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JBトップ50第5戦ゲーリーインターナショナルCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2006

JBトップ50
第5戦
ゲーリーインターナショナルCUP
ストーリー

福岡県 遠賀川

10月20日(金)~
10月22日()

JB2006 INDEX

ストーリー

上流エリアを制して江口俊介選手が今シーズン2勝目!

すべてが決まるJBトップ50ファイナルゲームが北九州の遠賀川で開催された。大会が開催された3日間は穏やかな秋晴れに恵まれたが、ゲーム展開は波乱の連続。今年のトップ50シリーズを象徴するような一戦となった。

大会初日は川口直人選手がただ1人5kgの壁をクリア。竹内三城、鈴木利忠両選手が4,435gの同ウエイトで続き、7位までが4kg UPを持ち込んだ。

2日目は中~上流エリアをメインにバタフライのテキサスリグなどで攻めた今江克隆選手が5,425gという遠賀川レコード(1日のウエイト)をマークし、2日目を終了した時点で暫定トップ。そしてこの日持ち込んだ2,006gで今大会のビッグフィッシュ賞を獲得した。

最終日はスコアを崩す選手が続出したが、結果から見れば総合1、2位は3日間を通して上流エリアを攻略した選手だった。江口俊介選手は初日の午後1時過ぎまでノーフィッシュと苦しいスタートとなったが、上流の水深5mラインをカットテールのダウンショットで攻めてラストタイムにグッドサイズを4本キャッチ。2日目以降は最上流のサンドバーを攻め、ダウンショットをメインにしながらもファットベビークローのテキサスリグでキッカーとなるキロフィッシュをキャッチして、3日間トータルで11,261gを持ち込み、開幕戦に続いて今シーズン2勝目を上げた。

一方、竹内三城選手は「流れの通る深い場所」でおなじみのケムケム1/16oz(ライトラバージグ)やダウンショットリグを使用。初日、2日目は最上流エリア、3日目は筑豊線鉄橋周辺で結果を出して準優勝を果たした。

ワールドチャンピオンは赤嶺吉蔵選手に決定!

大会2日目を終えて、シリーズ年間成績暫定トップの藤木 淳、同3位の小森嗣彦両選手選手が予選落ちというサプライズがあった。この時点で赤嶺吉蔵選手が暫定トップに立ち、2日目に今大会のトップウエイトを持ち込んだ今江克隆選手、そして昨年度の最終戦を制した福島 健選手たちが追い上げた。
しかし、第4戦までのトータル獲得得点で優位に立つ赤嶺選手は最終日も中流のバンクとハンプをワンナップジャッドの腹掛け、ゲーリー・ベビークローのライトテキサスなどでキーパーを8本キャッチ。大きなプレッシャーの中でウエイトを伸ばし、2,786gでフィニッシュした。ライバルたちがスコアを崩す中、最終日6位という成績で10年目のワールドチャンピオンに輝いた。

第2位は今大会の優勝で大きくジャンプアップした江口俊介選手、第3位は後半に猛追した今江選手だった。

 

レポート・写真:バスマガジンK

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