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[インデックス][JB情報2003] [ JBマスターズ第6戦マーキュリーマリンCUP]

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JBトーナメント2003
JBマスターズ
第6戦
マーキュリーマリンCUPCUP

10月18日()~
10月19日()
河口湖(山梨県)


  ワールド1 2 3 4 5
マスターズ1 2 3 4 5 6
イースタン桧原湖1 2 3 4
イースタンウインター1 2 3 4 5
イースタン河口湖A1 2 3 4
イースタン河口湖B2 3 4
イースタン山中湖1 2 3 4
イースタン霞ヶ浦1 2 3 4
イースタン野尻湖1 2 3 4
ウエスタン三瀬谷ダム1 2 3 4
ウエスタン琵琶湖A1 2 3 4
ウエスタン琵琶湖B1 2 3 4
ウエスタン生野銀山湖1 2 3 4
ウエスタン早明浦ダム1 2 3 4
ウエスタン九州トレイル1 2 3 4
バスプロ選手権0
II桧原湖1 2 3
II河口湖1 2 3 4
II霞ヶ浦1 2 3 4
II旭川ダム1 2 3 4
ジャパンスーパーバスクラシック(アマチュア部門)0
ジャパンスーパーバスクラシック(プロ部門)0

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真
 
ストーリー

2003年月10日18~19日JBマスターズシリーズ最終戦マーキュリーマリンCUPが山梨県河口湖で開催された。富士山が半分冠雪し、紅葉も深まりつつある秋の河口湖。釣果の方はいぜん不調。ターンオーバーによるタフコンディションが続いていた。しかし、16日木曜日夕方、放流が行われ状況は一変した。

今回の放流はロイヤルワンド・浅川・国友・さかなやの4か所。放流魚の多くはノンキーパーサイズだが、よく太ったキーパーサイズもじゃっかん混じっているという。ノンキーは全体的に白っぽく「銀バス」と呼ばれていた。キーパーは最近よく放流されるタイプのバス。「金バス」と呼ばれていた。

前日プラクティスの時点で、銀バスは放流地点にごっそり溜まっているのに対し、金バスは広範囲に散っていることを増田聖哉は掴んでいた。初日~2日目朝イチまで、放流地点船団から一歩外れたエリアのウィードで金バスをしとめた。それ以降は会場前の再放流魚狙いに勝負を賭け計4本。初日の上位陣総崩れする中、7位・6位と安定した成績をおさめ2位に19ポイント差をつけて圧勝した。


DAY1

小雨~曇り~雨と人間にとっては厳しいコンディションの初日。この日NBCNEWSは--除名--に同船した。第1フライトでさかなやワンドに向かったところ、ワールド勢がズラリ。その後も次々とボートがやってくる。全フライトが終わる頃大船団と化していたが、キーパーが調子よく釣れたのは朝イチのみ。小泉はスピナーベイトで2連発し船団で頭一つ抜けた。

終日このエリアに浮いていたため、他エリアの状況がわからないが、他3か所の放流地点にも船団ができていたと予想できる。

昼に雨が激しくなり、突然入れ食いが始まったもののほとんどがノンキー。キーパーサイズは釣りきられたのでは?と思えるほど。放流に頼っている選手は明日、かなりの苦戦が予想される。

14時ウエイイン開始。266人/58%が釣ってきたが、ほとんどが1~2匹。今回の放流魚は約500g。トータルウエイト400~1000gの選手が圧倒的に多い。


スプーンが新たなブームなるかも?
1位篠田将之 2,592g 

私用で2日目は参加できない!
2位神田雅貴 2,484g

今期2勝目へリーチ
3位中村宗彦 2,470g 

写真判定で全部今回の放流
4位松本和夫 2,354g

この日のトップはM78篠田将之。浅川でトラウト用ルアーなどを使い、ネイティブを絡めリミットメイク、2592gを持ち込んだ。2位はM69神田雅貴。白須エリアでスピナーベイトを引き倒し、3匹ながら2,484gを持ち込んだ。3位は畳岩周辺でネイティブ・過去放流狙いに徹したM232中村宗彦。リミットメイクし2,470g。

持ち込まれた魚のほとんどは明らかに今回の放流魚だったが、5本揃えるのはかなり厳しいようで、上位3名はネイティブ組だった。

アングラーオブザイヤー争い

小野田賢一 **除名** 増田聖哉

先週のバスプロ選手権も総合7位と順調だった暫定トップの小野田だが、初日1匹で5点を食らってしまう。29点差で追う**除名**は同じ1匹ながらもキロフィッシュを持ち込みポイント獲得。そして暫定3位の増田が単日7位で猛チャージ。初日のポイントで試算すると1位増田984p、2位**除名**969p、3位小野田872pとひっくり返った。

DAY2

秋晴れ。微風。暑くも寒くもない快適な気候のもと2日目が開催された。この日NBCNEWSは初日7位&アングラーオブザイヤーにリーチの増田に同船した(詳細は後日)。

開始早々、白須の船団を遠目にみつつ、ありがたや桟橋近くのウィードでキーパーを釣り上げる。その後、再放流フィッシュのようすを見に会場前の白須側へ。ここでも早い時間に1本追加。目標の3本まであと1匹となる。橋内に入り、要所要所を軽く流すも水の悪さにUターン。

午後から再び再放流を狙いに会場前へ。今度は朝と反対の丸栄側へ。水中の岩+ウィードにバスが複数ついているのを発見し、サイトで1本、ブラインドで1本。合計4本とした。周りが釣れていないので、優勝の期待が高まる。と、同時にアングラーオブザイヤーもとりたいのだが、**除名**がやや早く帰着に向かっていた・・・・・。

13時ウエイイン開始。206人/45%が釣ってきた。バスの数では初日500匹、2日目327匹と落ち込んだ。そして、その327匹のうち、けっこうな数が2回目のウエイインだ。理由は再放流フィッシュ狙いが2日目の上位を占めたからだ。


スランプ脱出
1位 --除名-- 2,564g 

河口湖での活躍が目立つ若手
2位 伊藤康晴 2,448g 

真冬から通い続けた努力家
3位 大場直樹 2,440g 

誰もが認める超釣りウマ
4位千葉隆 2,342g 

2日目トップは2,564gの--除名--。朝イチは昨日と同じくさかなやワンドへ。ボートが昨日以上に多かったため、スピナーベイトをピッチング(しか、できなかった)しキーパー1本。その後、さかなや横のワンド、白須などで追加し4匹ならがトップウエイトをたたき出した。2位は伊藤康晴。会場前でテキサスリグ、各種ライトリグを駆使し再放流フィッシュを5本、2448gを持ち込んだ。3位も会場前組の大場直樹。ハードボトムのピンスポットにマーカーブイをうって一日やり通した。ルアーローテーションを繰り返し合計7本のキーパーをキャッチした。4位も会場前組の千葉隆。サイトフィッシングをメインに早い時間にリミットメイクしていた。

RESULT

冒頭で書いたように放流魚の動きを的確に掴んだ増田聖哉が優勝した。2位はワンナップシャッドでネイティブ系を揃えた山崎剛。3位は船団の中でスピナーベイトで釣り勝った小泉。4位は浅川の花火台~水門を2日間スワンプクローラーワッキーで通した網野伸一郎。5位は初日畳岩シャロー、2日目会場前をテキサスリグ、小型ラバージグで攻めた山口俊(詳細パターンは該当ページで)。

再来週クラシックが開催される河口湖。今大会は完全な放流合戦となったが、この状態が2週間続くことはないだろう。例年クラシック前に放流が行われるが、キーパーサイズは混じるのだろうか?

アングラーオブザイヤーは**除名**に決定!

2003年度アングラーオブザイヤーは**除名**に決定した。ワールドシリーズ最終戦はプレッシャーに押しつぶされてしまったようだが、今回は「リラックスして戦った」らしい。初日に増田に差をつけられたうえ、優勝までされたが、2日目3匹ながらも1,846gを持ち込み、総合10位に。第5戦までの貯金が効いて増田を振りきった。

現時点(19日22時)で本部からデータを受け取っていないので、詳細は不明だが、2位に増田聖哉、3位小野田賢一で2003年JBマスターズシリーズが終了した。

 

報告:NBCNEWS


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