2006年度JB開幕戦を制した北大祐

3月4日～5日河口湖にてJB NEOマスターズ第1戦釣りビジョンCUPが開催された。去年発足した「友好別団体」NEO・MAXシリーズは、今年JBに合併されての開催となる。当シリーズは若手の活躍の場を作ろうという趣旨で開催され、今年も全大会ルマーマガジン誌が完全独占取材を行う。今回は釣りビジョンの取材も行われ、メディア露出の大チャンス到来となった。

初日は天気こそ良かったものの、朝6時で氷点下6度。日中も3度までしか上がらなかったうえに冷たい風も吹き非常に寒い一日となった。検量に並んだのは僅か9名。横山朋毅が3本3,122gをマークした。

2日目も朝は寒くロイヤルワンドの一部は凍っていた。しかし、日中は気温が10度まで上がり、風さえ避けられればかなり春っぽい陽気となった。この時期の大会は気温の上がる12時以降がキーになることが多いが、2日目は13時帰着。そんな影響もあってか、検量は1名少ない8名で2日目を終えた。初日トップの横山朋毅が900フィッシュを1本持ち込んだものの、初日6位の北大祐が2736gを持ち込み僅か1ポイント差で逆転優勝した。

来週のマスターズ戦にもエントリーしている選手が多く、お立ち台インタビューは非常に歯切れの悪いものだったが、シャローのサイトやミドルレンジで釣った話が多く、湖の中は春の気配が漂っているようだった。

報告・写真：NBCNEWS　H-togashi