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JBマスターズウエスタンリーグ第2戦デュエルCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2006

JBマスターズウエスタンリーグ
第2戦
デュエルCUP
ストーリー

岡山県 旭川ダム

06月10日()~
06月11日()

JB2006 INDEX

ストーリー

優勝

カレントを利用して最上流域を攻略。長瀬照之選手が6,588gで圧勝!!

6月に入ってようやく本来の調子を取り戻してきた旭川ダムでJBマスターズ・ウエスタンリーグ第2戦が開催された。大会2日前に降った雨の影響で中~上流エリアに少し濁りが回ったものの、大会が開催された2日間は穏やかな天候に恵まれて水況も少しずつ回復。2kgクラスのビッグバスが多数持ち込まれた。

今大会で注目されたエリアは、水温の上昇とともにグッドコンディションのバスが回遊し始めた最上流域と、6月1日に解禁になったばかりの小森、曽母谷の2つのワンドである。

最上流域は濁りが回ったために1週間前と比べてその爆発力は低下していたが、今大会のウイナー・長瀬照之選手は2日間このエリアで粘り通した。メインリグは、ベイトタックルにセットした6.5inカットテールのノーシンカーと、1/32ozの自作スモールラバージグ。狙ったのは流れの中にある石裏に付くグッドサイズ。下流側から石の上流側へキャストし、流れに乗せて石裏へルアーを送り込むアプローチが的中。初日はノーシンカーで3本、2日目はノーシンカーとスモラバで各1本ずつ。持ち込んだバスは2日間で5本ながら、6,588gのハイウエイトをマークして今大会の頂点に立った。開幕戦ではウイナーと同ポイントの準優勝という悔しい結果だっただけに、見ごとそのリベンジに成功した。

初日にグッドサイズがキャッチされた小森、曽母谷の両ワンドは、やはりフィッシングプレッシャーが高く2日目は失速。全体には江与味橋周辺の中流域から下流域で他の上位入賞者は結果を出した。

準優勝の田渕秀明選手はスポーニングを意識したゲームを展開し、中流域のワンドを中心にダウンショットリグやスモラバ、ノーシンカーをローテーションさせて2日間で8本のキーパーをキャッチ。流れが当たっている岩ではダウンショット、サイトフィッシングではノーシンカーのエコスワンプでバイトに持ち込んだ。

3位入賞は琵琶湖のビッグバスハンターとして知られる金田達雄選手で、初日は3/8ozのスピナーベイト(ラオウ)を使用したストロングパターンで2本2,840gをキャッチ。2日目は同スピナーベイトとライブインパクトのジグヘッドリグで2本1,660gを持ち込んで上位入賞を果たした。

フィッシングプレッシャーに弱いと言われる旭川ダムだが、強豪揃いのマスターズでグッドサイズが続出。これからサマーシーズンが楽しみだ。

報告・写真:バスマガジンK

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