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[インデックス][スペシャル][マスターズプロシリーズ2001第6戦フォトレポート]

2日目表彰式

TOP5が壇上へ

最後に呼ばれる椎谷 勝義

お立ち台インタビュー

第5位 馬路 久史

イ:毎回、河口湖大橋に横断幕が出ていますよね。僕の関西の友達から「馬路って誰やねん」って質問があったんですが、毎回ファンの方がやってくれるんですか?

そうです。岸釣りのお客様で、今もあそこで手を振ってらっしゃるんですが、山本さんと島田さんという方が。また出していただいて、ありがとうございます。

イ:馬路さん、よく見かけるんですけど、お立ち台というのは何回目なんですか?

プロ戦は今年JB2で川口さんと上らせてもらった一回だけですね。

イ:それじゃ、釣り方を聞きましょう。昨日と今日との代表的な釣り方を。

釣り方は今回2つありまして、ケイテックから出ているミノーシェイプの3インチというストレートワームですね。それを2個繋げまして、それをワッキースタイルで水面を引いてくるという釣り方です。今回それでよかったのが、今度ゲーリーヤマモトから出ます、鬼っこというワッキー用のというか、マス針にVガードが付いているものなんですが、切れ藻とかが多かったんですが、それも絡まずに心地よく釣りが出来ました。もう一つの釣り方はラバージグ。ラーメンみたいになっているウィードの中にいるバスをフォーリングで獲っていったという釣り方でした。

イ:なんかこれ凄いですね。Vガードが付いているんですね。ワームの2連結というのは、ライターで溶かして引っ付けたりするんですか?

そうです。頭の部分をカットして、ライターで繋げて。長さ的には結構長いものになるんですけど、それで波紋を出してやると下からバスが沸いてくるという。

 

4位 小泉 文正

イ:今回ワールドゼッケンはただ一人、小泉選手ですが、釣り方を簡単に。

昨日、奥河口湖をメインにしていたんですけど、朝イチ1500ぐらいのが偶然ですけど入りまして、あとはキーパーを釣るような形で初日は終わったんですけど、2日目は初日温存しておいたんで、1日かけて400ぐらいの5匹でなんとか揃えて。釣り方は殆どダウンショットですね。使ったルアーはバークレイのパワーフライ3インチのワッキーダウンショットですね。水深は5〜7mぐらいの岩が絡んだようなところです。今日は風が吹いてから若干浅い方で1本獲れたんですけど、ほぼ深い方ですね。

イ:小泉さん、今年ワールドの方はどうなんですか?

ちょっと芳しくないんですけど、今年で丁度9年やってるんですが、お立ち台っていうのが初めてなんで。

イ:それでは、この調子に上手く乗って琵琶湖でも頑張って下さい。

3位 加藤 智

イ:どんな釣り方をしたんでしょう?

まず、プラの段階でエレキだけで湖3周したんですよ。それで5ヶ所、魚の多いエリアを押さえておいて、基本的にはシャロー撃ちで使ったルアーはビッグダディ。フォローでエムティーズの2インチ。水深30cmぐらいのところで、フォール中に食ってくるような感じです。自分の釣れる魚をなんとか探したという感じです。

イ:昨日も今日もですか?

昨日も今日も同じ釣りです。ずっと1年中。

イ:それはいいことを聞きました。加藤さんは、お立ち台であまり見かけなかったんですけど。

はい。これからは、よく乗ると思うんで、よろしくお願いします。

イ:今までは?

プロ戦ではありません。チャプターで1回だけ。もう、悔しくて悔しくて、シャロー撃ち2年勉強してます。早く野村さんのようになれるように頑張りたいと思います。

2位 土田 聖逸

イ:土田さんは昨日1位だったんですよ。どんな狙い方をしたんでしょう?

昨日も今日も同じエリアでジグ撃ちなんですけど、2日目は前回も失敗しちゃったんで、今回もどうかと思ったんですけど、どうにかこうにか4本獲れて。フォーリング主体の釣りですね。リグは1/16のラバージグです。

イ:初日1位でしたけど、昨日の晩はいかがでした?

ぐっすり寝ました。

イ:根性が座ってるんですね。お立ち台は何回目ですか?

JB2の河口湖で5位に。

イ:でも、JB2は2人ですから、やっぱり1人で立つと気持ちいいものでしょう。

そうですね。やっぱり緊張しちゃいますね。

1位 椎谷 勝義

イ:椎谷さん、昨日は2位だったんですよね。それで、来るときに散々イヤなことがあったっておっしゃってましたね。やっぱり、とことん悪いことがあって、不幸のどん底でトーナメントに参加したんですよね。そこらへんも併せて釣り方を。

今回はプラクティスに来たんですけど、入れなかったんです。というのも、プラクティスの朝、何人か見た人もいるんじゃないかと思うんですけど、中央道で八王子過ぎて小仏トンネルのきつい坂に来る全然手前で車が止まってしまいまして、結局エンジンが焼きついてしまって、全く走行不能ということで、JAFを呼んだんですけどJAFもボートを引っ張れないということで、急いで仲間に電話して、石井プロですね。彼もバスボートで来ているんで、河口湖で一回ボートを切り離して八王子まで戻って、ボートを取りにきていただいて、切り離した後は自分の車を一番最寄の相模湖インターまでレッカー移動してもらって、自分はその足で河口湖に入ってボートを切り離して、石井プロにプラに出てもらって、それから自分は相模湖インターに戻って、うちの父親が4トンユニックに乗ってきてくれたんで、それに積んでもらって一回千葉まで帰って、パジェロを修理工場に預けて、プラの日は9時半頃に河口湖に帰ってきました。ということで、ノープラで今回臨んだんですけど、その前に千葉から帰ってくるときに、自分は足がないですから、丁度当日入りの鴨川の宮本プロと時間が合いまして、迎えに来てくれと頼んでここまで到着したと。今回、本当に感じたことなんですけど、釣りっていう競技は基本的には個人競技なんですけども、本当に一人じゃどうしようもなんだなと痛感しました。仲間、友達に非常に恵まれまして、結果的にいろんな人に迷惑をかけてしまって、それをはねのけて優勝できたのでうれしく思ってます。

イ:はい。ここから釣りの話をしてもらいます。

長々とすみませんでした。結果的にノープラだったんですけど、その前にヒューマンの8/6あたりにあった大会に出ていまして、その時もシャローのウィードで魚がポツポツ獲れていたんですよ。それをアテにするしかないということで、一番メインになったのはライトラバージグです。1/32の自作で名前を付けているんですけど「エリザベス」というラバージグなんですけど、ちょっと特殊なというか、非常に軽いラバージグ。それにテンプトのタイニークラスターを半分くらいにカットしたものをトレーラにくっ付けたのがメインです。その他にはテンプトのワッカー。カラーはウォーターメロンフレークんんですけど、これの1/32ジグヘッドリグ。あとフォローでダウンショット。これは1.5gシンカーにリングスシャッドの2.7インチ。とにかく、2日間シャローです。昨日はあんな天気だったんで、ショアギリギリにルアーを投げていって、そこから水深20cmきらいののルアーの見えるようなレンジをスイミングです。見えるか見えないかくらいのあたりの水深からバスが出てきて食っていくと。昨日は900、800、500という魚が入って合計8本ぐらいです。今日は晴れてしまったんで、朝イチに同じようにドシャローを撃っていったんですけど、ちょっと反応が得られませんでした。今回もキーパー場になったのは、小海から黒岩の岬にかけて。あそこで2日間とも3本、4本はキーパーを獲ってます。でも、そこだとあまりサイズが伸びずに200〜300ぐらい。そこであらかた獲った後、結構良かったのは畳岩、この奥ですね。昨日もそこに入って1本500を入れ替えられて、今日も490、450を12時前に入れ替えまして、それと今日特に良かったのが12時過ぎてからの漕艇場ですね。そこは、ドシャローではなく、ウィードパッチの上、もしくは見えてるウィードが切れているラインを表層付近。自分の感覚で言うと、表層から30cmぐらいをひたすらスローにスイミング。これで獲りました。そんなところです。

ウイニングタックル

 

メインタックル

ROD:TEMPT TS611-L
REEL:スピニング2000番
LINE:エバーグリーンバスザイルマジックハード3.5lb


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●TEMPTリングスシャッドのダウンショット
●TEMPTワッカー1/32ozジグヘッドリグ
●エリザベス32(自作ラバージグ)WM+TEMPTタイニークラスターWGP

夏休みのプレッシャーや水位の増減、そして天候の変化。また、最近放流が行われていないのか、岸際を覗いても見えバスはあまり居ないなどマイナス要因が多かった今大会。半田をはじめワールドメンバーの活躍が目立たなかったのは、シャローのサイトフィッシングが困難だったのが原因か?
ビッグバドは去年あたりから実戦投入する選手が多かったが、今回は、キャスティーク、スイムベイト系を実戦投入する選手も目立った。池原、琵琶湖だけにとどまらず、この流れは河口湖にまで及んでいる。同じ湖で超ライトリグ+ヘビーウエイトルアーという対極の釣りが見られる面白い傾向だ。

今大会でマスターズ東日本の大会は終了し、次回はこの河口湖を舞台に東西決勝戦( 10月26(金)27(土) )が行われる。

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