ワールドフィッシングガイドサービス 第1回講習会の報告
主催:一般社団法人 ワールドフィッシングガイドサービス
(参加者68名)
フィッシングガイドのスキルアップのための講習会が4月16日、大阪心斎橋にあるヒューマンアカデミー大阪校の校舎で開催された。
今回の講師は、(株)つり人社代表取締役社長 鈴木康友氏と、さまざまなコンサルティング業務を手掛けるクレアプラス代表の魚田 純氏の2名が務めた。
視点をかえれば広がるビジネスチャンス・・・鈴木康友
鈴木社長は自ら釣りジャーナリストとして世界の釣りを見てきた経験から、国内外のフィッシングガイドサービス業を紹介。ガイドビジネスを広げていくためのモデルケースや取り組み方など、以下の3テーマを中心に話が進められた。
1.オフをなくす
フィールド(地域)やジャンルに拘らず、活動エリアを広げることでガイドサービス業のオフシーズンはなくせる。
2.釣り αの提案
釣り以外のアクティビティーや観光、グルメガイドなどと組み合わせることで提案できるガイドプランを増やせる。語学力や釣り以外のスキルを磨けば、観光目的の人(釣り人じゃない人)にも釣りを楽しませることができる。
3.フィールドの大切さ
魚の資源量をキープすることや釣り場の解放など、フィールドを守ることや広げることは多くの人が釣りを楽しむうえで欠かせない活動になる。
コミュニケーションは緊張をほぐすことから・・・魚田 純
魚田 純氏は今回、コミュニケーション能力を高めるためのマナー研修の講師として招かれた。
客の心理は緊張→安全→安心→好意→信用→信頼と変わり、第一印象をよくすることから信頼を築くまでのプロセスの要点を解説した。
初対面では第一印象が大切で、0.6〜20秒の間に決定づけられるという。その要素は55%が視覚であり、姿勢や表情、声のトーンなど好感度を高めるためのレクチャーが行われた。
緊張をほぐすための笑顔やあいさつの基本はあらゆる現場で必要とされるコミュニケーションの第一歩。参加者は人を惹きつける『オーラのスイッチ』の入れ方なども伝授され、ビジネスに役立つ研修内容だった。
一般社団法人 ワールドフィッシングガイドサービスの代表を務めるJB・NBC山下 茂会長は、『フィッシングガイド』が旅行商品として扱われることで釣りやバスプロの認知度が格段に高まるという。
それに伴いガイドにはこれまでと違ったスキルが求められ、この講習会は今後も東日本、西日本に分けて定期的に行われる。
(バスマガ編集部K)
また、5月9日には山梨県 河口湖で同様の講習会が開催されます。
第一回 講習会参加者リスト
今回の講習会には以下の方々が参加されました。この方々には全員に10Pが付きます。
北大祐・田中次男・田渕秀明・掛水玲雄奈・藤井大介・頼末敦・北山睦・斉藤真紀・澤井剣・青木哲・三原直之・駒田都一・桜山達也・倉林和馬・岡崎拓哉・赤松美陽・斉藤陽・西村浩人・諸富真二・浅野大和・船瀬祥平・小林知寛・清水智弘・前山智孝・池田僚・井門楓・大津将吾・大槻将士・大山純夫・岡村直樹・仮屋幸祐・河村大樹・川本健文・児嶋恒成・柴田優希・田中善人・辻村光一郎・出倉拓海・徳田龍之介・中谷翔一・西峯達也・野村岳志・原直輝・平野純平・古田啓人・法貴聡真・堀川修太・牧野侑弥・村上慶起・山本樹・横田将一・芝田昂平・中邑和馬・一志英寿・上原龍一・權野武慶・高天晴生・田圃学・橋本雄太・水田貴士・森本瑞勝・山根拓馬・小川奨平・澤井一誠・西拓斗・戸田尚志・北直也・内野海
2014年4月 前の画面へ戻る