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小野俊郎選手同船レポート AM7:20〜

7:24 

多くの観客が見守る中、離岸。

スタート前のわずかな時間を利用し、スピニングタックルにワームをセット。

「こうすると根がかりにくくなるんだ」

ワッキーリグのようだが、オフセットフックを微妙な位置にセット。(本文中では、ワッキーリグと呼ばせていただきます。リグの詳細は最後に紹介)

フロントデッキに並べられたタックル。
左舷側には、スクワレルやTN/60を結んだ右巻きベイトタックル3本。

右舷側には4本。フットボールジグの左巻きベイト、ダウンショットと変形ワッキーリグ用のスピニングタックルが揃えられていた。

名前が呼ばれ、前の船に続いてスタート。

「今日は水温が低いからな。1匹でも多くって感じかな。それしか…。1匹、1匹を大事にしないと」

「そこからチューチュー出してくれるかな?」

アルミパック入りのゼリー飲料で、本日の朝食。

「これ飲んでると、加藤さんみたいだな」

JR筑豊本線の鉄橋に差し掛かる。

「12時か…」

呟きなから時計に目をやった。

「朝イチはジグで流してみるよ。いずれにせよ、プラの時からバイトが遠いんだ。オレの魚はバタバタっと釣れる感じじゃなかったから、水温が上がる10時くらいからがチャンス。ただね、今日は12時までと時間が短いでしょ。そういった意味ではキツいんだよね。実質2時間で、魚をどう獲るかが今回のポイントだよね」

7:44

スローエリアを過ぎ、最初ポイントへ向かう途中で、濱田選手を見かける。

「腐れ外道だ(笑)」

小野の顔がほころぶ。濱田選手とは、大学時代からの先輩後輩の関係。 仲良しゆえの発言。

残り時間:4時間15分 キーパー:0匹

7時   8時   9時   10時   11時  
                     

 



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