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第1戦

JBトーナメント情報2005

JBマスターズ
第1戦
がまかつCUP

ストーリー

04月02日()~
04月03日()

山梨県 (河口湖)

エコタックルルール適用大会
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ストーリー

1位	M38	福山哲也

2005年4月3~4日河口湖でJBマスターズシリーズ第1戦がまかつCUPが開催された。去年の第1戦はちょうど桜の開花のタイミングだったが、今年は一週間早く、まだまだつぼみの状態。しかし、大会前一週間は、冷え込む日もなく、着実に春へ近づいている状況。

今年はまだ一度も放流が行われていないため、狙いは完全にネイティブ系のバスとなる。ワカサギ・へらぶななどはすでにシャローへ差してきている状態。バスも、越冬場所からミドルレンジへ徐々にあがってきているタイミングでの開催となった。

2日間とも数は少ないものの、ビッグフィッシュ連発の検量となった。優勝は1406g+1904gの福山哲也。去年からめきめきと頭角を現してきている名門日大チャートリュース所属の若手。去年のクラシックで2位、そして今大会優勝と波に乗る。

DAY1

初日朝 1位	W38	市村直之	3,072g	2匹2位	W3	福島健	2,262g	1匹3位	M116	明楽賢一	1,644g	1匹

天気は曇り。朝の気温0℃。日中は10℃まで気温が上がった。放流地点に船団ができることもなく、畳岩・グラブワンド・白須・鵜の島・ハワイ~漕艇場・浅川の春の定番エリアにボートが散らばった。

14時検量開始。さすがに数は少ないが、持ち込まれる魚の多くはネイティブ系のきれいな魚体。キロアップは当たり前で2キロオーバーも。合計34匹で平均1,106gという春らしい結果となった。

この日のトップは市村直之。ブレイクに絡む縦系マンメイドストラクチャーを狙い、ガルプドーバークローラーのダウンショットで2キロフィッシュ、ゲーリーエコ4インチグラブ1/8ozジグヘッドでもう1本追加。唯一2匹持ち込みぶっちぎりの3072g(200gペナ)を記録した。

2位はJBイチのビッグフィッシュ男福島健。ハワイの流れ込み前の魚を狙い、なんとラスト一投で2262gをキャッチ。帰着時刻が迫り、最後のキャスト後、後かたづけを行っていたら釣れていた。あまりのパワーに鯉と思いこんでいたが、寄せてみたらバスだった。ビッグフィッシュ男の引き運恐るべし。使ったルアーは1/32ozラバージグに3インチリングワームをセットしたもの。

3位は1,644gの明楽賢一。エリアは白須。水面に瀕死のワカサギがいるスポットで、ワカサギのそばにミノーをキャストし放置。隣の選手としゃべっていたら「ゴン」と来た。

釣れた選手の多くはミドルレンジの縦ストラクチャーに潜むバスをジグヘッドスイミングやミノー・シャッド系でキャッチしたようだ。また、帰着間際に釣れたという声も多かった。

DAY2

2日目朝 1位	M17	市村修平	3,250g	2匹2位	M217	内藤剛	2,226g	1匹

雨の予報だったが、見事にはずれ。終了後、雨と寒気に襲われたが、大会中はポカポカ陽気に恵まれた。この日も全体的な傾向は初日と同じ。白須・ハワイ~漕艇場が人気エリアとなった。

通常2日目のウエイトはがた落ちするが、今回は2名増の35名がウエイイン。暖かさに誘われてバスがあがってきたようだ。

この日のトップは市村修平。漕艇場近くのマンメイドストラクチャーをビッグベイトで狙い、マイキーとジョインテッドクローで1本づつキャッチ。唯一の2本持ち込みで3250gをマークした。

2位は2キロオーバーを持ち込んだ内藤剛

RESULT

JBマスターズ第1戦がまかつCUPTOP5

初日のTOP4が2日目痛恨のノーフィッシュをくらい、2日間通して釣れた選手はわずか8名。2日間で2キロ越えがお立ち台のボーダーとなった。

優勝の福山哲也は、初日漕艇場エリアのマンメイドストラクチャー、2日目は長崎の2.5mストラクチャーをマーズバチワーム1/32ozジグヘッドのスイミングで攻め1本づつキャッチした。

2位は、同ポイント総重量負けの千葉隆。狙いはシャローへの上がり口にある柳・オダなどのマンメイドストラクチャー。プラクティス時はジャークベイトパターンが効いていたそうだ。本戦では、初日戸沢エリアのストラクチャーで1454g(エコスワンプ)、2日目ビーフリーズ78SPで1762gをキャッチ。

3位は長博康。白須エリアのシャローをうろつくバスを狙った。ガルプ3インチクローラーのノーシンカーリグを、泳いでいるバスが止まるであろう、カバー類にキャストし、初日1222g、2日目1404gでプロ戦初のお立ち台へ。

4位は茂手木祥吾。エリアは浅川の3~4mブレイク。他選手のプレッシャーを避けるボートポジションをとり、スクワレル61SPとサターンワームJHで1本づつキャッチ。

5位は瀬戸康宏。前日プラで漕艇場~ハワイエリアの枯れウィードをGPSに入力。本線ではそれらをガルプ3インチで攻め、初日1442g、2日目806gをキャッチし5位。

放流なき春の河口湖の厳しさと、「ネイティブ狙い」というバスフィッシング本来の楽しさ・厳しさがよく現れた大会だった。年間成績を争う上でキーとなった第1戦。ポイント獲得者は60名。この中から来年度TOP50メンバーが現れるのか!?第2戦サンラインCUPは 05月28日()~29日() 山中湖 (山梨県)で開催される。

報告:NBCNEWS H_togashi

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