大会当日はさほど冷え込みもなく、穏やかな天候に恵まれた。とは言え、1年で最も寒さが厳しい季節。そう簡単には口を使ってくれない。今年に入って3度目の琵琶湖トーナメントだが、またしても1本のビッグバスで決着が付いた。
今大会の参加者は104名。バスを持ち込んだのは12名で、バスの総数は13本。2位の市川哲也選手だけが2本のグッドサイズをキープした。
今大会の優勝は3,636gのグッドサイズをキャッチした杉山 寧選手。北のエリアに絞り込み、水深3~3.5mの枯れウイードをロングビルのジャーク&(タバコを1本吸うぐらいの)ロングステイで攻めて優勝を決めた。
2位の市川哲也選手は3/8ozのラバージグとジャンボグラブのテキサスリグでバイトに持ち込むことに成功。湖西エリアの4mラインにいたベイトフィッシュを意識したが反応が鈍く、同水深のピンスポットを攻めて結果を出した。
3位は今年からワールド入りの福島 健選手が入賞。サイトの名手としてその名を広く知られるようになったが、今回は実は大好きなエリアであるディープホールを3/8ozフットボールジグ+フラグラブで攻めて2,188gをマークした。
4位の岡野晃一選手は軽めのダウンショットに3inワーム、5位の芝田幸二選手は生分解ワームのWテールリーチをヘビダン(ワッキー)で使用してそれぞれグッドサイズをキャッチ。5位までが2kg台だった。
報告:バスマガジン編集部