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[インデックス][JB情報2003] [ JBマスターズ第5戦デュエルCUP]

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年間ポイントランキング
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JBトーナメント2003
JBマスターズ
第5戦
デュエルCUPCUP

09月20日()~
09月21日()
河口湖(山梨県)


  ワールド1 2 3 4 5
マスターズ1 2 3 4 5 6
イースタン桧原湖1 2 3 4
イースタンウインター1 2 3 4 5
イースタン河口湖A1 2 3 4
イースタン河口湖B2 3 4
イースタン山中湖1 2 3 4
イースタン霞ヶ浦1 2 3 4
イースタン野尻湖1 2 3 4
ウエスタン三瀬谷ダム1 2 3 4
ウエスタン琵琶湖A1 2 3 4
ウエスタン琵琶湖B1 2 3 4
ウエスタン生野銀山湖1 2 3 4
ウエスタン早明浦ダム1 2 3 4
ウエスタン九州トレイル1 2 3 4
バスプロ選手権0
II桧原湖1 2 3
II河口湖1 2 3 4
II霞ヶ浦1 2 3 4
II旭川ダム1 2 3 4
ジャパンスーパーバスクラシック(アマチュア部門)0
ジャパンスーパーバスクラシック(プロ部門)0

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン
 
ストーリー


今大会の
ビッグフィッシュ達

9月20日~21日JBマスターズシリーズ第5戦デュエルCUPが山梨県河口湖で開催された。優勝は山形県から参戦の鈴木隆之。30cmの壁に苦しむ選手が多い中、初日3,436g(5匹)、2日目2,388g(3匹)で圧勝した。

4日前に開催されたイースタン河口湖Aシリーズでお伝えしたように、今の河口湖は渋い。30cm以上を釣るのはかなり厳しい。今年の放流魚のほとんどが29cmまで。以前放流された30cmを超える養殖バスか、「通称」ネイティブを狙って釣らないとキーパーは得られない。そんな渋い状況のまま当日を迎えた。

20日DAY1

9月に入ってから雨が降ったのは1日のみ。最高気温も25~30℃弱の遅い夏が金曜日まで続いた。しかし、初日の朝はひさびさの曇り空。そして、北から冷たい空気が降りてきた。朝19℃あった気温が日中は15℃まで落ち込んだ。日中は弱い雨も降り寒い一日となった。

8時、460名の参加者が湖上へ。小規模な船団が数カ所でできたものの、保安区域が解除されたこともあり、全域に散らばったようだ。


1位 M216 鈴木隆之 3,436g  5匹

2位 M117 稲葉丈晴 2,912g  3匹 

14時30分検量が始まる。事前情報通り釣れていない。ノーフィッシュ申告者がぞくぞくやってくる。検量率は4割となったが、1匹が115名、2匹が43人。リミットメイクはわずか2人という結果になった。キーパーギリギリのバスがだいたい400g前後。3本で1200~1300gが多く、1400gを持ち込めば頭一つ抜ける感じであった。

この日のトップは3,436gの鈴木隆之。同選手は寺下~小海エリアのシャローに点在するウィード絡みの岩をブルーザー、ジグヘッドで狙いこの日のトップウエイトをたたき出した。2位の稲葉丈晴はロイヤルワンドの水中岬をパワーホグテキサスで狙い3本ながら2912gをマークした。3位の山木一人は鵜の島東ディープの水中尾根で一日粘り2,602gを持ち込んだ。

21日2日目

台風15号接近に伴い秋雨前線が活発化。終日雨。気温も12℃前後と、かなり寒い一日だった。金曜日の最高気温は27℃。一気に夏から秋の気候となった。
雨と気温低下で、先週まで20℃を超えていた表水温が17℃まで下がった。気圧も下がっており、シャロー~ミドルのバスの活性が上がるのか?それとも急変しすぎて下がるのだろうか。

この日、NBCNEWSは初日3位の山木に同船した(詳細は別ページで)。ボート上から見る限り、鵜の島東と白須に船団ができていた。特に初日はノーマークだったという鵜の島東に50艇を超える船団ができていた。昼過ぎグラブワンドにも船団が形成されていた。

12時30分検量が始まる。どうやらこの天候がバスに与えた影響は「良い方」だったようだ。養殖放流合戦の場合、2日目のウエイトは大きく落ち込むケースがほとんどだが、今回は違った。検量率やキーパー数は初日とほぼ変わらないうえ、平均ウエイトがアップした。ウエイインされるバスを見てもそれは明らかで、「河口湖にこんな魚いるのか!」と驚かされるようなビッグフィッシュが多数持ち込まれ、河口湖のポテンシャルを見せつけられた。これらのビッグフィッシュの多くはシャロー~ミドルで釣られた。台風接近で普段は難しいこれらの魚が釣りやすくなったようだ。また、悪天候により岸釣りの人が少なかったのもシャロー有利の材料になったようだ。


1位 M399 両恵雅樹 4,465g  5匹

2位 M36 山崎剛 4,090g  4匹 

この日のトップは広瀬ワンド~西川河口エリアをモンスタージャックで攻めた両恵雅樹がダントツの4,465gを持ち込んだ。ロングディスタンスアプローチが効いたという。両恵をはじめ2日目ハイスコアを出した選手のほとんどが、初日をローウエイトで終えている。初日の上位陣の多くも2日目は失速してしまった。

そんな中、初日トップの鈴木隆之は2,388gを持ち込み2日目単日で11位。市村直之の追い上げをかわし、大舞台での嬉しい勝利をものにした。山形県在住の鈴木は桧原湖での活躍が目立つ。去年のJBII第3戦、今年のイースタン第1戦で優勝。第3戦でも3位入賞するなど、地元では知る人ぞ知る存在。今年は山形からイースタン河口湖Aにも参戦しており、日頃の練習の成果が参加500名を超える大舞台で実を結んだ結果となった。

総合2位は「本当の」若手 市村直之。3位は2日間プレス(ワールドメンバー山本大輔)同船させた野村俊介。4位は**除名**、5位に紅林幸男と続く。上位のフィッシングパターンは別ページに掲載するが、入賞のキーワードは「シャローの岩」だった。

5戦を終えた時点での総合ランキングトップ10は以下の通り。トップだった河口湖星人小泉が今回まさかの5点を食らってしまい5位へ。小野田、**除名**が確実にポイントをとり逆転した。ワールド戦最後ではずしてしまった**除名**にその旨伝えると「ダメっすよ~プレッシャーに弱いんですから~」と嬉しそうに語っていた。アングラーズオブザイヤー、ワールド昇格を賭けた最終戦は10月18日(土)~19日(日) 河口湖で開催される。


1位 M26 小野田賢一 867pts.
2位 W2 **除名** 838pts.
3位 W56 増田聖哉 790pts.
4位 W103 福島健  774pts. 17,258g
5位 W19 --除名--  716pts. 18,118g
6位 W54 渡辺新吾  715pts. 15,596g
7位 W30 平沢和徳   699pts. 14,082g
8位 W11 庄司潤  692pts. 11,784g
9位 M386 内山幸也  662pts. 12,528g
10位 M504 市村直之  659pts. 14,768g

報告:NBCNEWS


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