日陰の雪も風裏ワンドの氷もすっかり消え、ようやく春の兆しが見えつつある3月2日の河口湖。去年は結氷のため1戦中止となったが、今年は順調にに最終戦を迎えることができたのだが・・・。
前日は低気圧の接近に伴い朝から雨。夜から豪雨に変わった。その雨はじゃっかん暖かく「水温・水位上昇→高活性」につがるのでは?と期待された。日付が変わる頃、雨は止んだが、低気圧が発達し明け方から強風が吹き荒れた。
7時にロイヤルワンドへ行ってみる。水位は10cmほど上がっている。水面は波と湖流が荒れ狂い泥濁りの帯がロイヤルワンド全体に広がっていた。春の嵐は湖に大きな変化をもたらしたに違いない。
漠然と「釣れそう」な感じを受けたが、ボートをステイできるか?この風で釣りが成り立つのか? 風があまりにも強い。グラブワンドで白波が立つほど。「こんなに荒れるのは年に数回」と地元の声。琵琶湖、霞ヶ浦ならともかく、ここで「風で中止」になる事はほとんどないのだが、すさまじい突風が吹き荒れる。一旦解散し10時までスタートを遅らせた。
予報では更に強くなるとのこと。ロイヤル岬~NBC桟橋内での競技も検討されたが、安全第一ということで、ノーゲームとなった。振り替え戦はなく、年間成績も第4戦までの結果で確定した。
なお、大橋内側限定で行われたショア大会は今期最高の釣果(11/40名がウエイイン)となった。春の嵐で何かが変わったようだ。
報告:NBCNEWS