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表彰式

キャスティング佐藤社長の挨拶で表彰式が始まる


5位の小森プロが壇上へ


今回のTOP5。

ここをクリックで大きい写真が表示されます。TOP5の方でパソコンをお持ちの方はお土産にどうぞ。


お立ち台インタビュー  インタビュアーは関プロ

第5位 JA22 小森 嗣彦
(千葉県)
2052g/5匹

「5位の小森プロとは、僕横で釣りをしていたんですけど、釣った釣り方とね、実は今日なんか自慢したいことあるんでしょ?それだけ話して終わり(笑)。」

バラしちゃいますか。パターンとしては、昨日の段階でだいぶネストが見付けられまして、シャローに魚が入ってきてるんですけど、まだその一歩手前のステージングエリアに、魚がだいぶ居るんじゃないかと思いまして、そこをチェックしました。

琵琶湖の場合ウィードの広いエリアがあるんですけど、河口湖の場合スポーニングに上がってくる前の魚がストックされる場所っていうのが、イマイチちょっと僕には掴みきれなくて、ハワイなんかをチェックしてるときに、7mフラットで4mぐらいのところに浮いているバスを見付けて、昨日何本か獲ることが出来ました。
で、それに近い所で大石に4mのブレイクがあるんで、今日はそっちに入ろうと思って、昨日ちょっとチェックしてキーパー1本獲れたんで、朝はネストを見てからそこに入りました。朝バタバタと釣れて、もうそのまま釣れ続いて、キーパーは12、3本。最後ここで1本入れ替えたんですけども。

で、秘密にしてたことがですね…、ワールドの時からなんですけども、結構喋ってはいるんですけど、ワームにキモがありまして、ネクストワンから今度…あ、まだ発売されないんでしすよね?

「いいね。タイミングがね。」

こういうワームなんですけど(ポケットからワームを取り出す)、リングでテールがボール状になっているんですけども、このワームを使いまして大きいのを獲りました。このワーム、なぜか大きいのが釣れるんですよ。僕はリーパーとか良く使うんですけど、キーパーはバッバッとそっちで獲ってしまって、大きいのはこれでいつも入れ替えて、カラーも2色あるんですけど、2色使い分けてやると結構釣れます。ラインはレーザーサイトの3ポンド使いまして、オモリはハイブリッドタングステンの1/8オンス。で、そのダウンショットでリーダーが日によってまちまちなんですけども、今日は30cmぐらいとってドラッギング気味にシェイクしながら4mラインを流していきました。

「以上でいいですか?」

以上でいいです。はい。

「あの、みなさんいいですよね。小森の話はあんまり聞きたくないでしょ?ねぇ。」

はっはっは。

「おめでとうございます。」


第4位 JA66 神谷 勇紀
(愛知県)
2330g /5匹

「釣った場所と釣り方」

釣った場所は畳岩周辺なんですけど、大体昨日プラした感じ、25cmが5本は揃うっていう感じだったんですけど、前回のジャパンAで放流があったじゃないですか。それがひょっとしたら2、3本混じるんじゃないかっていうことで、今回2本混ざったんですけど。リグは1/16オンスのテキサスリグで、エコギアのタンクっていうワームありますよね。あのテイルをカットしたやつ。表現するとダニをデカくしたみたいな。

「ハエの羽取ったような感じでしょ?」

あの…ゴミみたいな。自分、そういうワームが好きなもんで。で、それで放流が2本混ざって、あと27ぐらいの3本で。
「釣ったのはみんなが居るさざなみボートの前ですよね?」

そうそう。やっと4位になれたんですよ。自分19歳なんですけど、今までツイいていないことが一杯あったんですよ。バスボートあるじゃないですか。

「うん」

親に買ってもらったんですけど、トラックに突っ込まれちゃって。で、この間のマスター戦はエレキが壊れちゃって。

「家がファミリーマートだっけ?」

あ、ローソン。2店目がオープンしたもんで。

「そう、2店目がオープンしたの。愛知だよね?」


豊川です。

「豊川ね。あの、みなさん…。割引してくれるの?」

イヤ…。

「してくれないよね(笑)。いい?言い残した事は無いね?」

オッケーです。

「当分立てないと思うよ。俺もあんまり立ったことないからさ。後はいいですか?」


大丈夫です。

「えー、4位の神谷さんです。おめでとうございます。」

 


第3位 JA116 望月 明
(山梨県)
2394g/ 4匹

 

 

「今日の釣った場所と釣り方を。」

釣った場所は神谷くんと並びながら話ながらっていうような感じで、気軽にやってたら、朝イチ700、2本目に40アップがきちゃって、びっくりしたようなみたいな感じ…。

「この間は2本ですよね?ジャパンAの時。」

この間9位になった時は、やっぱ同じ場所でやり方も一緒だったんですけど、釣り方としては本当はジグヘッドがいいんだけど、根掛かりが怖いもんで、溶岩帯攻める時に。あの、何だっけ?ゼアップだか、何か新しいメーカーで、小さいバレットシンカーの1/32とか1/16ぐらいのやつがあって、それで軽く引いて、ここぞという場所で止めておくと、ボンとデカイのがきてくれると。使ったワームが、小森さんが今出したプロトタイプが なんか昨日船にへばり付いてきて、もうこれを使えとばかりに(笑)。

「ネクストワンのやつですか。ありがとうございます。」


それ使いました。じゃあ、すいません。終わりです。

 


第2位 JA63 池田 豊
(長野県)
2980g/ 5匹

 

「惜しくも、3試合連続の1位になれずの池田プロ。」

3試合連続じゃないですよ。前回失格になっちゃったんで。

「前回、何で失格になったの?」

タックルチェック用紙、丸が一個付いていなかったんですよ。しょうがないです。

「あー、しょうがないよね。で、今回は?」

今回はですね、バスがかなり浮いていたんですよね。もう見えバス状態で、シャローまわっている人だったら、完璧にあー浮いてるなっていうのを分かる状態ですね。その見えてるやつを片端からポイントをいくつもまわって獲っていこうっていうのが今日の目標だったんですけども、あまりにも岸釣りの方…、結構いい場所には必ず入ってらして、あと全体的にディープ攻める人が少なくて、シャローメインの人が多かったんで、人数が少ない割りには自分にとってはとても厳しいトーナメントでした。使っているワームがクロステールシャッドと、あとはボディシャッド。クロステールシャッドは2.5インチの方でリグはノーシンカーです。ノーシンカーのトゥイッチとジャークを組み合わせて、割とメリハリのあるアクションで食わせました。見えてるやつですね、全部。

「エリアは?」

エリアはですね、河口湖大橋から奥河口まで、もうぐるっと走り回りました。走りまくりです。撃っては走って撃っては走って。

「今日は5本で2980。キッカーか何か入ったんですか?」

ええ。丁度、風が強くなってきた頃なんですけど、キャストがなかなかピンポイントが決まらなくて、キャスティングが上手くいったなと思ったら、信号下なんですけどキッカー出まして、なんとかウエイトが伸ばせました。その1匹が無かったら、もうダメですね。今回は。

「うーん。でも、よくデカイの釣りますよね。いつもね。」

見えバスは結構釣るの得意なんですよ。岸釣りっていうか、自分いつも崖釣り…

「は?」

ま、そういう釣り方なんですけど、それがメインでやってますんで、見えてるやつは結構得意なんですね。

「僕も一日中というか、ほとんどサイトやっていたんですけどね、口使ってくれないんですよね。人見るんですかね?やっぱね?」

そうですね。安心してるやつを…

「分かりました!安心感ですね。」

そうです。

「あー、やっぱ顔に出てますよね。安心感がね。分かりました。2位の池田プロ、おめでとうございます。」

どうもありがとうございました。


優勝 JA253 河口 佳弘
(神奈川)
3452g/ 5匹

(優勝カップが)重いんで、置いてもいいですか?

「どうぞどうぞ。好きな所に置いて下さい。あの、僕欲しいんですけどねぇ。ぶっちぎりですね。今日3452g。」

ウエイトが思ったより出ました。5本カツカツしか釣ってないです。

「釣ったリグとエリア…」

エリアは河口湖大橋の産ヶ屋崎側の1本目の橋脚。そこだけです。釣り方はシャッドテイルの3インチぐらいのグラブのノーシンカーと、あとリトルイングリーの1/16と1/32のジグヘッドのフォーリングです。一応、ノーシンカーの方は、橋脚の真ん中のえぐれているところのシェード側と、西湖側のシェード側。そっちを見えバスがいるんで、早引きとゆっくり引いたりで、両方でどっちのスピードに反応するかで。1時間に1回くらい、見える魚の量が増えるんで、それをひたすら待ち続けてずっと引いていました。

「朝誰も居なかったですもんね。」

そうですね。ほとんど皆さんノーマークだったと思うんですけど、プラの時点で浅いとこでも見えバス見付けてたんですけど、私のテクニックじゃちょっと口使ってくれそうに無かったんです。プラで風吹いた時にですね、もうこれは絶対ね、風が吹いてないと絶対あそこの魚は口使ってくれないんで、風が吹くタイミング見計らって入ったら昨日も800、400とポンポンと2本出たんで、その他に魚も見えたんでこりゃいるなと、で、撃つのは止めておきました。今日は見えたり見えなかったりなんですけど、見えなくなってジグヘッドに切り替えたら、800とかそのくらいの魚が食ってきてくれました。

「凄いですね。僕、実は今日ずっとサイト…、昨日もプラでネストがね。もう出来てきたんでね、だんだんサイトだろうと思ってやったんですけど、僕には釣れないんですよ。なんでですかね?」

私はあそこのはネイティブじゃなくて、放流の生き残りがずっと溜まっちゃってると思うんで、元々の河口の魚とはまた違った反応の仕方するんじゃないかなと思ってて、トーナメントとかじゃなくて、プライベートのオカッパリとか、そういうのでもシャッドテイルのグラブのノーシンカーっていうのを、河口湖で見えるのにはそれをとりあえず投げて、反応がいいようだったら…。ま、何ていうんですかね、水深が結構キモかなと。

「水深ですね。」

表層を引いてきて食う時もあれば、本当にわずか10cmぐらいですか?の時が凄いいい時もあるんで。

「わかりました。また次にも立てるように。」

そうですね。こんな機会滅多に無いと思うし。次も頑張ります。

「好きな事をいいですよ。今。嫁さんやったぜとか。」

あの…、まだ嫁さんいないんで、是非このお金結婚資金にでもしようかと思います(笑)。

「なんか無いですかね?スポンサーとか。」

スポンサーとか無いんですけど、まだこんな所に立たせて頂くの恐縮なんですけども、アルミボートもマスターズプロの先輩から借りて、アルミに乗るのも2回目でね。本当にこんなところに立たせて頂けるんなんて、やれば出来るんだなと。これからも頑張っていきたいと思います。

と言うわけでジャパンAシリーズ第2戦が終了した。
参加人数が少ないことや、水温の上昇とともにバスが広範囲に散らばったせいか、一つのポイントに選手が固まることもなく釣りやすかったようだ。
結果の方は53%のウエイイン率と今期最高だったものの、700グラムで賞金圏内という厳しいコンディションだった。

次回のジャパンAシリーズは5月24日琵琶湖で開催されます。

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