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[インデックス][JB情報2004] [ JBマスターズ第3戦JBCUP]
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JBトーナメント2004
JB.マスターズ
第3戦
JBCUP

06月05日()~
06月06日()
霞ヶ浦(茨城県)

エコタックルルール適用大会

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トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン
 
ストーリー

1位 eW7 渡辺新吾  

2004年6月5日~6日茨城県霞ヶ浦でJBマスターズシリーズ第3戦JBCUPが開催された。初日は晴れ、2日目はちょうど梅雨入りし、ぐずついた天候の中での戦いとなった。
季節はアフタースポーン。本湖しゅんせつエリアでのビッグウエイトが期待できる季節。しかし、ここ数年、非常に厳しい状況が続く霞ヶ浦本湖。ビッグワンの可能性はあるものの「なにより1匹」が重要となる。となると、サイズはともかく、魚に触れる可能性が高い「川」に選手が集まる。今大会も、キーとなったのは桜川、恋瀬川、北利根川(常陸利根川)だった。優勝のSHINGOこと渡辺新吾も、初日桜川、2日目北利根川がメインエリアだった。

DAY1(エコタックルルール)

クリックで拡大 終日晴れ。気温20~28℃。さわやかな気候を通り越し、暑い一日。南西の風が吹き付けたものの、大荒れになるほどでもなく、アルミボート組もエリア制限を受けることがなかった。

今大会も、北利根川が大船団になるのかと予想したが、それはハズレた。スタートを見ていると、思いのほか北側へ向う選手が多かった。その理由は桜川や東浦の恋瀬川が人気エリアとなっていたからだ。もちろん北利根川も人気で、シャローは等間隔でボートが浮いている状況だった。

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1位 M145 澳原潤
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2位 M416 岩崎広
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3位 M45 前山智孝
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4位 M373 市川哲也

14時に検量が始まる。検量の列ができることはなく、早いペースで進行する。結果、検量率28%。リミットメイクはおろか、最高で3匹。検量した99名中70名が1匹と、予想以上の厳しい結果となった。

この日のトップは澳原潤 。和田・美浦のしゅんせつ1.5~2.5mをガルプ4インチヌードルのヘビーキャロライナリグで攻めるという王道パターンを組み、2匹ながら2934gを持ち込んだ。2位はルーキー岩崎広。北利根川のシャローをガルプ・クローラーのワッキー、ノーシンカーで流し3匹で2650gをキャッチ。同選手は第2戦初日も2位と、勢いに乗っている。そして3位は琵琶湖の前山智孝。恋瀬川のアシのエグレをエコスワンプで攻め2匹で2532g。4位は崎浜から牛渡周辺のアシを軽めのテキサスリグで浮き気味のバスをとった市川哲也。5位の青木大介以降は、500~700gのバスが多く、その多くが川で釣られたようだ。

DAY2(通常ルール)

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朝6時のTVニュースで、梅雨入りすると言っていた。窓の外は曇天だが、隣接する千葉県の南部では既に雨が降っているもようがTVに映っていた。しかし、前線北上のスピードは遅く、午前中はなんとか曇天のままだった。朝の気温は19℃、最高気温も23℃とすごしやすい一日だった。天気的には釣れそうな感じだったが、スタート後しばらく無風が続いた。12時前から弱い風が吹き、小雨がぱらついたが、このタイミングで釣れだしたという声が多かった。

13時検量開始。「雨の影響か、タックルが自由に使える影響か、初日より検量の列が伸びた」と、第2戦とまったく同じ文章を使える展開となった。

検量は146名。率41%。リミットメイク2名、3キロオーバーが5名。バスの総数も初日の倍近く持ち込まれる結果となった。

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1位 eW7 渡辺新吾
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2位 M123 中島成典
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3位 M92 恩田馨
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4位 eW23 市村直之
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5位 M138 大西清

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6位 W7 江口俊介
 

この日のトップは渡辺新吾。和田のクイでキッカーを獲ったのち、北利根で4本釣りリミットメイク。今大会ブッチギリの4770gをマーク。2位は琵琶湖の中島成典。恋瀬川のアシをファットイカノーシンカー・テキサスリグで攻め3830g。アウェイ組の活躍が目立つ中、唯一気を吐いた霞の恩田馨が3412gで3位。今週末のイースタン戦に参加のため、エリアなどは「ヒミツ」とのこと。4位は河口湖の市村直之。北利根川でカットテールノーシンカーでキーパー3本、麻生の岩盤2.5mにて3/8ozフットボール+ゲーリー4インチDTグラブでキッカーを獲り3238g。5位は山形の大西清。東浦テトラをエバーグリーンMoDoワイルドハンチで流しキロアップ3本の3160gを持ち込んだ。

6位の江口は北利根手前のアシをパワーホグ3インチショートスプリットで釣りリミットメイクした。前日同様、キーパーを複数持ち込む選手の多くは桜川・北利根川。キロ~1500クラスを単発~2匹持ち込むのは、東浦・本湖しゅんせつなどが目立った。

 

総合成績

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初日トップの澳原潤が第一フライトのため、すぐに検量に来た。 2本で2,022gと前日の結果から見て文句なしのウエイト。しかし、無情にも、ぞくぞくと後続の選手が軒並み2キロ後半を持ち込んだ。初日2位の岩崎が1466g、3位の前山が無念のノーフィッシュ申告。そして最終フライトの渡辺新吾が、4770gを持ち込んだ。澳原との間に、13名が割り込み、渡辺新吾の逆転優勝となった。

非常に厳しい戦いが続く本シリーズ。早くも折り返し点を通過。現在の年間ポイントTOP5は以下の通り。ルーキー岩崎の後をワールド勢が追う展開となっている。

1位 岩崎広 523p
2位 川越忠之 507p
3位 小林知寛 500p
4位 藤田青亜 496p
5位 佐藤利行 491p

次回第4戦ダイワCUPは7月3日~4日。場所は同じく霞ヶ浦で開催される。

報告:NBCNEWS冨樫H


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