先週末から急に春っぽい陽気となった富士五湖地方。前日から当日朝まで冷え込んだが、大会当日日中は暖かい日差しが降りそそいだ。
プラクティス期間中、この時期定番のアポロ沖・平野ではそこそこ釣れていたという。先週水曜日に500キロの放流があったが、サイズはまちまち。この時期のネイティブは800~1000gあり、それを狙った選手が上位を占めた。
優勝は、アポロ沖をクロステールシャッドの1/16ozジグヘッドで攻めた石井清光。同選手は、12月から山中湖に通いバスの動きを追った。プリプラクティス時、平野エリアで4キロ弱のパターンを見つけていたが、前日プラでウエイトダウンを確認。悩んだ末、大会当日はアポロ沖を攻め抜いた。他の上位陣も同エリアを攻めていたが、「ラインテンションを極力かけない」釣り方を見つけお立ち台の頂点へ。
今年からバックリミットが3本となったが、2キロ後半から3キロの熱い戦いとなった。明らかに放流魚と思われるバスも混じっていたが、上位陣が持ち込むグッドフィッシュの多くはきれいなネイティブが多かった。去年どうよう今年の山中湖も熱い!