を読み違えたのか、単純にバスが思い通りに上がってこなかったのかは解らないが、2日目の釣りは通用しなかった。春の気まぐれバスに合わせるのは難しい。

後書き

記者が小林選手を初めて見たのはちょうど10年前。NBC海釣り教室のカワハギ釣りで隣になりました。まぁまぁ渋い状況の中、バスロッドで次々と色んな魚を釣り「この若者、ずいぶん釣り上手いなぁ」と思ってました。

後に真冬・氷点下の河口湖で一緒に釣りをしたのですが、あったか股引2枚+カイロ貼りまくりの完璧防寒ウエアでも震えていた私をよそに、小林選手はナイロンパンツ一枚で平気な顔。

早春開催のJB戦で周りの選手が防寒してるときに短パンだったりも・・・。そんな彼も今はアラサー。最近は人並みに寒さを覚えたようで一安心!

そういえば、プラの時、記者は防寒ウエアを着ながら凍えてました。が、今大会準優勝した片岡選手は、ジーンズ一枚!さらにしゃがんだ時、背中が出ていたくらいの薄着でした。釣りが上手い若者は寒さを感じないんでしょうか(笑)

今戦は小型ボートだった事、大雨だったことで最終日しか同船できませんでしたが、次戦はできれば3日間同船したいと思います(雨さえなければ)。お楽しみに!

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi


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