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[インデックス][スペシャル][マスターズプロシリーズ2001第1戦レポート] |
2日目表彰式
いつもは大混雑のアークロイヤルだが、これで全員。
これだけ少ないと、、、ちょっと寂しい感じ。
スポンサー挨拶で表彰式が始まる。
5位から表彰台へ
記念すべき21世紀初の、そしてJB史上最悪のコンディションと言われたマスターズ緒戦を制した5名。
TOP5インタビュー
インタビュー内容を抜粋して掲載します。今回のインタビュアーは深江選手。
深江:プリプラの事を聞きたいんですが
林:自分のボートはアルミボートなので(行動範囲が狭いため)プリプラの時点で南湖をぐるぐるまわりました。(本戦で良い場所をじっくり釣るため)
深江:時期的な決め手となるものは?
林:ベイトフィッシュが居て良い地形の場所を探しました。
深江:釣れた場所は?
林:ディープホール南東の浚渫。
深江:初日2日目と1匹づつですが、釣った魚はどんな感じで?プリ?
林:いやプリに入る前の。
深江:ステージングに入るもっと手前のって感じですかね。
林:はい。
深江:初日1本2日目2本ですが、その魚に行き着いたまでの道のりからどうぞ
藤垣:2月11日に琵琶湖に来て以来、忙しくてこれなかったので、家で昔のバスマガを読んだりしてプラしていました。
深江:マスターズ戦がこの時期に行われるのは初めてですけど
藤垣:4月に行われたトーナメントのパターンなどを参考にして、バスの動きを読みました。あとはNTTdocomoのバス情報やインターネットで情報を収集。それらの情報では赤野井などにスポーニングを意識した魚が徐々に入りつつあると言うことで。
深江:え?と言うことは2月から一度も?
藤垣:そうです。ロッドも握れず。で、スポーニングを意識した魚と言うことで、場所は人工島の水路を選びました。
深江:具体的には?
藤垣和正:矢橋大橋周辺です。
深江:2日間とも同じエリア?で、釣り方は?
藤垣和正:そうです。ケイテックのラバージグガード付きにケイテックトレーラー。
一昨年くらいに人工島の浚渫があったんですが、その時にハッキリしたブレイクができて、深江:え?ブレイクで釣ったんですか?
藤垣和正:いえ、ブレイクのホニャララ、、(口ごもる)
深江:あ、なんかあるんですね?何があるんですか?
藤垣和正:いや、別になんも無いんですが、リーズに近いブレイクがあって。昨日は1mくらい、今日は1.5mで釣りました。
深江:机の上で勉強してこの成績は素晴らしいですね。おめでとうございます。
深江:初日2日目と1本1本ですが。プリプラから話してください。
坂井:プリプラは入ってなくて前日プラだけです。西岸だけまわってウィードの良いエリアだけ探しました。ほとんどが腐っているんですが、ちょっとでも良いウィードとベイトがいるところを探しました。去年の残りのウィードのちょっとでも良いところを探しました。
深江:プラの時は?
坂井:全然ダメでした。
深江:そのウィードはどうやって探したのですか?
坂井:ジグヘッドで探って、引っかかり具合を見る感じです。
深江:因みにどの辺で?
坂井:井筒の鳥居のちょっと北側。河口の沖ぐらい。
深江:で本戦は?
坂井:ジグヘッドに、自作ワーム。5インチの。クリンクルカッツを意識いた自作ワームで釣りました。
深江:カラーは?
坂井:オレンジっぽい色。余ったワームを使ってリサイクルしてるんで、、、、何色っていうか(笑)
深江:何本も持ってるんですか?
坂井:ええ
深江:じゃぁ後でまた(笑)(こっそりください)
深江:初日2本、今日が1本。岡山と言うことでプリプラとかは?
安井:先週2日間やりまして。魚を探すというか、自分の(得意な)パターンの魚を探すという感じで。
深江:マスターズに上がられてどれくらい?
安井:4年目です。
深江:もう長いですね。その魚に行き着いたのは?
安井:まぁ浅いところに多少の魚は入っているだろうと。そしてこの時期のトーナメントは初めてなので(シャローをやる人間は)人は少ないだろうと。で、自分の地元岡山は浅いレイクが多いのでシャローは好きというか、自分のスタイルなんです。ただ、琵琶湖でのシャローは人が多くて今までやったことがなかったので今回が初めてです。ただ、今回は人が少ないだろうから、シャローをやろうと。で、プラでシャローをチェックし、数が少ないながらも魚はおるなと。
あとは、いつも琵琶湖でやっている釣り。スポーン絡みではなく、深いとこに居る魚がフィーディングでシャローに上がってくるのを狙う釣り。で、今回もそうですし、去年も一昨年もそうなんですが、フィーディングで上がってきた魚って1.5mで釣っても、エア抜きが必要なんですよね。深いとこから上がってきている感じ。
で、そういう魚を見つけようといろんな場所にいって、それも釣れたんです。なので、その2本だてでいこうかと。
深江:2パターンも
安井:初日はフィーディングのタイミングを狙って一ヶ所で粘って10時頃1本目を釣りました。で、気温が上がってきたのでその後はシャローをまわって結局赤野井でラバージグで2本目を釣りました。
深江:初日の1本目のラバージグはどんなエリアでどんな感じで?
安井:西岸の岬に絡むウィード。ウィードのインサイド。アオミドロがついてても良いのかもしれないけど、自分が持たないので、なるべく良いウィードですね。
深江:因みに西岸のどのあたりで?
安井:雄琴マリーナの南の小さい岬の北側です。
深江:リグは?
安井:フィナのジグヘッドにスライダーのアボガド。黒っぽいウォーターメロンみたいなやつですね。
深江:赤野井の2本目は?話しに聞くと結構奥まで入っていた人とか居るみたいですけど
安井:僕の場合はアシの外側ですね。アシでも外側に張り出している方がフレッシュな魚が多い気がしたんです。で、そういう場所を選んで、フィナのタングステンヘッドのガード付きラバージグとメガバスのディープカップビーバーで。
深江:で、問題の今日ですが
安井:今日は天気が悪いので朝からシャローへ行って。で、昨日は西岸で10時に釣れたんで、その時間だけは西岸に戻る計画で、シャローをまわったけどダメでした。で、昨日と同じ西岸のスポットに入ったら10時5分に釣れましたね。ホンマに魚、時間をよく解っているなって感じでした。で、そこで1時間粘ってもあとはダメ。シャローもまわったけどダメって感じでした。
深江:初日4575でトップ、2日目1本ですけど、じっくり話してください
南:いやぁーちょっと(困惑気味)
深江:ここにいる人だけの特権ということで。まずプリプラから。
南:結局練習量の違いですね。4年間冬通っていますから。冬に捕れる場所で今も捕っているっていうパターンです。
深江:んぅ?っていう事は南さんが釣ってきたのは冬の魚?
南:そうです。だいたい1500前後なんですけど、昨日はたまたま3キロが入って。普通そんな魚が釣れるはず無いんですけど釣れちゃったと。
深江:4年間冬通ってて、この時期のトーナメントはどう読んだのですか?
南:浅いとこでも越冬できるよっていう場所ですね。マンメイドとウィード。僕の場合、ウィードは腐ってても良いと思ってるんで。ウィードにもう一つなんかあれば良しという感じで。
深江:因みにエリアは?
南:プリプラでバイトとったのは3ヶ所押さえててました。南の方です。
深江:使ったルアーは?
南:ラバージグです。
深江:優勝の特権でなにか言いたいことは?
南:最近、漁業組合とかといろいろトラブルもあるようで。ここにいる人は大丈夫ですが、実際、エリをうっている人とかも居ますからね、見かけたらね、言えるんだったら、あかんよっていうことをね。言っていくようにしたいと思います。
深江:他には?
南:いや、特に、、、、、
深江:もったいないじゃないですか!もっと自分をアピールしましょうよ!次ぎに繋げましょうよ!
南:いや、僕この時期しかダメなんですよ。チャプターで勝つのも3月4月だけなんですよ。サイトする人がでてくるともう勝てないんですよ。今しかないんです。
来年もこの時期にやって欲しいです(笑)