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[インデックス][スペシャル][JBワールドプロシリーズ2001第4戦エバーグリーンCUPin早明浦ダムフォトレポート]

表彰式

菊本氏によるスピーチで表彰式が始まる

チャリティーオークションの収益金429,000円が土佐町に寄付され地元の福祉に役立てて頂くことに。

上位5名が表彰台へ

1シーズン2勝目。4大会連続お立ち台という快挙を達成した今江

 

お立ち台インタビュー

5位 W49 黒沢 孝 256P

結構プラに入ったんで、結果を出そうと思っていたんですけど、非常に乏しくて、釣れたポイントがだいたい2ヶ所ぐらいしか持てなくて。しかも、3日やってキロが2本というので、初日にキロフィッシュが1本入りまして、3キロ台だったんですけども、昨日、今日というのは、キッカーが出なかったんですけども、どうにか2400〜2500gくらいのウエイトで揃えることができました。場所は桃ヶ谷ワンドという、ちょっと小さいクリークのところで、そこを入って行きますと、仲間内で「モヒカン」って名前を付けたんですけど、岩盤が残っていて、その端が刈り取ったみたいな形になっているんです。昨日の前半ぐらいまでは、その岩盤ではない方のバンクでダウンショットのカットテールでした。これのカーブフォールで昨日の前半までは獲ってました。昨日から水がちょっと減っていたと思うんですけど、今日は奥のインレットにたまたま獲りに行ってた時に魚がいませんで、どこへ行ったのかと思った時に、その行く途中ですね。一番奥まで行く手前の岩盤に、サスペンドしているのがちょっと見えまして、今日はそこを中心にカットテールのノーシンカーを落とし込みまして、この場に立てました。

イ :また頑張って下さい。

そうですね。今回、お立ち台は3年ぶりなので緊張してます。

4位 W19 SHINGO 261P

イ :どんな攻めを?


攻めるというよりも、前の日になんとか入れたんで、暑かったもんですから地元の方に聞いたら、もうサマーパターンで釣れるよって話だったもんで、常にボディウォーターの絡んだところと岩盤だけをメインで、ひたすらフォーリングで食わせるというやつを3日間とりあえずやって、バックウォーターに入れたら他のパターンもあったんですけど、ちょっとリスクがあったのと水が綺麗過ぎたので、私には釣れそうもなくて、それが良かったのかも知れませんね。まとめに行く釣りで、下流からボディウォーターばかりやってるところを、初日は1/16ozのジグヘッドにカットテール。カラーはスモークとウォーターメロンとシナモンソリッド。この3つを飽きないようにして、落としていくと途中でラインが止まるから、それを延々。吉野川でしたっけ?本流側から吉野川まで行って、ある程度。帰りに入れ替えて帰ってくという釣りでしたね。

イ:日を追うごとに釣り場がシビアになってるよう
でしたね。

ゆっくり落として一緒に付いてくる感じがしたんで、1/16ozだと早すぎるかと思ったんですが、追ってきたのが3mぐらいかな。はじめは落ちてすぐ食ったんですけど、2日目、3日目は少し落として3〜4mくらい落ちてたあたりで食った感じでしたね。

3位 W25 河辺 裕和 263P

イ:かなり悔しそうでしたね

最近、ここ何年かは、一年に一回は優勝しようと心に決めてて、ここんところ今年はワールドはいいところが無かったんで。いつも今江を勝たせているのもつまらないのと、ここで僕が勝たないと話題にも何もならないぞということで、今回は勝とうと。プラ入って、上から下まで見たんですが、前日プラでは2週間前とはまた様子がちょっと変わってまして、ずいぶん釣れなくなっているなというのが率直な意見ですね。
いいところっていうのは、それほど見つからなくて、魚が多いエリア、どんなところにいるか?いろいろ見ていくとベイトフィッシュ、および水の色ですね。水の色系で魚、そこにいるベイトフィッシュを多いっていうところ、そういうエリアを。

エリアといってもスポットになったりする場合が多いんですけども、鯉がそういうエリアにいて、そういうところを重点的にノーシンカーで。今回、ゲーリー製品ノーシンカーオンパレードで2インチヤマセンコーから、5インチヤマセンコーまで全てワッキー。それと、カットテールですね。それで、ショアから大体7mぐらいまでノーシンカーで落としながらの釣りをしました。

みんながきっと、あんまりやらないだろうなっていうところがあるんですよね。なんていうのかな、ワンドの中にある、小さい…。ドン突きですね。渓谷になっているV字ラインの。水も何も無いんですけど、そんなところに魚が必ずいるんですよ。小さいんですけどね。そんなんでキーパーがボンボン獲れるんで、大きいのがなかなか獲れなくて。トップウォーターとか色々、あとデッカイ「ぺッタン」。ぺッタンって言ってもわかんないな。

イ:キャスティーク?

そんなタイプの。

イ:朝イチそこ(会場前)で投げていましたよね?

そうそう。あそこの下にデッカイのがいるんで、食わないかなと思ったんですけどね。そんなのでチェックしつつ、魚の泳いでいるのを見つつ、そういうエリアをノーシンカーで攻めながら。今日は結構、苦労しました。昨日はキロフィッシュくらいのが2本入ったんですけど、1匹はサイトでした。これは前日に、そのエリアにいるなっていうのが分かりまして、それはポストだったんですよ。まだポストのバスがいまして、ポストのバスは動くので、この辺のエリアを探していけば見付かるかなって思ってたのを、たまたま向こうから寄ってくれたんで、カットテールのノーシンカーで食わせて、これは1キロあったんです。そんなことが何日も続くわけがないんで、しょうがないですけど、ここに残れただけで精一杯っていう感じですね。今日はもう、いっぱいいっぱいです。9時半までノーバイト、ノーフィッシュになってしまって、昨日鯉がわんさかいたエリアで今日は一切いなくなってて、水が変わってて、それから自分を見失いつつ、また自信のあるエリアに入りつつ。日の登りと共に岩盤にくっ付きだして、それからですね、パタパタと釣りだしたのは。

イ:悔しいけれども精一杯やったと。

そうですね。精一杯やりました。

イ:第2位の大塚さんですが、先に私の方から言いましょう。1日目ですね、風邪でフラフラでした。私が運営なんですが、心配して「薬飲んでるか?時間通り飲んでるか?」ってしょちゅう言うくらいフラフラでしたが、実は良かったんですよ。1日目も2日目も5位に入ってて、総合で昨日までは1位だったんですよね。総合2位です。さあ、どうぞ。

プリプラは仕事の都合でちょっと入れなくて、綿井さんの言った通り風邪をね、39度の熱が10日間続いちゃって口の中も口内炎で、もう何も食べれなくて、体重も10キロぐらい落ちて、今回もここに来れるかどうか分からなかったんですね。その状況でボートを引っ張ってきまして、(昨日の)12時にここに着いて2時間やりました。

その時にはやはり、シャローにはポストの魚がいたんですよ。ただ、浅いところにいる魚は400g平均で、それはカットテールで簡単に食ってきました。それではとても勝てないんで、もうちょっと深いレンジにいるんではないかと、カットテールを深いレンジに落としてみたんですが、浅いところにいる小さい魚が先に食べちゃうんですよ。ですから、リーダー1mぐらいのところに2gぐらいのショットをかましてカーブフォール。フリーフォールにしちゃうと、ワームが垂直に落っこちて何の意味もしないんで、ワームがなるべく水平に落ちていくようにカーブフォール。

釣ったところっていうのは3日間、湖全体です。場所はもう無いです。釣れるキモっていうか、魚がいるっていうのは河辺さんがおっしゃったように、ワンドの奥であったり、ワンドの奥にあるシェイド。やっぱり綺麗に水平に落としてあげるとバスが食ってくるっていう感じですね。5mぐらいにいる魚が600〜700くらいで多かったと思います。1日目、2日目は時間が3時までだったんで、12時頃から3時間ミノーを引いて、1日目が1200、2日目に800ぐらいのが獲れたんですが、今日はもう時間が無くて、揃ったら12時頃でその釣りができなかったので悔いが残るんですが。

イ:揃えてから勝負で入れ替えに行ったと。

それがもう、4mぐらいから出てくるのが分かったんですが、時間が無かったんで。自分なりに精一杯やったんで。

イ:今回の体の状況を考えるとね。

菊元さんにも言われたんですけどね、よく言われるんですよ。体が弱ってるとね、成績が残せると。今江さんも遠賀がそうだし、菊元さんも山中湖がそうだったし。

1位 W8 今江 克隆 282P(ゼッケン勝ち)

イ:1位、今江克隆選手です。どうぞ。

どうぞって、自分で勝手に喋るんですか?

イ:だって、勝手に喋るもん。いつも(笑)。

何か聞いて欲しかったなって思ったんですけどね。えーっと、なんとか、公約通り年間2勝というのを達成できまして、ありがとうございました。今回、プラ10日間入りました。10日間といっても間に1日休みがあったんですが、全域見てまわって、正直全然掴めませんでした。

キーパーは簡単に揃ってくれるんですけど、何やっても同じサイズで500。良くて600。精々、いけて3000までだなと思ってたんですけど、その時はゲーリーのカットテールにサワムラタングステンの1/32ozの半分に切ったやつ、もっと軽くしたやつをカットテールのドテッ腹に入れまして、平行フォールするようにしたやつで3キロぐらいは釣れると。ただ、これじゃ絶対に勝てないなと思ったんで、正直言って悩んでたんですね。ビッグフィッシュパターンが、必ずあるハズやと思って、色々やったんですよね。

唯一、プリプラの日までやらなかったことがひとつだけあって、シャレのつもりでそれやってみようと思いまして、前日プラの時に、あるルアーを冗談で付けてですね、タックルの準備をしてる時に対岸で投げてみたんですね。それに、バスがドンって出まして、もしか?と思って、その日に一日やってみたら、あれほどまでに3キロ釣るのにヒーヒー言ってたのが、その日3キロオーバーのバスを含め、6000強。7キロ近く釣ることができました。そのパターンを信じて3日間。全てのキッカーはそのルアーで釣りましたけど、うそみたいですがビッグバドです。

イ:後ろにチャリチャリが付いてるやつ?

はい、ビッグバドです。初日は実際4キロあったハズなんですが、一番大きいバスが200gのバスを吐きまして、ちょっとウエイトが減ったんですけど、その日も3キロオーバーのバスを掛けてるんですね。それは上げれなくて、立ち木に巻かれてアウトだったんですけど、毎日、今日も1本一番大きいのがバド。昨日も1本です。これもバド。初日は5本中、4本がバドで釣ってきました。

あとの残りはフォローとして、カットテールのノーシンカーと、タングステンシンカーを。サワムラさんのやつですね。あれを半分に切ったやつ。1gの半分、0.5gかな。ワッキーセットのフォーリング。あとは、押さえのバックアップパターンなんですけど、シェードパターンとして5インチグラブのイモグラブの、オバハンパターンって言うてたんですけど、オーバーハングに滑り込ませて。今回はバックアップも結構きてまして、まあ、コンスタントに。ちょっと2日目にバドりすぎて、朝イチのデカイので「これはもう一日いけるのとちゃうか?」と、いうことでバドりすぎまして、ちょっとウエイトを落としたんですけど。

イ:人に言えないよね。シークレットだよね。

これは、かなりシークレットなんですけど、通常売ってるバドとは違います。凄いチューニングしてます。これは言えないです。実はこれ吉田くんに教えはったんですけど、吉田くん今日トップですよね。これぐらい強烈なチューンですね。それが施されるかどうかによって、チェイスが全然違うんですよ。魚のね。それが、たまたま僕らルアー作ってるんで、あることに気付いて、それを施したやつが凄いキッカーベイトになってるという。この湖でハイスコアが揃うには凄く特殊なルアーがいるんじゃないかと。

前にミードの大会で、ギガンテスとかトップウォーターが凄く強かったんですよね、この時期に。で、同じような感じなんですよ。

イ:暑かったですからね

はい。暑い、広い、透明度が高い。スーパースプークとか、ポッパーとかトップウォーターにキーがあるってのは分かってたんですけど、残念ながらプリプラの時に確かめられなかったのが、直前プラでバドの凄い威力に驚きまして、これは本当に凄いルアーだなって。もう、それに尽きます。エリアはほぼ全域です。とにかくキモはチューニングと、ひたすら引けるかどうかの根性。ボウズになるかも知れんと思いながらもやれるかどうかですね。朝にボンボンと出たんで、やり続けていたのが結果的には良かったのだと思いますけど、自分なりにもビックリしてます。

イ:では、何か特別言いたいことがありましたらどうぞ。


暑い中、みなさんどうもありがとうございました。これで、5戦中4戦お立ち台の連続入賞も達成できましたんで、最終戦で3勝目を狙います。そして、ワールドチャンピオンを必ず取りますので、応援よろしくお願いします。



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