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10月29日木村健太選手同船レポート
NBCNEWS恒例同船レポート。今回は初日を4位で通過した通称キムケン、弱冠18歳の木村健太選手に同船。
お詫び:試合中雨が降り続いていたため、カメラのレンズに水滴が付きまくりです。お見苦しい画像が多いと思いますがご了承ください。
7:52 離岸
初日に見事なキッカーを混ぜ4位となった木村。今日の戦略は「16日の放流を狙う」という事だ。クラシック前にも放流があったが、サイズは小さいという。他の選手の多くが小さい方の放流を狙うが、自分が狙うのは16日の放流とのこと。また、そのエリアにはグッドサイズのネイティブも潜んでいるとのことだ。
なぜ16日の放流のサイズを彼が知っているかというと、その場に居合わせたからと言う。実は木村は15日に行われたJBジャパン最終戦でトップに近いウエイトを持ちながらも帰着遅れで失格となっていたのだ。その悔しさをバネに試合後も河口湖に居座り(彼は京都在住)プラをしたという。
--昨日と天気が違いますが?
「ちょっとキツイですね。でも水温がそんなに下がっていないです。ネイティブが釣れればいいんですけどね。ワールドプロはネイティブを釣ってくるから怖いですね」
7:58 スタート
今回参加しているプロの中でゼッケンが一番下、 JB1507の木村はほぼ最後のスタートとなった。
「ワールドがどれだけはいるかによりますけど小海に入ります。ネイティブはとりあえず諦めます。」
「昨日のキロフィッシュは朝の30分で釣ったんですけど、ネイティブのデカいのは朝一じゃないと釣れないでしょう。サイトなら釣れるんでしょうけど」
先にスタートした選手のほとんどがロイヤル方面へ向かうのを見て昨日のメインエリアの浅川を諦め急遽作戦変更。
8:12 小海でスタートフィッシング
意外に小海に入る選手は少なくこの時点では3人しかいなかったので、急遽小海へ入る事にした。
「とりあえずここでリミットメイクします。その後16日の放流地点へ行ってうまくいったら2800」
「先週のプラでは6キロ釣りました。数も2〜3時間で3桁いきました」
最初にキャストしたのは1/32ozジグヘッドにリトルスパイバーのフラのみ+TEMPTタイニークラスターという工夫されたリグ。
8:20 周りで次々とヒット
横に浮かぶ吉田秀雄をはじめ、周りに浮かぶボートで次々とヒットが続く。
「もうちょっと岸に寄りたい」
8:26 キーパーヒット!
ようやく1匹目がヒット。
「ちっちゃい」
8:28 ロッド交換
イモグラブノーシンカーを数キャスト
8:38 ロッド交換
ジグヘッドに戻す。この間にも周りでは次々とヒット
「やばい、釣り負けている」
8:39 2匹目ヒット!
「またちっちゃい」
8:40 3匹目ヒット
「これも小さい、、、キーパーあるかな」
ここで近くに浮いていた吉田秀雄がエレキで沖にでていく。「トイレ休憩に行く」と聞こえたのだが、、、
ランディングネットを構える吉田の近くに水面でバタバタ暴れている鳥。怪我をしているのか飛べなくなっている。 見事ランディング。
「トイレ休憩に行く」のではなく「鳥を救出にいく」の聞き間違いだった。
様子を見守っていた関係者のもとに。
その鳥は怪我ではなく、羽にルアーが引っ掛かっていたらしい。試合中にも関わらず長い時間をかけてルアーを外していた。ええ話だ。
にも関わらず「外すとき、手を噛まれまくりましたわ(笑)」との事だ。
8:50 テキサス
テキサスリグを数キャストし、再びジグヘッドをキャスト
8:55 リグ変更
「かったるいっすわ」
といい、1/32ozジグヘッドから、がまかつROUND25 1.3gへリグり直し
8:59 周りは相変わらずフィーバー
「やばい、バンバン釣られている、、、」