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[インデックス][スペシャル][マスターズプロシリーズ2001第1戦レポート]

2日目表彰式

TOP5が表彰台へ

サンライン契約プロ清水盛三が優勝!
マスターズ戦では初勝利。


お立ち台インタビュー

5位 M811 浅岡 滋樹
1日目 185p
2日目 184p
合計 369p
トータルウエイト 6,840g

綿井:2日間通した狙い方をお願いします。

2日間とも下物の内湖に入りまして、昨日は朝から真珠棚と崩れた真珠棚をバイブレーションでずっと流していたんですよ。
プラの時にバイブレーションで58cmの2500gがきたので。それで通そうと思って、昨日2時ちょっと前までバイブレーションをずっと引いて2本だけ獲れまして、その後にリーズの人が少なくなって空いたもんですからそこに入りまして、テキサスで1本1500gの魚を釣りまして、初日は3880gでした。そして今日も朝から内湖のリーズに入りまして、パラアシに朝付いていたんですよ。それをテキサスで拾い釣りしてきまして、昼近くになって一斉にシェードの中に入っちゃったんですよ。それで、もうオーバーハングした立ち木の下のシェイドをテキサスでずっと同じところばっかりなんですけど、ずっと粘って時間を空けては撃って、時間を空けてはまた撃ってと、それで何とか3本釣りまして2960gです。

綿井:浅岡さん、811番ってことは今年からマスターズですか?

そうです。

綿井:お立ち台というのは初めてですか?他のカテゴリーではどうでしたか?

ジャパンで1回4位になっています。

綿井:では、またマスターズで頑張って下さいね。

4位 M4 浮本 貴徳
1日目 200p
2日目 185p
合計  385p
トータルウエイト 10,492g

綿井:浮本さん、ゼッケン4番ということは、もうベテランですよね。

いや、ベテランとかじゃないんですけど。

綿井:昨日はダントツで一番でしたよ。どんな攻め方をしたんでしょう?

エリアは近江大橋の北側のアシをラバージグで撃っていくと。ラバージグで撃っていくんですけど、食えへんなったらジグヘッドに変えてっていうパターンで。そのラバージグっていうのも、トレーラーを赤にすると反応が良くなるように感じました。

綿井:赤のトレーラーって何ですか?

ロブワームの3インチなんですけど、プラの時から全部それでいってました。後は東岸のシャロー。リップラップ。そこをまたラバージグに赤のトレーラーを付けて撃っていって、拾い釣りみたな感じで。

綿井:昨日は5本で今日は3本だったんですね。狙い方は2日間まるっきり一緒だったんですか?

まるっきり一緒ですね。今日獲れたのは2本で、1匹小さいのが混じったんですけども、それは狙ってる魚ではない、全然関係のない魚でした。

綿井:今日のウエイインの時、ちょっとガックリきてませんでした?

まあ、チャンスやから勝ちたいと思ってたんですけど、なかなか難しかったです。

3位 M181 中村 幸二
1日目 195p
2日目 194p
合計  389p
トータルウエイト 9,690g

綿井:どんな狙い方をしたんでしょう?

場所は山ノ下湾の前です。これはジグヘッドで。おそらく集団になると思われたんですけれども、ちょっとつり方にキモみたいなのを見つけまして、そのやり方でないと食ってこないという…、集団の中でも主役になれるかなという。

綿井:人は大勢いたんですか?

そうですね。まあ、僕が一番よくバイトがあるんで。

綿井:どんなキモなんですか?

ちょっとポイントというかね、低いウィードがびっしり張りつめているようなところがダメなんですよね。泥底でパッチがあるようなところを通してくるようなコース、ラインで通してくるという感じで。グサっと引っかかったらバチンを外して、軽く掛かったときはシェイキングをしてという感じで。

綿井:ルアーはこれしかダメだというようなものはあるんですか?

いや、3色ほど使ったんですけど、ローテーションさせて。サイズを大きくしたら食わなかったですね。

綿井:何インチを使ったんですか?

3インチです。

綿井:ちなみにジグヘッドは?

1/16オンスです。

綿井:結構デカイやつを釣ってるじゃないですか。全部40オーバーですよね。

ほとんどそうですよね。ただ、時折オスみたいなやつが混じるんで、浅いところをやっている人のウエイトには勝てないなと思いました。僕は浅いところで2日間釣る自信が無かったんで。浅いところではプラのときに1日だけ良かったというようなことはあるんですけど、2日続けて浅いところで成功するのは、僕の場合は追いきる実力は無いので。

綿井:なるほど。山ノ下湾は2日間攻めきったんですか?

そうですね。長いことやっていたら、ポツポツくるのは知っていたんで。

綿井:他には?それだけですか?

フィーリングのことなんで、上手いこと口で説明できないんですいね。隠すつもりは無いんですけど。

綿井:どうですか、お立ち台に立って。

嬉しいです。チャプターの時以来なんで。プロ戦に入ってからお立ち台というのは無いんで。非常に嬉しいです。近いうちにもう一回ここへ帰ってきたいと思います。

2位 M21 礒野 恒二郎
1日目  192p
2日目  198p
合計 390p
トータルウエイト 10,020g

綿井:昨日が4匹、今日が5匹ですね。どんな狙い方をしたんでしょうか?

初日はですね、烏丸の先端の浚渫で、導水管の近くですかね。そこに朝イチ入りまして、ケイテックのラバージグ1/2オンスで、いきなり50アップがきて、そのままその場所でもう1本追加して、それで終わってしまったんで、どこへ行こうかなってことで、西側の井筒の北ですかね。そこでは常吉でウィードですね。なかなか生えてこなかったウィードが、ここ1〜2週間でどっと増えましたので、そこに来るオスを2本追加で。朝イチのやつは2本ともメスでした。それで、今日なんですけれども、昨日釣った魚は今日はもう無理だなと思ったので、赤ノ井の南側で人の絶対に撃たないようなところをやろうと。(個人的な事情で)日焼けの跡が残るとマズイのでサングラスをしていなかったんですよ。それのお陰でメチャクチャ浅いところも違和感なく撃てたという。「ここどれくらいなんやろう」と思ってサングラスかけてみたら、メチャクチャ浅かったんですよ。そこでほんまゴミが溜まっていたり、アオミドロの腐った黒いやつが溜まっていたり、そういうところで今日は6本釣って入れ替えして。全部ケイテックのラバージグ1/2オンスです。

綿井:トレーラーは?

カスタムトレーラーですね。それと、ゲーリークローのでかいやつをトレーラーにして。

 

1位 W3 清水 盛三
1日目 194p
2日目 197p
合計  391p
トータルウエイト 9,795g


ROD
EverGreenCOMBATSTICK
SECOND GENERATION
WARRIORII
LINE
SUNLINE SHOOTER14lb


6inch LIZARD
1/4oz・3/8ozTEXAS RIG

綿井:今日はちょっとドキドキしたでしょう。

いや、ドキドキというよりもね、練習ちょっとしか出来なかったんですよ。それまではずっと岡山に行っていて。ずっと釣りばっかりをやっていたんですよ。帰ってきて、あまりにも釣りが出来ないというか、体がちょっとしんどいかな思って、寝てからゆっくり2時間だけでもやろうかなと思ってやったら、今年はじめてのバスがD-ZONEで釣れまして「バスがいてるのやな」思いまして。

綿井:琵琶湖でははじめてだったんですね。

その1匹釣ったら、魚がいてると思って、もう優勝するってずっと言い続けていたんですよ。

綿井:でも、聞くところによると、今日取材で乗った人が10時か11時まで全然音沙汰も無かったとか言ってましたよ。

ええ。昨日も今日もそうなんですけども、11時半からの1時間で全ウエイトを叩いているんですよ。

綿井:ちなみにね、2日連続で5本釣っているのはあなただけですね。では、具体的に。

釣り方なんですけども、プラの時にスピナーベイトで釣れて、浅いところには当然魚が入ってきているやろなということを含めて、釣ったやつもプリスポーンの魚やって、そいつが釣れればいいやうろと。5匹ともたまたま2日間釣れたんですけども、5匹より3本でいいウエイトを毎日釣ろうと。メインはシャロー・アシオンリーで赤ノ井、北山田、人工島、近江大橋の手前。

綿井:ずいぶん広範囲ですね。

練習してなかったから、とにかく過去のデータというか、自分が今まで十何年間琵琶湖でやってきて、だいたいの目星を付けていて、とにかくそこを練習中と昨日一日でまわっていったと。そしたら、良かったのが人工島のアシを撃っていくと。テキサスリグ。1/4〜3/8オンスを使っていたんですけど、6インチのリザードのテキサスリグで、ずっと撃ち続ける、投げ続ける。隙間があったらそこに落としたり、スピナーベイトを入れたり、クランクベイトを入れたりとか、フォローを逆にスピナーベイトとクランクを使って。昨日と今日は釣れなかったんですけども、雰囲気としてはプレッシャーが掛かってなかったら、そっちのほうが釣れるんじゃないかと思ってやっていたんですけども、たまたま2日間ともテキサスリグばっかりで。

綿井:魚がバイトしたのは、リザードのテキサスリグばっかりだったということですね。2日間とも広範囲に行ったんではなくて、今日はもう…。

ええ。今日はもう狙ってました。そこを。昨日は誰もいて無かったから、行きがけの駄賃を取ろうと思って違うところに撃ったんですけども、なんや釣れる気がしなかったっていうのと、イメージを大切にしようと思って、朝入っていったんですけども、行くとちょっと人が多かったからまたエリアを移動して、タイミングを見計らってもう一回入ったって感じです。そしたら40分に5つ。

綿井:リザードって何かこれだというのはあるんですか?

いや、別に無いですね。形は普通。色はみんな使ってるウォーターメロンをひたすら撃ち続け、カバーとかはプロフェッショナルのラバージグとかも入れていったりとか。一番奥に一番でっかいやつがいてたから。そのもういっこ下のクラスの40ぐらいのやつのプリスポーンを釣ろうと狙っていったら、上手いことハマりました。

綿井:盛三さんは去年ワールドで一番高いところに立ったのかな?

えっと、日本では立ってない(笑)。

綿井:そっかそっか。エキシビションマッチか。いい時に立ってるよね。マスターズは?

マスターズで一番上ははじめてですね。

綿井:これだけの人数がいたらね。昨日の人数でいうと500人以上ですからね。では、勝者の権利で好きなことをどうぞ。

本当にね…(笑)。嬉しい。ムチャクチャ嬉しいんです。菊元さんとかにもよく言ってたんですけど、ラリーニクソンが勝ったときの、「この上に帰って来れてよかった」を僕も言いたいですわってずっと言ってたんですよ。


綿井:じゃあ、言って下さいよ。

はい。ここに帰って来られて良かったかなと。釣りがすごい好きで、トーナメントの競技としてのトーナメントフィッシングが強くなりたいと思ってやってきてて、本当によかったかなと思いました。

綿井:それだけでいいですか?

いっぱいあるんですけど、みんなもう帰りたいやろと思いますし(笑)。また追々喋りたいと思います。

綿井:おめでとうございます。1位から5位のみなさんに、もう一度拍手をお願いします。では、勝利者席へ移って下さい。

(この後、6位以下の表彰に移りかけていたのだが…)

あっ、言い忘れてました。このような大会をやって下さいましたNBC・JB、そして、やっと冠のサンラインカップで勝つことができました。そしてね、いつも一日しか持たへんくて、ブーブーブーブー言われてたんですけど、今回は2日間持ちました。どうもありがとうございます。

綿井:はい。おめでとうございます。

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文中敬称略



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