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[インデックス][JB情報2004] [ JBマスターズ第1戦がまかつCUP]
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JBトーナメント2004
JB.マスターズ
第1戦
がまかつCUP

04月10日()~
04月11日()
河口湖(山梨県)

エコタックルルール適用大会

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トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真
 
ストーリー

スマッシュ礒野優勝! 

2004年4月10日~11日河口湖でJBマスターズシリーズ第1戦がまかつCUPが開催された。大会開催中に桜が開花~満開(奥河口湖方面はまだ3分咲き)となり春まっただ中の河口湖。しかし、今年の河口湖は全体的に釣れない状況が続いており、今大会も「2日間1本でお立ち台」と、ワールド初戦を思わせるタフコンディション戦となった。

季節

桜咲く暖冬傾向の冬が終わり3月へ。中旬に800g平均のグッドサイズが湖上放流されたものの、イージーに釣れる状況は長く続かなかった。4月に入り水温は10℃前後に。4日に雪が降ったものの、それ以外は安定した天候が続いた。大会前一週間で富士五湖周辺には一気に春が訪れ、各湖で鯉・ヘラブナ・ワカサギ・バス・ギル・オイカワなどが浅場で目視できるようになり、釣果も急激に上がってきた。しかし、プレッシャーからか、河口湖だけは、タフコンディションが続いていた。

DAY1(エコタックルルール)

朝の様子朝6時で気温1℃、9時で15℃、14時に20℃。冬から一気に初夏を思わせる陽気となった。午前中の天気は快晴・無風。タフコンディションに拍車を掛けるような鏡のような湖面。午後には風がでてきたものの、決してよく釣れる天候ではない。湖畔道路をまわってみても、ヒットシーンを見ることはなかった。

風景最近放流が行われていないため、局所に大船団ができる異様な光景はなく、全体的にボートは散り気味。畳岩・白洲・鵜の島周辺・大石~ハワイ・浅川エリアに満遍なくボートが浮いていた。いわゆる春の定番エリアが人気だった。

15時ウエイイン開始。やはり釣れていない。それは予想以上で、検量の列が出来ることはなく、425人中ウエイインできたのはわずか59名という寂しい結果に。

持ち込まれた魚を見る限り、3月中旬の放流魚がほとんど。春っぽいバスのウエイインは皆無に近かった。

藤田青亜 河野行伸 田中次男

この日のトップは3匹で2214gを持ち込んだM170藤田青亜。エリアは大石沖のブッシュ。見えるか見えないかのギリギリの半サイト。ダウンショットでプリスポーンバスを3本キャッチした。2位は3本で1,876gの河野行伸、3位は2本で1,834gの田中次男。12位の佐藤恭彦まで2本、以下59位まで1本というスーパータフコンディションの初日だった。

DAY2(通常ルール)

朝の様子朝の冷え込みはゆるみ朝8時から10℃を超え日中は18℃まで上がった。薄雲が所々に広がり、10時過ぎには弱い風が吹き始め、初日よりは釣れそうな天気となった。

唯一のヒットシーンスタート後、リリースフィッシュ狙いに半分近い選手が大橋内側へUターン。ロイヤルワンドにはボートが密集しまさにこれが本当のロイヤルワンド状態。ロイヤル~畳岩エリアに100艇以上がひしめき合っていた。9時の時点で最もスロープに近い位置に浮かんでいた水野哲史のエアレーターが稼働しているのと、 粕谷邦夫のヒットシーンを見ることができたが、ほかは全く釣れていないようだった。

10時過ぎ湖畔をまわってみた。さかなやワンドに浮いていた、小林知寛・ 柳栄次らが複数のバスをキープしていた。ロイヤルワンド組は沈黙していたが、他エリアでは釣れているのかもしれない。

増田 コバ 落合

13時ウエイイン開始。結果的に、この日はハワイ・大石エリアのバスが釣れたようだった。初日に多かった養殖バスは減り、緑色の濃い天然モノ放流やネイティブ化したバス、春っぽいきれいなバスがたくさん持ち込まれた。ウエイイン率もやや上がった。

この日のトップは4本で 2,756gの増田聖哉。エリアはロイヤルワンドの水路と畳岩。ロイヤルワンドは昨日の再放流魚狙い。大船団の中で一人3連発。釣り方にキモがあり、ヒントは「人と違うことをする」。朝イチ3連発したあと、畳岩で1本追加。いろいろなルアーをローテーションしたが釣ったのはメガバス・キャットキルと河口チューブの1/32ozジグヘッド。2位は同じく4本で2530gの小林知寛。さかなや前でパワーバルキーホッグ2インチのジグヘッドで3本、大石エリアをエバーグリーンSRミニで流し1本追加。3位は2328gのビッグフィッシュを持ち込んだ落合潤。単日TOP3がワールド勢。しかし、3名ともに残念ながら初日はノーフィッシュ。この3名以外も2日間釣った選手はほとんど居なく、順位予想は困難を極めた。

RESULT

お立ち台

優勝は初日27位、2日目6位の礒野恒二郎。2位は初日18位、2日目20位の川越忠之。3位は11位、39位で望月康彦。12位までが2日間ウエイインした選手。川越忠之は2日間の合計がわずか1788g。重量計では川越を上回る選手が多数いるが、みな単日の結果である。河口湖において1匹の価値がこれほど高かったトーナメントは珍しい。

優勝の礒野恒二郎は2001年マスターズ第1戦で2位に入賞している。その時のコメントで「 北陸のスマッシュ礒野です。明るく楽しく笑いを大切にシェイクしています。さぁみんなでシェイクしましょう! 」とあったが、今回もスマッシュシェイクで釣ったという。プリスポーンバスに効果的らしいスマッシュシェイクの動画はこちら。

次回マスターズ第2戦サンラインCUPは05月08日( 土 )~09日( 日 )舞台を山中湖に移して開催される。

 

報告:NBCNEWS冨樫H


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