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[インデックス][JB情報2004] [ JBマスターズ第4戦ダイワCUP]
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JBトーナメント2004
JB.マスターズ
第4戦
ダイワCUP

07月03日()~
07月04日()
河口湖(山梨県)

エコタックルルール適用大会

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トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真
 
ストーリー

 

2004年7月3日~4日山梨県河口湖でJBマスターズシリーズ第4戦ダイワCUPが開催された。台風の接近に伴い、会場を霞ヶ浦から河口湖へ急遽変更。結果的に、台風の影響はなかったが、ボート移動やタックル準備などの面で選手の多くが混乱するという波乱の幕開けとなった。

前回第3戦2日目に梅雨入りしたものの、梅雨前線はどこへ行ってしまったのか。梅雨らしい雨は降らない河口湖。今年は例年以上に気温も高く、暑い日が続いている。水温も25℃と、すっかりサマーパターンに突入している。雨は降らないが、西湖からの放水が長く続いているため、水質はそれほど悪くない。ワールド戦開催の頃に比べればかなり改善されている。

河口湖といえば「放流魚」が毎回キーになるが、最近の放流は6月25日に行われた。しかし、この魚は、26、27日開催のプロアマ・イースタン河口湖Aでだいぶ釣られたらしく、簡単に釣れるのは残っていないと言う。

今回キーとなったのは「過去放流」と呼ばれる魚。文字通り、以前放流され、元気に生き残っているバスの事。これらの居場所・釣り方を見極めることが今大会のキーポイントだった。

DAY1(エコタックルルール)

クリックで拡大 終日晴れ。気温19~29℃。7月頭の河口湖にしてはかなり暑い一日。しかし、湿度は低く平野部の暑さほどの過酷さはない。朝のうちは風もなく、タフコンディションを絵に描いたような状況。

スタートを見ると、橋内Uターン組みは通常より少ない。多くのボートが外に出た。昼前に湖畔をまわってみる。ワールド戦で熱かった白須にポツポツ、鵜の島東に船団、さかなやワンドは思ったより少なめ、小海~パセオの一帯にズラリと並んでいた。

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町の大きなイベントと重なったため、帰着は通常より1時間早い13時から行われた。343名参加で検量は59%、内1~2匹半数、リミットメイクが11名と予想通りのタフコンディションとなった。

この日のトップはエコワールド高滝湖戦から好調を維持している瀧本英樹。橋内・漕艇場・ハワイの各エリアで過去放流をサイトでキャッチ。8本キャッチで2904g。使ったのは各種ライトリグ、ワームも10種類以上ローテーションしたらしい。2位は福島健の2828g。ハワイ流れ込みにまわってくる過去放流をバークレーガルプ2インチグラブでキャッチした。3位の中島成典はスポーニング絡みのサイトがメイン。エリアは小海・ハワイ・丸栄でトータル2708gを持ち込んだ。4位は去年の第5戦河口湖ウィナー鈴木隆之。小海より奥側のエリアでスポーニング絡みのサイトをメインとし2606g。5位は水通しの良い岬・張り出しの4~5mラインをリミットメイカーハイパーストレートのダウンショットを攻めた入谷高広。以上が初日のTOP5。20位の富村貴明までが2キロオーバー。500g1本でポイント獲得と、非常に厳しい状況だった。

DAY2(通常ルール)

クリックで拡大 天候が変わることが多かった今年のマスターズ戦2日目だが、今大会は2日間変わらぬ天候となった。会場大池公園では11時頃まで無風だったが、奥河口湖方面は朝から風が強かったらしい。この日も、橋内Uターン組みは比較的少なく、多くが外へ出て行った。

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13時検量開始。結果、全体的な釣果はほぼ横ばい。目立ったのは初日には見られなかった3本のビッグフィッシュ。この日のトップ大滝正秀を筆頭に2位の三角祐司 、3位の岡部輝行が2キロフィッシュを持ち込んだ。大滝正秀は産屋の水中島7~10mブレイクで4インチグラグの5gジグヘッドでキャッチした。この他にも、(推定)50オーバーを「バラした・切られた」話を多く聞くことが出来た。

注目の初日上位陣だが、3位の中島・4位鈴木のサイト組みは、ともに風に泣かされ痛恨のノーフィッシュ。1位の瀧本は3本で単日36位。初日6位の神谷がリミットメイクし2キロを超えたが、その直後初日2位の福島が2360gを持ち込み、発表を待たずして優勝が確実となった。 

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今回の上位5名。1位 福島健 、2位 神谷勇紀 、3位 丸山雄介 、 4位 柳栄次 、5位 前山智孝 。 優勝の福島健は去年のクラシックチャンピオン、JB最重量記録保持者、など輝かしい戦歴の持ち主だが、その歴史にマスターズウィナーが加わった。

総合上位5位のパターン詳細は別ページに掲載するが、基本的には全員「過去放流狙い」だった。桟橋・溶岩・ウィードなどのシェードに着くバスをライトリグで食わせる方法。フィーディングやネスト、ディープのネイティブ系の釣りも単日でハイウエイトを出せたが、2日間安定した成績を出すのは難しかったようだ。

まだ一度もウエイインしてない選手も居ると思われる厳しい当シリーズも残りあと2戦を残すのみ。暫定年間順位は山形の大西清がトップにたった。2位はおなじみ河口湖”星人”小泉、3位に長野の瀧本英樹、4位5位は琵琶湖の前山智孝・中島成典が続く。

暫定順位 氏名 ポイント計 重量計
1位 大西清 681p 10,074g
2位 --除名-- 673p 10,634g
3位 瀧本英樹 662p 10,024g
4位 前山智孝 639p 9,268g
5位 中島成典 615p 10,556g

次回第5戦デュエルCUPは9月4日~5日に山中湖で開催される。

報告:NBCNEWS冨樫H


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